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フクエマイマイを手に乗せる

2019.04.30 (Tue)
フクエマイマイの巨大♀を恐る恐る手に乗せてみました。
そっとノギスを当てると、66mm~67mmというところです。
首を伸ばせばもっといくのかもしれませんが、
羽化直後はムクロ先端が非常にもろいので、
まだしっかりとは計測できません。
誤差が大きな計測になっていますが、
60mm後半であること、65mmを超えていることは間違いありません。
また、マイマイカブリは羽化直後~餌を食うと、
更に少し大きくなったりします。

fukuemaimai3-1.jpg
ただただデカイ、凄い、怖いほどの体格からにじみ出る威圧感。
また、超究極ド完品です。そりゃそうです、WF1なのだから。
あぁ、この光景が、採集の延長線上にあって欲しかったとは思います。
でも、そういうドラマが無くても、マイマイカブリのこのレベルのデカさのものは、
ドラマを超えた存在感・ロマンを感じさせてくれます。

fukuemaimai3-2.jpg
エリトラが横に思いきり膨れているので、
ブルーのラインがムクロ付近まで続いて怪しげです。
また、胸部の両サイドにも青が出ており、
とても美しいと感じます。

fukuemaimai3-3.jpg
流石にこの体格になると、首も太く、力強さを感じます。

我が家にいる64mmと比較して、格段にデカイ。
しかし、それでも66や67という数値のようですから、
68から上、そして70クラスは、
これが小さく見えるようなデカさなのでしょう。
絶対出したいと思います。

maimaiosu5.jpg
昨日蛹化を確認したオスを掘り出しました。
正確には、オスだと思って掘り出しました、
やはり、オスでした。判別できるようになってきました。

この個体は、腹部の体積があるので、
やはり大きめの♂になりそうです。

fukuemaimai蛹室
ホンマイマイカブリは、本当に大きな蛹室を作ります。
脚がものすごく長いからでしょう。
これは、上の蛹がコバエシャッターミニに作った蛹室です。
ほぼ円形であり、蛹の8倍くらいの広さがあります。
底面はまっ平で、クワガタの常識外の形状をしています。

現在、20頭の幼虫が順調に成長しています。
これらが無事に育っていくと、
オスは60mm超級が連発、
メスも65mm超級が連発しそうです。
その中で、70mmに迫るものが出てくれればと思います。

恐らく、今日か明日に、期待の巨大前蛹が蛹化します。
この蛹がでかければ、
フクエマイマイカブリの更に先が見えそうです。

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マジヤバい

2019.04.28 (Sun)
昨日仕事から帰宅して恐る恐る人工蛹室の蓋を開けると、
マイマイカブリはやはり色づいていました。

伸びるのは分かっていましたが、
膨張率は想像以上で、
見たことの無いサイズの巨体が横たわっていました。

ワイルド大型♀も含め、
現在我が家には5頭の福江島産のメスがいます。
この個体は6頭目になるのですが、
頭一つ抜けてデカいです。

190428福江メス③-1

190428福江メス③-2

190428福江メス③-3
まだふにゃふにゃで絶対に触れません。
3日後位から、手に乗せられると思います。
サイズが楽しみですが、65はサクッと抜いてくると思います。

さて、そんな絶好調な福江島産マイマイカブリの繁殖ですが、
190428福江メス③-4
今日も6卵を得る事が出来ました。

オスに偏るので、数を得られるようになって安心しました。
多頭数飼育ならではのゆとりも感じられるようになってきました。

6卵を産んだメスは、流石にスッカスカに軽くなっていたので、
これから入念にトリートメントを行います。

福江島産マイマイカブリ、大台いったか!!

2019.04.27 (Sat)
福江島産マイマイカブリの本命が羽化した。
これが3♀目になる。

1♀目は、割と平凡に育ち、64mmになった。
2♀目は、餌に苦労し62mm~63mm位に落ち着いた。

さほど変わらないではないかと思われるかもしれないが、
2齢までの短期勝負であるため、
小さな差が大きな結果の違いになってしまう。
変態の様子はダイナミックだが、
飼育はとても繊細で緻密。

さて、餌の確保が再度できるようになり、
順調に育てられたメスが蛹化、
それが本日羽化を迎えた。

福江マイマイ最大個体190427
ひゃっほおおおう!脳汁が止まらないぜ!
デカすぎる腹部、圧倒的な体高!!

朝から動機、吐き気が止まらない、カフェインを大量摂取した気分。
この高揚感、もうマイマイカブリブリーダーを名乗ってもイイと思う!

これは、自己ベストを超えると思う。
しかし、70mmには全く届かないんじゃないかとも思う。
ナナマルの壁は予想通りに高い。

ただ、
現在前蛹の♀は、これよりもデカかった。
ぽっと出で巨大個体が出るのもいいのだが、
着実に記録を更新していく感がブリーダー心をくすぐる。

この個体、腹部だけで並のホンマイマイの全長はある。
もう採集家には戻れないかもしれない!

今期の失敗

2019.04.21 (Sun)
brdroom190421.jpg
半分が美しいボトルです。
半分、入れ替えたからです。
4月の交換は過去にありません。

さて、ホペイについては、まだ1つも蛹になっておらず、
形の面で成功しているのかどうかはまだ見えていません。
まずは、血統を磨くという面においては失敗したくないものです。

ブリードについては、テンションが上がらない現状となっています。
ブログを書く気も起きないのですが、
こういうことこそ書き残しておかないといけないと思い、
頑張って記録をしようと思います。
多分、今年の冬から来年の新年頃に良い教訓になるものと思います。

これまで、我が家は3本返しをしてきました。
1本目は800、2本目は1400、3本目も1400としてきました。
これで安定した成果を出してきました。

さて、去年はちょっと違う飼育法を試みました。
1本目は800、2本目は1100、3本目も1100としました。
体重については新系統のパワーが影響していることも
ありますが、良く乗りました。
また、3本目が実際は不要かと感じました。

今年はそういうことで、
1本目800、2本目を1400にして、
2本返しにすることで、幼虫へのストレスを減らす、
そういうことを狙いました。

ところが、3月に気温が急降下し、
ブリードルームの温度が低いままでした。

今は蛹室を作り始めているので、
蛹化が1.5ヶ月ほど遅れたことになります。
これにより、菌糸瓶が温度上昇とともに著しく劣化しました。

この1.5ヶ月の違いは非常に影響の大きなものとなりました。
理由は、去年であれば1.5か月前に掘っているからです。
つまり、菌糸瓶の状態が劣悪になる頃には前蛹になっており、
良くない状態の瓶から出してスポンジ蛹室で管理、
としていたわけです。

今年は、急速に劣化が始まったボトルの中で、
さてこれから蛹室をつくろうかという幼虫がスタンバっていたのです。

綺麗であった瓶は2週間で黄色に変わり、
半分が暴れました。

暴れた幼虫を掘り出してみると、どれもダニが付いており、
菌糸瓶内の劣化、ダニの発生でかゆがり、
暴れたものと見られます。
ちなみに、ストック瓶もあったのですが、
これも1.5ヶ月あと倒しにして使っていますので、
程よいしっとりかんではなく、ふかふかに近い感触になっていました。
従って、4月の頭に暴れ瓶に入れたものも、
暴れを続けていました。

ただし、救いようが無い状態にはなっていません。
4月の頭に暴れ瓶にいれたものは、
暴れたものの体重は維持しており、
徘徊したことによりダニがとれて美肌になっていました。

35gクラス⇒31g級
32gクラス⇒27g級
27gクラス⇒24g級

これくらいの体重減が生じています。
とはいえ、蛹化直前であるため、
そんなにちっさい個体にはならないとは思います。

必要、不要という観点では、
2本羽化という考えは間違っていませんでした。
そのまま蛹室を作っているものが半分はいます。

しかし、リスク回避という観点においては、
瓶内の劣化とダニの発生という大きなリスクを背負うことになりました。
今年は、形に拘った年なので、
74mmクラスで最上形状が出てくれれば満足とできますが、
来年はサイズ・幅・厚み全てを兼ねたモンスターを狙うことがテーマになりますので、
来年これが起きなくてよかったと思います。
来年は、きちんと3本羽化で持っていってやりたいと思います。

sambares190421.jpg
我が家で蛹が全く出ていないかと言うと、
そういうわけではなく、1頭は蛹が出ています。
サンバレスオオヒラタです。

酷いものです。
小さいし、頭が体長に対し更に小さい、
顎は細く、長い。
期待している形の真逆方面に行きました。

それにしても、ブリードの感覚というのは不思議なものです。
このサンバレスオオヒラタの蛹は70mm位あります。
言ってもオオヒラタなので、ずっしりとしています。
が、これを見ても大きいとは感じません。
ちいせぇなぁと思います。

これよりも、はるかに小さく、軽い、
40mm位のマイマイカブリの蛹を見ると、
でけぇ!と思います。
虫によって、サイズ感が異なって感じられるのは、
いいことだなあと思います。

ホペイでは、サイズを狙うことが半分難しくなりましたが、
マイマイカブリではまだサイズを狙えています。
先日巨大化した2頭の幼虫は、
2頭ともパンパンに膨らんだ状態で円滑に蛹室を作りました。

そして、オスの蛹が色づいてきました。
顎先が色づいてきており、
ここからは早いので、
3日後くらいには再び新成虫を拝めそうです。
このオスには、さほど大きな期待はしていません。
十分デカイ♂を複数作れたので、
オスについては少しお腹いっぱいになっています(笑)

期待が爆上がりしているのは、
その5日後位に羽化するんじゃないかと思われる♀の蛹です。
これは、60mm台中盤に達する・・・・と思いたい!
いずれにしても、
楽勝超大型という印象では無いです、デカいですが。

そのメスが羽化をすると、
ある程度マイマイカブリ飼育の今後のハードルの高さが分かりそうです。
もしそのメスが65mmに達したら、次の目標は68mmにしようと思います。
ですが、65mmで止まる可能性も高いか!?と思っています。
理由は、虫は縦にだけデカくならないからです。
横にもでかくなるので、数ミリの違いに雲泥の差を感じることが有るのですが、
体格も凄いことになっていくのであれば、
60mm後半への道は遠いのかもしれません。

3日前、菌糸瓶が届きました。
こうかんしなきゃなぁ~と憂鬱な気分になり、今日交換をしました。
今日は、カタツムリが届きました。
直径が4㎝もある巨大なものです。
テンションが非常に上がりました。
大きく出てきた2齢にこのサイズを食わせれば、
今までチマチマ大きくしてきた手順が省かれ、
飛躍的にデカイマイマイカブリを出せるかもしれないからです。

maimaikaburiraretu190421.jpg
観賞用マイマイカブリです。
メスは全て60mmをサクッと超えており、♂も59mm以上です。
こんな風景を拝める日が来るとは思わなかったからなぁ~、
引き続きマイマイカブリについては入魂していきたいと思います。

ブログのタイトルを変えた方がいいかもしれない2019年

2019.04.14 (Sun)
引き続きホペイに変化はありません。来週末から気温が20度を超えるみたいなので、そこから変化してくるでしょう。全幼虫が、蛹化に向かってスタンバイだけしているような状態です。まぁ~形はそんなに外さないと思いたいのですが、化け物じみたサイズは今期は少ないかもしれません。意外とオスが少なくて、50頭前後の♂が羽化してくるという状況です。系統数もそんなに多くは無いですが、それぞれに一応のテーマは持っています。その通りになる系統が1/3でもあればいいなと思います。

さて、マイマイカブリは拍車をかけて絶好調です。産卵用の床材を変えたのですが、新ブレンド床材で採卵が加速しています。やはり、採卵は楽しいですね。去年のこの頃は、ハナムグリの採卵に精を出していました。特に、多少工夫しないと産まない種類については、狙いが当たった時のしてやったり感が大きく、育てるかどうかとは別に無性に採りたくなります。

昨年の秋から冬においては、1ヶ月に1個から3個の卵が得られれば大成功、というのがマイマイカブリ飼育でした。昨年の冬からは、その採卵した卵たちの孵化率を上げる工夫を凝らしていました。大型マイマイカブリ程、無難に産ませたければ砂だな、と感じます。これまで飼育したものを振り返ってみても、

・ヒメマイマイカブリ⇒何でも産む
・ホンマイマイカブリ(本土)⇒ピートなど腐敗しない性質の床材ならOK
・ホンマイマイカブリ(山口県以西)⇒床材にうるさい、砂なら産む
・福江島マイマイカブリ⇒砂でないと産まないけれど、砂でも産むとは限らない

デカいマイマイカブリの難しいところは床材の性質で、
現在1か月で本気を出せば3♀から20個ほどは得られそうな勢いなのですが、
床材については常に気を配ってなければいけません。

【ホンマイマイカブリが好む産卵床材】
・固くて、ふかふか
・目が細かくて空気をよく含む
・良く湿っていて、びちゃびちゃにならない
・腐らない

こういう、恐ろしく矛盾した条件を好みます。
また、産地を問わず50mmを超えてくると、
ケース内に流木を入れる必要が出てくると感じています。
何かにつかまって、前足で体を押し、腹部を潜らせるからです。

福江採卵状況190414
福江島産のマイマイカブリの卵がずらり。
ちなみに、採卵用の床材と、卵管理用の床材も別質です。
これが叶う日が来るとは!
このステージに立たないと、
率の問題で夢の70mmへ近づきにくくなります。

続いて、幼虫飼育でも床材を変えないといけません。

【ホンマイマイカブリが好む幼虫飼育床材】
・ふかふかしていて、高湿度である
・繊維質であり、床材中に空洞を作りやすい
・粘土質でない

やはり、そこそこ矛盾した性質を兼ねた床材を好みます。
特に、中に簡単に空洞を作れるかは非常に重要で、
そのために繊維質の床材を使うことが望ましいと感じます。
カタツムリを食べ、パンパンになると潜るのですが、
遅いもので潜って3日、
早いものだと潜って2日で加齢します。
恐ろしい速さなので、この間に即脱皮用の部屋を作れる必要があります。
幼虫は柔らかく柔軟なので、空間が丈夫である必要は無いようです。
気を付けたいのは、挽回ができないということです。
パンパンになったら、それ以上餌を食うことが絶対にありません。
徘徊させて痩せさせても、もう一度食わせて太らせる事が出来ません。
短距離走的な飼育になります。
孵化から2齢になるまで7日間の勝負が第一関門です。

【ホンマイマイカブリが好む蛹化用床材】
これが最大の関門でした。
何種類の床材を試したか分かりません。
パンパンになった2齢を、刺激しないように蛹化用のマットに移します。
ここでも、徘徊させて痩せさせると元には戻せないので、
どれだけ各変態の継ぎ目を無くすかが大型作出の肝のようです。

福江前蛹190414
・粘土質である
・湿っている感は柔らかくもぐりやすい
・乾くとガチガチに固まる
・目が非常に細かいが、湿るとそこそこの粒になる

気に入った床材にしてやると即潜り、
モグラが掘り起こしたような土隆りができるので、
無事に蛹化ステージに入ったかどうかは目視で分かります。
気に入らない床材だと徘徊を続け痩せます。

原理が良く分からないのですが、
幼虫⇒前蛹の間に膨らみます。
空気でも入れているようです。

福江マイマイカブリ蛹♂0414
先日特大の♂が蛹化しました。
60mmを超えるんじゃないかなぁと思います。
蛹化時も床材はそこそこ重要で、
スポンジのような目が粗く引っかかるものは良くありません。
蛹化不全を起こします。
蛹化不全以前に、蛇腹の造りでギザギザしている幼虫の各部が引っかかり、
体がちぎれて死ぬことが「多々」あります。
画像は撮っていないですが、膨大な失敗もありました。

オアシスのような引っかからない質感が良く、
理想はカブトムシの蛹室の壁面のような感じです。
固く、つるつるしていることが重要です。
また、前蛹から蛹化への変化において縦の長さは短くなるものの、
横幅は2倍程度になります(足が横に出る為)

ヒメマイマイカブリの蛹室はクワガタの蛹室のような形で、
幼虫のサイズ相応のサイズなのですが、
ホンマイマイカブリの、特に山地性のものになってくると、
蛹室は円形に近づいていき、
幼虫の体の長さの1.5から2倍の直径の部屋を作っています。
これは、蛹化の時もそうですが、後述する羽化の際に意味があるようです。

クワガタのように蛹化については繊細では無いので、
多分平面でも普通に蛹化します。
前蛹は非常に光に敏感なのと、
背中が接する面に凹凸があると暴れまわるので、
オアシス人工蛹室なんかが理想なのかもしれません。
いずれにしても、幼虫の体長や横幅に対し、
過剰に幅広縦長な部屋を作ることが大切です。

福江メス蛹190414
昨日、これは65いったか!?
というこれまでで一番大きな♀蛹が誕生しました。
仕上がりも抜群なので、心が躍ります。

ちなみに、この状態は触れない状態です。
クワガタの蛹だと、粉を吹いてからは触っても大丈夫です。
マイマイカブリの蛹は粉を吹きませんが、
福江メス1号蛹色づく前
これはかなり内部が形成されてしまっていますが、
触角の周り、脚の周辺などに黒い筋のような色が付きます。
こうなってからは、触っても大丈夫です。
ただし、脚がスーパーデリケートなので、
ゆがめたり折らないように細心の注意を払う必要があります。
この頃はまだ開拓が甘く、この個体は向かって右の触覚が、
顔に乗っかり、前方に折れ曲がってきてしまっています。
※これは無事に羽化し、成虫としての仕上がりに影響はありませんでした

福江♂蛹羽化直前
マイマイカブリの蛹はここまでしか色づきません。
このタイミングで触ると、なんと足をじたばたさせて動いてしまいます。
そうなったら、終了ですので・・・・
顎先が色づいてからはもう何もやってはいけません。

そのために、
蛹を羽化用床材に移す際、
人工蛹室は十分納得のいくものを作っておく必要があります。
縦については、蛹の3倍ほどの長さが有った方がよく、
横についても3倍ほどの長さが有った方が良いです。
理由は、脚が伸びるからで、
羽化の際に足の長さが倍になります。
ビフォー
ビフォー

アフター
アフター、
同個体です。

この足が、特に山地性のマイマイカブリや、
九州のマイマイカブリは長いので・・・・・
先述した円形に近い蛹室になっているのだと思われます。
ちなみに、この画像の蛹室はまだ狭く、
横幅が狭いことにより、
中脚がエリトラを押し、エリトラの1部が凹む個体がありました。

マイマイカブリの蛹化直前は、
先ほど紹介した通り、
福江♂蛹羽化直前
大半が白いまま、つまり柔らかいので、
どこかに体をひっかけて反転する必要がありません。
まっ平な床面でも反転ができます。
横幅が十分な蛹室を用意してあげたいものです。

福江1号固まった後
大型の新成虫はたまらないく美しいので・・・・
次に羽化するメスは、更なる迫力を有してくる可能性が高いと思うと、
引き続きマイマイカブリについては入魂して累代しなければと思います。

さて、そろそろサイズや飼育法も改善が頭打ちになってくるかと思いきや、
現状順調に平均羽化サイズを伸ばせそうです。

現在蛹になっている♂は、
複数羽化しているオスの中でもトップクラスのサイズになりそうです。
♀もこれまで羽化の中で最大サイズになりそうです。

今加齢した2齢幼虫はもうカタツムリにもぐっていますが、
♂についてはこれまで通り大きなサイズ、
1頭の♀であろう幼虫は2齢加齢時においては、
更に大きな幼虫となっています。
これらを円滑に太らせ蛹化に持ち込めば、
オスは平均的に60mmクラス、
メスは60mm後半が見えてきそうです。

流石に、、ここまでのめり込むと、
ブログのタイトルを変えた方が良いかもしれない、
という記事が続きそうです。


さて、そんなに絶好調なマイマイカブリ飼育ですが、
1つの不安が鎌首をもたげてきています。

2016年、ホペイは不作でした。
福江島に行ったからです。

仕事柄、そんな休みは取れません。
1年計画して、息絶え絶えながら行った遠征でした。
健康を省みず、毎日2時間の睡眠で採集をしました。
5月のことでした。
旬の時期で無いながら、複数の♂♀を得られました。

その亡骸がまだあるのですが、
♂は最大で59mm、メスは最大で59mmでした。

60mmと思いたかったのですが、
直面した現実は、さほどデカくなかった・・・でした。

あんなに死ぬ思いをして採集をしたのに、
ホペイも1年潰したのに、福江島で逆に珍しいサイズしか採れていない。
マイマイカブリに限らず、
人生の虫履歴はいつもこんな感じです。

ビギナーズラックっていうのに、
1度くらいは恵まれてもいいよね!?

これだけマイマイカブリという虫が好きなわけですが、
つまり、私は・・・・

福江に遠征したオサムシ採集家達が感じる、
でっけええええ!!
を、体験していないのです。

夜ライトでバナトラを照らすと、
うおおぉおおお!!
これを経験していない・・・・・。

掴みとって、
すっげーーー!これがオサムシのパワーか!?
という圧倒的存在感を・・・・
ご家庭で満喫しそうになっている。

五島マイマイに遭遇する驚きって、
マイマイカブリに人生の一部を捧げたなら、
絶対に通らないといけない、
或は通りたい儀式的なイベントではないのか!?

現在我が家のマイマイカブリの最大が64mm。
夢のある数値です。
この先を見たいし、この先が野外で普通にあり得るからです。

今年は、秋に休みが取れそうなんです。
福江に行くしかありません。
今度本気を出せば、また死ぬ思いをするでしょうが、
60mm後半に出会える可能性は十分にあります。
根拠の無い自信ではなく、
2016年以上の情報を得ているからそう思うのです。

が、
それまでに我が家で65mm超えが誕生しそうなのです。
これって、大丈夫か?

我が家で70mmに迫るものが羽化してしまったら、
福江で巨大マイマイカブリに遭遇し、
うわぁあああ!でけぇええ!!
と脳汁がぶしゃーとなるべきところが、

あ、まぁそうでしょ、福江だもんね、うん。
とかいう反応になるんじゃないか。
それは、嫌だなぁ。。。

マイマイカブリ飼育を始めたころは、
どうせ野外のサイズには及ばないんだから、
大きくなる福江のマイマイを育てて、
中々得られない50mm後半や60mm前半が出たらいいな。
という感じでした。

飼育に没頭するうちに、
いつしか65mmアップを本気で狙いにかかっている訳ですが、
いま王手がかかっているこれが実現した結果、

福江行かなくていいや
とはなりたくないなぁ~~~。

ただ、これって私の虫ライフにおけるサダメなのかもしれません。
虫の神様は、
「お前には恵まないよ、作れ」
と言っているように感じる。

現に、
福江ではなくて、
夏のボウソウ・モンロー採集の方に興味が移りつつあるのだし・・・・
気分も、
ボウソウのデカいのを採りたい!
ではなくて、
ボウソウで得られれば、産ませてデカくすればいいや、
になりつつあるし・・・。

ということで、
引き続きマイマイカブリナナマルへの道を進みます。

そろそろ辛抱ならなくなってきた

2019.04.09 (Tue)
蛹化がまだです(憤)!



昨年2週間遅れで採卵し、
今年の3月の氷点下の日々に窓を開放していた・・・・・
という頷かざるを得ない背景があるとしても、
もう世間(笑)は蛹化どころか羽化のシーズンに差し掛かっている訳です、
我が家はそういう兆しも無いのです、あぁ~ハラハラするのを通り過ぎて、
だんだんだるくなってきたヨ。
待ち合わせに知人が3時間遅れてきている気分だ。




さらに、マイマイカブリが絶好調


・昨年⇒やったぁああああ卵が1つとれたよひゃっほおおおう!

・現在⇒あ、7個出た。。






カタツムリの旬になるまで自粛しなければ。。
とりあえず現在飼育中の5頭の幼虫と、
7個の卵の内孵化したものを育てて、
あとはカタツムリが徘徊するシーズンまでおとなしくしようと思います。

そうしないと、マイマイカブリの泥沼に足を取られて、
本当にホペイから足が遠のきそうです。




現在、大きなマイマイカブリの前蛹が
蛹化までカウントダウンという感じになっています。



・去年⇒顎太くでてくれぇ~、そして仕上がり良くあってくれー!
     と不眠が始まったこの時期。

・今年⇒70mmに近づいてくれればいいなぁーマイマイカブリが。
     と熟睡する毎日


よくよく昆虫飼育の趣味的生活を振り返ってみると、
様々が違い過ぎる今年。




・去年⇒今年産ませるためには、このセットでいこう、
     材は・・・・・・

・今年⇒ふふっ、この床材とこの床材をブレンドし、
     この床材をふるいにかけて目を細かくし・・・・


・去年⇒顎数値をキープしながら、顎を曲げるためには、
     この部分がこうなる必要があるから、血統の組み合わせは・・・

・今年⇒そろそろ、マイマイカブリに系統名を付けよう!


・去年⇒う~ん、この種親はたまらない、次世代が楽しみだ。
     系統の組み合わせはどうしようかな・・・・
     今年は台形顎を狙いたいなぁ・・・・。

・今年⇒やはりマイマイカブリの新成虫の所有感は果てしない、
     次はこの張った菱形胸部を固定してみよう・・・








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・色々やべぇな。
なんとか、ホペイ飼育のモチベーションのきっかけを探さないと。


そういうことで・・・・
早く蛹化してください!
蛹化スイッチが入れば、僕のホペイを頑張るスイッチも入るんです!

寒すぎるでしょ

2019.04.02 (Tue)
寒すぎるでしょ、完全に冬の天気です。
このところ夜は1度や氷点下、春っぽくない。

ホペイの蛹化は当然遅れているのですが、
忙殺されているので気にはなりません。
気にしないで失敗しないように、
とりあえず先日全てのボトルを逆さまにしましたが、
暴れていません。そのくらい寒い。


ホペイ熱は全く下がっていないのですが、
マイマイカブリ熱が上がり過ぎてちょっとだけホペイが霞んでいます。

ここまで手ごたえを感じ続けてきたマイマイカブリの飼育。
ここにきて、現状「仕方のないこと」にも直面しています。

採卵は上達しましたが、どうしても3/5位の確立で卵が孵化しません。
孵化しない卵はキレイに透き通っており、
孵化する卵は白濁しています。
掘り出しの際のダメージも軽減できていると感じますが、
卵がかえらない率は変わっていません。
これは、仕方のないことで、
こういう受精状況が良くない卵が産まれるものなのかもしれません。

福江マイマイの1サイクル目は2♂4♀でした。
時間も経ち、きちんと測る機会もあったので、
数値を乗せておこうと思います。

オス①・・・58mm
オス②・・・58mm
オス③・・・60mm
オス④・・・62mm

メス①・・・64.2mm
メス②・・・60.7mm

こういう結果でした。
オスの62mmは、オスの中では群を抜いて巨大です。
トータルレングスだけではなく、
体積などについても他と別格という印象です。
そもそも初齢・2齢の段階からデカく、
育て方が上手くいったというより、素質が良かったという感触です。

メス①についてはデカいですが、
まだ大きくできたという印象です。
メス②はカタツムリが切れた中で良く60mmをキープできたと思いますが、
カタツムリがあれば64mmに行ったかというとそうも感じません。
むしろ、64mmの方は、まだ床材などについても模索の段階で、
よく達したなというサイズです。

結果は嬉しい・残念、など感じる事は色々あるのですが、
結果よりも過程で感じたことの方を大切にしたいです。

1サイクル目の飼育を経ての感想は、
①まずはワイルド並の大きさに達したため成功はしたな
②意図的にデカくできていないな
この2つです。

福江に採集に行ってきたとき、
メスの最小は55mm、オスの最小も55mmでしたから、
現地のワイルドの最小を全て超えているのでOKでしょう。

意図的にデカくできていないということについてですが、
飼育を開拓し切れていないのはもちろんそうなのでしょうが、
クワガタのように菌糸を選んだりと餌に工夫ができないので、
5種類のカタツムリを餌にし対照実験はやってみたものの、
餌が生き物なので、飼育において工夫すべきは、
如何に餌をマックスまで食わせ如何に円滑に蛹化に持ち込むかだと思います。

温度については、
20℃未満で飼育してきているので、
盛夏にどう影響するかはこれから検証します。
九州採集においては、クソ暑い日にデカいものが採集できており、
涼しい日に巨大個体に出会ったことが無いことから・・・・
暑い方が良いのかとも思います、これは1つの楽しみです。

話は変わって、写真が無いのですが、
第二サイクルの幼虫2頭が蛹室を作っています。
孵化から蛹室を作るまではこれまでのマイマイカブリ飼育の中で最短でした。
従って、写真を撮る暇がありませんでした。
幼虫は、基本潜って餌を食うからです。
幼虫が餌を求めて徘徊するというシチュエーションが無かったんです。
最初の方は飼育が新鮮で観察しまくりましたが、
このところガチでサイズアップを狙っているので放置を耐えられるようになりました。
感覚も得てきたので、幼虫が見えないことがむしろ良しとなってきました。

初齢から2齢までが5日、
2齢の期間が5日か6日、
蛹化ケースに入れてから蛹室を作るまでが1日、
超最短で飼育ができています。

2頭両方、飼育過程で後悔はなく、
ここまでの自身の対応は100点です。
ですが、これまでよりデカくなるかと言われると・・・・うーん。
小さくはならないと思いますが、というレベルです。

また、気になっているのは、
昨年数が採れた福江×福岡のハイブリッドの1頭で、
別に幼虫が突出してデカかったわけでもなく、
さほど円滑に変態に向かったわけでもなく、
暴れもあったのに60.2mmになったものがいました。
他は59mmに集中したため、
この1頭は他よりも一回り大きく、
縦横にも厚いのでデカいと感じます。
この個体は、期待もしていなかったので成虫になるまで放置し、
掘り出し驚いた1頭でした。

こういう意図していない成功がポツポツとあることから、
WF1においての飼育には、
オオクワのWF1で大型を狙うのと似たような感覚を覚えます。
餌とか、温度管理とかは、それはちゃんとしていないといけないのですが、
デカくなる奴はデカくなるし、ならないのはならない。
体重も100%還元されるわけではなく、
え、この体重から75mm?とか、この体重で68mm?
なんていうのが起こるWF1飼育と同じような感覚を感じます。

従って、
本気でマイマイカブリ70mmを狙うためには・・・・
いや、ブリーダーとしてはそれじゃ面白くないんですよね。
1つのゴールは60mm台後半の羽化であり、
数値の1つゴールは70mmに達する個体の羽化なんですが、
飼育の最大のゴールは、60mm後半が当たり前で、
70mmが3頭程いる、そういう結果を眺める・・・・
で、そういう数値が普通になっている、という練り込まれ方を狙いたい。

とまあ堅苦しい表現をしたものの、
平たくゴールをまとめると、
ずらっと並んだマイマイカブリを眺めながら、
今日はどの60mm後半を手に取るかな~という愉悦に浸りたい。

そのためには、
そろそろ飼育方法の改善だけではダメな気がしてきています。
幸い、根拠なくデカくなったメスと、オスが1頭ずついます。
これらを交配させ、
デカくなりやすい血統を作る必要性を感じています。

マイマイカブリでデカくなるものは、
それでも背景にあった根拠をたどると、
・幼虫が中々加齢しない
・幼虫がやたら食べる
・2齢が圧倒的にデカイ
・もともと卵が同腹の同時期採卵のものと比べて1・5倍

この3つは確かにな、という根拠としてあります。
そして、これら4つの要素は、
意図的に作れていません。

ですから、
これらの4つの成長過程をたどったものを記録し、
そういうものを選別していくことが大切なのかな、と思います。

さて、
1つ最後に気にかかっていることが有ります。
それは・・・
現状、
62mmのオスよりも、60mmのオスの方がカッコイイということです。
そして、64mmのメスよりも、60mmのメスの方がカッコイイということです。
60mmのオスは胸部が張っており青く、たまらない所有感です。
60mmのメスはサイズは控えめでこそあるものの、
ムクロの面積が広く幅が非常に広い個体で個性的です。
巨大マイマイカブリが沢山いるのでそれぞれを見ると、
胸部の形状、腹部の形状、ムクロの形、体の厚み、脚の長さに
かなりの違いがあり・・・・
形状至上主義のホペイブリーダーの性分のせいで、
ただデカくてもな・・・という得体のしれない欲張りが出てしまいます。

どちらも・・・はまず無理だと思うので、
まずはサイズを出してからだと思いますが、
サイズが出たら今度は形状固定。
実は、今ホペイの飼育の間を潰す良い息抜きと思っているマイマイカブリ飼育は、
自身にとって恐ろしく長い道のりの入り口なのかもしれません。





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