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滑り込みセーフのノルマ?達成!

2018.07.31 (Tue)
繁忙期になってしまったので、仕事と睡眠以外が出来なくなってきました。
こうなってくると日々が飛ぶように過ぎていくもので、気づけば7月の終わりに
差し掛かっていました。流石に、そろそろ割り出しの旬を逃してしまうので、
これはまずいぞと焦りの気持ちを抱きながらとうとう8月を目前としてしまい、
今日は相当腹をくくって割り出しに当たりました。

まず、GX50-Gの2サイクル目を割り出してみました。
まぁ、2セット目ですからそんなには期待をしていなかったのですが・・・・
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スーパー採れました(爆)

GX50-Gのメインラインの1メスは先日33頭程産んだので、
この21頭と合わせて、54頭も産んだことになります。
かつて無い爆産・・・・・・!!



この段階で、かなりきつかったのですが、
全部やりきってやろうと引き続き残りの新品ボトルのカウントダウンをしながら
割り出しを続行しました。
次に割ったのは、GX50-G×GX50でした。

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26頭も採れました(焦)
結果を十分期待できる数だと思います、これも爆産というレベルかと思います。


まだ菌糸瓶には余りがあるので、
今度は順昌の2サイクル目を割ってみました。
メインのメスです。
既に20頭以上採れているのと、順昌なので、
そんなに多くを期待はしませんでした。


IMG_578718.jpg
12頭採れました。
殆どが初齢で、まだ卵も2,3個あったので、
15頭位と思ってよさそうです。
これも、十分な数だと思います。

菌糸瓶が一瞬で無くなってきましたので、
ブリード仲間に連絡して、GX50-Gのインラインのもう1セットは、
セットごとあげちゃうことにしました(爆)

私の方では、ある意味GX50-Gよりも奇跡の系統である、
順昌をもう少し採りたいという気分があり、
順昌NLをもう1セット、これも2サイクル目を割ってみました。

その割り出し後の撮影は発送に追われて行いませんでしたが、
13頭採れました。

今年は、届いた菌糸瓶の内の数本の状態が悪かったため、
10本弱の菌糸瓶を捨てました。
約190本程度の菌糸瓶を追加注文した分と合わせノルマとして、
あと1本が余っているというジャストな頭数を得る事が出来ました。

卵で割り出したものは、採卵セットのケースに、
マットと一緒に戻しているので、
1週間もすればケース底に幼虫が見られそうです。
その内期待できるラインの取りこぼし幼虫を残りの1本に入れて、
今年度の採卵・幼虫割り出しについてはノルマ達成です。

なんとか、7月の内に瓶に投入し切る事が出来ました。
もう、体中が痛い。。
結局、1日80本~90本に投入するという、
ラッシュ割り出しになりました。

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大変ですが、やはり割り出しは楽しくワクワクさせてくれるので、
それなりにホペイブリードのスイッチをもう一度押してもらうことができました。

IMG_5788181.jpg
沢山幼虫が見られて、どれから取り出そうかという感じの割り出しはやはり楽しいです。
そういえば、一昨年か去年に、ある仮説を持っていて、
それでうまく幼虫の確保数を増やすことが出来ればブログで公開するつもりでした。
結構、好感触を去年今年と得られているので、
どこかで書くかもしれません。
今日は、もう肩があがらないので、
自分の毎年の記録の為の記事、ここまでにしておきます。。。
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GX50-G祭り

2018.07.30 (Mon)
GX50-Gがエライことになっています。
今日は6時に起きました。

明日は休みなので、多少はクワガタの管理が出来そうです。
今年は蛹化の時期から羽化の時期までが長く、
辛かったので、自分のことがロクに出来ていません。
採卵セットも、割り出しについてそろそろ焦りを感じ始めたので、
明日のお休みにでもスパートをかけ割り出しをする予定ですが・・・
前回、1回で90頭弱の交換をした結果、
体中が痛くなる(当たり前ですね)という災厄に見舞われたため、
今回は少し分けてみようと。

まぁ、それで今日は気軽にGX50-Gの2ライン目を割ってみよう、
そんな感じで早起きをしてみた訳です。

2017年度誕生のGX50-Gのインラインを行っている方は、
私を含め2名しかいらっしゃいません。

GX50-Gのオスを単品で持っている方は他にもいらっしゃいますが、
メスが5頭しか採れず、そのうち1メスをプレゼントし、
4頭のうち、また1頭を先に述べたもう1人の方へ贈った為、
私のところのストック♀は3♀でした。
その内1♀を麒麟と交配していただき、しかし種切れであったため、
GX50-Gの♀で我が家で交配できたものは2♀です。

もちろん、GX50-Gのメスにおいて、
少ない中から選別したとはいえトップ2のメスを、
インライン2代目として使用しています。

トップのメスからは、先日割り出しを行い、
1つのセットから30頭超の幼虫を得る事が出来ました。
また、このラインについては即採卵セット2セット目を組んだため、
これから10頭程度は採れてくる見込みです。

今日は2番手のメスのセットの割り出しを行ってみました。
まぁ、20頭弱かなぁ、という気分でしたが・・・

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合計33頭の幼虫を得る事が出来ました。

気軽に、軽いところから割り出すつもりが、
超重労働に・・・・
腰は痛いし、朝から疲れました。。。

この感じで行くと、GX50のインラインが80頭程度得られる感触です。
GX50-Gの一番お気に入りの個体については、
スペックではなく自分の好みとしてこれ以上の個体が出るイメージが持てない、
と感じたものでしたが、
その感覚はまだ引きずっているとして、
流石にこれだけとれると、でも親越えの個体はでるんじゃないか・・・・
なんて少し期待が膨らみました。


アウト交配法①

2018.07.23 (Mon)
そういえば、去年、2018年度の交配が上手くいけば、アウトの交配法を紹介する予定でした。アウトの交配においては、物凄く様々な要素を考えて交配する為、全てを書ききれませんので、好評であれば続編を、不評であれば、氷山の一角だけお見せして終わろうと思っています。文字だけのブログになりますので、他者の飼育環境や観点に興味があるコアブリーダーの方なんかには一定興味を持って見て頂けるかもしれませんが、成虫を沢山見たい方にとっては退屈な記事だと思います。また、全てを記録すると恐ろしく長い記事になってしまうので、湿度や温度や添加や菌糸の粒子の荒さ等細か~い点には触れない予定です。とりあえず、再現性が高いものをご紹介してみたいと思います。

私が交配で意識をする大分類的項目は、分かりやすいところであれば、顎の形状、オス成虫の平均的サイズ、縦横比率、肌質、縦幅等に絞ることができるものと思っています。細かいところでアウトで気になる要素は、100項目以上あるでしょうから、全てについて言及していくには2年はかかるんじゃないかと大袈裟ではなく思ってしまう程です。また、そういうのを無根拠な感覚で選ぶ場合ものあるので、そもそもこの手の話は正解が無いものであるとも思っています。ただ、そう言ってしまえばそこまでの話なので、出来る限り分類は簡素化し、一定結果を出した見解について記録を残してみようと思います。

今回は、顎の形状に焦点を絞り、現在の見解を自己満足的に残してみようと思います。顎の形状については、私は、狙いたい形状を使わないことが多いです。それよりも、顎の形状がマッチするかどうかという観点を持って組み合わせを作っています。丸顎と丸顎や、ストレートロングとストレートロングを掛けて、同方向性を狙いながらにして丸くなかったりストレートで無かったりする個体が出てくる率は結構下がってきます。丸顎と極太ストレートを交配した場合は次世代は本当にどうなるか分からないという感覚があります。極太と湾曲を交配し、極太湾曲を出したいという気持ちには大変共感できるのですが、少なくとも私のところではそのような交配において上手くいったことは稀です。それよりも、似たような顎シルエットを交配すると、いい所取りが出来ることが多いという印象です。

ちなみに、数値化すると、去年のアウトによるアタリラインの率は65%程度、今期のアウトにおける成功率は正確に80%です。では、似たような顎とはいったいどういうことなのか。現在私の中で脳内言語化できている範疇で表現をするならば、影絵にしたときの顎のシルエットが似ているかどうかということになりそうです。顎の内歯の形状や、うねり、水かきの発達、厚みなどは勿論気にして、親の組み合わせ選別を行いますが、それよりも、一番気にしていることは何かと問われれば顎のシルエットになりそうです。顎のシルエットについては、ほぼ完全に合致する程に拘って交配を組むようにしています。その代わり、内歯の体積や向き、顎の中盤の太さや面積、厚みについては先ずは考えないようにしています。

私は、アウトでは凄い個体を狙うよりも前に、外さない組み合わせという狙い方をします。その中で、超爆発を狙うことがありますが、それは基本的にこの2年は外しています。では、超爆発を狙わなければよいではないかということになるんですが、まぁ確かに損得で行けばそうなんでしょうが、そこを狙ってしまうのがブリーダーとしての病気なところなので、これはある種の不可抗力であると思い、この賭けにでる性分については一定諦めているところがあります。賭けは行いますが、固く抑えたい時に付いては、このように、顎のシルエット、特に外縁の形状が同方向性であるもの同士を掛けるようにしています。

楽しい夢いっぱいな交配は思いきりワクワクさせてくれるものですが、翌年のハズレ個体連発の現実には向かい合いたくないので、私は実は毎年の交配の8割は泥臭く地道な交配をしています。このAとこのBを足したらすげぇだろうなぁ、そういう感覚はかなりの昔に夢が多数粉砕したことにより消失しました。それよりも、この顎とこの顎の形状交配であれば、伸びしろが更に出来るのではないだろうか、そういう交配を行っています。つまり、一定狙っている形はあれど、こういう形が出るはず!と思ってブリードをしていることは振り返ってみればほとんど無いということになります。つまり、足し算的に形状を考えていないということと、数値を狙って叩き出すよりも、伸びしろを次世代で更に大きくするようなことを意識しているのかもしれません。

さて、この顎の相性について、まず一番信用できるのはオス親です。ですから、オス親については特に細かいことを気にしないで選出することにしています。別にF1でバラけが激しいラインであっても、気に入った形状であれば躊躇なく使うという方法を取っています。非常に神経をすり減らすのはメス親の方です。

私は、メスの選定に3時間程度を掛けることは珍しくありません。ただし、それはインラインでのメスの選別における取り組みです。アウトライでのメス選別については、インラインとは全く異なる観点で選んでいます。というのは、先に述べましたが、私は顎のみに照準を絞った場合、顎のシルエットが似ているもの同士を掛けたいと考えます。ところが、メスはオスとあまりにも異なる形をしているので、そのメスが似たシルエットの顎系質を有しているのかが大変分かりにくいものです。ですから、メスについては血の濃さを最優先してアウト交配をしています。いや、この表現は実は100%感覚に沿っていないように感じます。累代が浅くても、兄弟のオスの顎の形状の方向性がどれも似ている場合は、そういうメスを使うことが有ります。つまり、メスについては、このメスからは極太がでるかも!とか、デカいのが出るかも!ではなく、このメスは太いのを出すのかデカいのが出すのかは分からないけれど、でも、こういう顎形状の子どもはまず産むだろう、という形状の安定性を優先して選別しています。さて、一度平たくまとめてみたいと思います。

【アウトライン-顎編】
(1)気に入ったオス親を選出する
(2)そのオス親の顎のシルエットをよく観察する
(3)同様の顎のシルエットを多産しているラインのメスを導入する

つまり、例えば、円形の丸顎を狙いたいとすると・・・・・
(1)おお、この円形の顎、凄く美しい!なんていうオスを選別
(2)曲線部分が多いのか、角張って丸く見えるのか、そういうのを、
  外縁のシルエットに注目し、こういうシルエットの顎!と理解する
(3)そういう形状を多数出していそうなラインのメスを探す

こんな手順になっています。
上の例でいけば、従って、丸くてデカくて太い!とかいう欲張りを考えることはまず無くて・・・・それよりも、この雄と、このラインのメスをかけたのだから、太くならないかもしれないし、頭もでかくならないかもしれない、ディンプルもでるかもしれない、羽パカもでるかもしれない、と様々なネガティブ要素、失敗の想定をしても・・・・・”でも、顎が丸いのは絶対に出るだろう、どちらの血が出ても、良血統のネガティブ因子が発現しても顎が丸いのは出るだろう”という突き詰め方でアウトの親オス・親メスの選出を行っています。

ただし、これだけでは実に保守的なブリードをすることになり、流石につまらなさが極まってきます。そこで、私は、顎の伸びしろに注目するようにしています。顎の伸びしろというのも、これまた抽象的な表現しかできないのですが、私は、逆台形を狙ったり、ストレート包丁タイプを狙ったり、丸顎を狙ったりするときに、実は先述した内容と矛盾する用ですが、そのような形のオスを使わないことがこのところ増えてきています。最近は、丸くもなれるし、ストレートにもなれるし、角顎にもなれる・・・・そういう、中庸な顎形状のオスを親に使うことが増えてきているように思います。そのような何にでも化けられそうな顎を使うと、顎がパワーアップしやすいように感じます。恐らく、太く出たときに、どのような形にも転じられるために、蛹にかかる負荷も少ないのではないかと思われます。

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湾曲タイプに見えます。

AIMG_771512.jpg



しかし、顎開きにすると、実は顎の幹の部分は、
かなりストレートで有ることが分かります。

この個体は、別に太く見えません。
これは、顎幅は最短で6.7mmでした。
ちなみに、頭は29.0mmでした。

GX50-Gの親であり、GX50-Vの親であり、GX50-Xの親です。この個体には、もちろん顎以外の要素もあり、それについて、今度、暇が出来れば書いてみようと思っているのですが・・・・如何にでも転じられる顎を使うことで、顎の形状の変化の柔軟性を活かしたり、顎の幅の数値を次世代でパワーアップさせるということを最近は考えるようにしています。少なくとも、今この画像を見ながら考えても、この個体を親にして、丸顎が出るイメージも湧くし、ストレートバズーカ顎が出るイメージも持てる、角顎が出るイメージも持て、長い顎がでるかもしれないし、短歯もでそうだと思えてしまうのです。そういう、どれを言われても、まぁ、出るんじゃない?なんて言えてしまうような絶妙な形状をした親・・・これを期待の出来るメスに掛けるというのが最近のアウト交配法の一つでした。

とはいえ、ここまで頑張って書いておいて、まだ顎のシルエットにしか言及出来ていないのが恐ろしいところです。流石に長文で疲れたので、続きはもしも気が向いたら。。

敢闘賞

2018.07.21 (Sat)
今期の種親の紹介です。
と言っても改めて紹介するようなものでもなく、
昨年ブログで公開しまくった最強のGX50-Gです。

GX50-G
IMG_574618.jpg
今年10頭前後の顎7mmを羽化させましたが、
それらを見た眼で見ても全く問題なく一軍であることを主張する親です。

IMG_574818.jpg
恐ろしいのは、この親から恐らく、100頭弱の幼虫がインラインで、
60頭弱が血の近いアウトラインで採れているということです。
また、この♂は、4♀にしか交配していませんので、
まだまだ披露しておらず、重たいままです。

現在しっかり回復させています。
スペックを凌駕して形状で語ってくる親虫です。

今年は、結局北峰のオス親は2頭しか使っていません。

GX50-G
IMG_573918.jpg
上のオスと兄弟なので確かに似ているなぁと頷かせてくれる個体です。
これの方が頭幅が小さく、28mm台です。
顎幅はこちらの方が勝っており、顎の体積も非常に大きな1頭です。

IMG_574018.jpg
こちらの方に、ややゆとりを感じる為、
強烈なメスはこちらのオスに当てています。
これからは、GX50とのアウトラインを1ライン採っています。
これはまだ割っていませんが、20頭位は取れるんじゃないかと思っています。

これらはよく頑張ってくれた、
今年の種親敢闘賞を上げたい個体達です。

また、今期は使用していませんが、
来年GX48A-KCの形状を、血の方向性を変えず磨くために温存している
種親がこちら。

GX48A
IMG_576318.jpg
究極のバランス、各部のカッコ良さだと思います。

IMG_576118.jpg
このようなバランス、形を大切にしながら、
来期以降形を更に磨いていきたいなぁと思います。

ここから先のおよその展望

2018.07.21 (Sat)
我が家の系統は、これまでアウトラインばかりでした。今年2018年度においては裏年のメインラインも作る事が出来たので、
ここからインラインも増やしていく予定です。ただし、インラインをやるにしても、いずれにしても狙っていくのは毎年のレベルアップや、毎年のポジティブな驚きです。優良個体の率には拘りたいですが、金太郎飴化するところまでは煮詰めないようにしていこうと思っています。親よりかっこいいかも!?とか、へぇ、こんな形もあるんだ!?なんていうのは、毎年確実に抑えたい感動です。

今年は何と、GX50のインラインが採れませんでした。採りたいというより、採った方がいいという損得勘定でインラインの交配を行ったのですが、これが空振りました。全然ガッカリせず、納得してしまったのが恐ろしいところです。そこまで入魂していたわけでもないですし、先述したように次世代を見たかったわけでも無いです。ただ、アウト交配で威力が高いラインのインラインを持っておいた方がいいなということで交配しており、内心楽しみではないブリードでした。あぁ、ここでGX50のインラインからは離れて、GX50-Gに専念しろということなのかな、と思いました。振り返れば、このように魂がこもっていないブリードは過去にもスカをくらっており、そういうことで失敗を回避してきたなぁと思い返せるところもあります。

GX50は確かに優良ラインでしたが、GX50から進化したGX50-G、GX50-X、GX50-Vは、GX50を凌駕してしまったところがあります。思えば、もともとのGXという血統についても、GX50、GX48Aの登場で卒業しました。今あの時のGXのインラインをやっていたら凄い個体群に出会えていたかというと、かなりの自信をもって現在の結果と照らし合わせればNOと言えるので、GX50も一つの通過点だったのかもしれません。

そういうことで、現在我が家の軸は、以下のような系統群となっています。

【表年】
①GX50-G(福建省北峰)
②順昌NL(福建省順昌)

【裏年】
①GX50-X
②GX50-V

うまい具合に絞り込めたものだと思います。
が、ここに忘れてはならない系統が5つ組み合わさってきます。

①50TRS
②GX48A-B
③K+350-A
④GX48A-KW
⑤GX48A-KC

つまり、これらをどのように系統分離交配的にアウト交配していくかが、
ここから先の面白さを担うカギになりそうです。
GX48A、GX48A-KC、K+350は表年の虫ですが、
今年は使用していません。来年、GX50系や、GX48A系に組み込んでいきます。
50TRSについては、今年のメインラインに組み込んでいます。

今季初の割り出し-ロケットスタート

2018.07.19 (Thu)
本日、今期初の割り出しを行いました。
変態の時期までは、交配意欲も高く、
メスについては我が家の産ませる管理を徹底してきました。
その後変態の時期を経て、体力・モチベーションが削られ、
採卵セットについては”なんとかやっていた”状態であったので、
少しモチベーションの回復の兆しが見られた一昨日くらいは、
今期大丈夫か?という不安が急速に大きくなっていました。

今期の変態の管理は滅茶苦茶に大変で、
それこそ羽化の感動を凌駕した苦痛であったため、
結果が見える100頭はやりたいとして、
150程に抑えたいなあというのが本心でした。

さて、最初に割った麒麟とのコラボは、
2♀とも玉砕、0頭でした。
恐らく、オスの種切れなんじゃないかなぁ、と思います。
メスは別系統で、共に卵は産んでいるものの、
全て黒く小さくしぼんでしまった卵でした。

このスタートであったため、ぶわっと嫌な汗が噴き出ました。
メインラインがこのような感じになったとすると、
来年は悲惨です。

が、本命入魂ラインからが大変なことに・・・・

①今年一番の入魂ライン⇒29頭
②GX50-Gインライン1番メスライン⇒33頭
③GX50-G×GX50⇒26頭

3つの産卵セットを割っただけで、
実に88頭の幼虫を確保、プチは無く、
発注していた菌糸瓶が一瞬で消滅しました。

GX50-Gについては、2ロット目を組んで、
もう解除しているため、これらから更に得られてくるでしょう。

まだ割っていない本命ものとして、
(1)順昌NL最強ライン - 3セット
(2)GX50-G×GX50 - 1セット
(3)GX50-G2ロット目 - 2セット
(4)GX50-G1ロット目別腹 - 1セット

どれも、それなりに産んでいそうです。。。
とりあえず、今年も150頭というおとなしい数をできないかもしれません。
また200レベルか・・・
腹をくくることにします。

復活!

2018.07.18 (Wed)
猛烈なモチベーションダウンで死んでいましたが・・・・
ようやく復活の兆しが。
2か月のダメージの蓄積は尋常でありませんでした。
メールも発送も億劫になり、総じて手がつきませんでした。
辛うじて、採卵セットがダメにならないようにだけ、
手を打っていたような感じです。

今日、16時間ほどの睡眠を取り、
ようやくまともな思考ができるようになってきました。
まだ身体は重いですが、モチベーションをちゃんと維持するために、
今期GX50の最高傑作の撮影を行いました。

GX50-X
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流石に最強です。
顎が別個体の物のように主張をしてくれます。

18IMG_5656.jpg
各部が分厚く、弱いところがありません。

18IMG_5654.jpg
胸部から頭部、顎までが分厚く、腹部が薄いです。

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尋常でない満足感を与えてくれます。

18IMG_5646.jpg
内歯が極めて前方に位置しており、
円錐形状で真上に立ち上がりながら、
とても短い内歯であるという面白い形状です。
既に種親の雰囲気を醸し出しています。
来年のメイン親になる予定です。


今期最後の羽化-やっぱりやらかしたか

2018.07.12 (Thu)
相変わらず春から気分がそぞろなままで、
中々眠れない生活リズムの壊れた日々が続くのは・・・・
GX48A-KCの最後の蛹がいたからに違いありません。

そのGX48A-KCの蛹が、本日羽化をしました。
GX48A-KCで、極太、かつ最重量の個体でした。

蛹化時に、中脚をエリトラにひっかけ、
ひっかかったエリトラの一部が歪んでしまった蛹でした。
健全性は抜群なので、何とか立ち合いたかったのですが、
仕事のタイミングで羽化となり、夜の帰宅に間に合いませんでした。

しかし、流石はKCというところか、
軽度のプチパカで済みました。

GX48A-KC
IMG_557618.jpg
やらかしてくれています。
化け物みたいな顎です。
また、内歯の形状もカッコよく、前を向いているため、
前回の顎強烈個体を超えた個体に仕上がりそうです。


羽先が、0.1mmくらい、少し開くかなぁ・・・位のレベルに
修正が可能でした。ハネの間の隙間はありません。

それにしても、
顎が・・・・・顎がヤバすぎるよ。。。。

予想通りのモチベーションダウン

2018.07.11 (Wed)
菌糸瓶が品切れで、15日から22日の間の到着の見込みです。
従って、割り出しも行えていません。
明日か、あさってに、今期最後の蛹が羽化をします。
これが、本当に今年の羽化のラストです。
よりによって、最強クラスです、顎7mmが見えています。
遅すぎます。
菌糸瓶も、羽化の終了も。

そういうことで、別格レベルの蛹が控えているので、
いつまでたっても2018年度ブリードに力が入りません。
心の中の、よし、ここから切り替えて来年のことを考えよう、
という敷居を跨げていないのです。

そのこうしているうちに、
予想通りのモチベーション急降下が起こっています。
今は、PS4の方が楽しい・・・次にリールいじり、
で、ホペイ、めんどくせぇなぁ。。
すげーーーめんどくさい!やばい!
もはや、来年凄いのが羽化しなくてもいいから、
平和に羽化時期を過ごさせてほしいという。
新たな非生産的欲求の方が膨らみ始めています。

結果が出た年はいつもこう。

蛹化の時期に、うわぁあああやべぇえええ!!と盛り上がり、
不眠で蛹のメンテナンスを行い、
絶対に全て完品に仕上げてやるぜ!と燃える。

で、今度は羽化の重圧に耐えながら、
引き続き不眠で考える人みたいに何時間も固まって、
ひたすら羽化を見守る1か月。

そうして、体力も尽き果て、生活リズムがイカレ、
羽化が終わり、色々譲渡なんかも終わって、
一息、ようやく今年の個体を満喫。

そのあたりから、
あれ?この苦行を、来年もできるのかな?
なんていう途方もない気分になってきて、
山積みの空ボトルなんかを眺めつつ、
湧いてきたコバエにうんざり。
うわぁ、ホペイだるぃ。。。

6月から7月にかけては、お問い合わせも多く、
結果を出さないものを飛ばしたくないので、
必死に組み合わせを考え、云々、結局自分のことをやっていないのですね。
そうこうして、消し炭みたいになってしまっているわけです。

先月までは、割り出しブログの記事なんかを徘徊して、
おぉおおお、いいなぁああ!我が家も爆産するといいな~~!
と思っていたんですが、
この1週間は、うっわ、30頭も採れたんだ・・・・菌糸瓶投入が大変そうだな。。
という感じで別人のようになってしまっています。
ホペイから離れることは絶対に無いので、
今のモチベーションダウンがそのまま行くと、100%後悔する来年になってしまいます。
恐ろしい。

こういう時、やっぱり持つべきものはブリード仲間だなぁと思います。
先日は、GX50-X、GX50-V、GX48A-KCを全てひっさげ、
ホペイ談義+酒に華を咲かせてきたわけですが、
とても刺激になり、改めて自分のホペイの未熟さを痛感しました。

お盆にも、ホペイネタで盛り上がる予定なので、
そのあたりでモチベーションは敢然回復すると思われます。

しかし・・・・お盆の時期にうぉおおおホペイ頑張るーーー!!
となっても、何の意味も無いので、
お盆の時期には、
うぉおおおホペイ頑張って採っておいてよかったーーー!
これが正解の姿でしょう、こうなっていないといけません。
そこまでの修行的日々に1歩を踏み出すことが、
もう、結構なハードルです。

こんな感じでグダグダ言っていても、
今年平成30年は実にメモリアル。

平成30年にして、Head 30mmの夢が実現。
GX50、及びGX50系統は、頭30が出たら、
その親を使ったラインはH30と系統名を特別扱いしようと思っていました。
H30系統、なんて♪

しかし、実際ここまで来てみると、
てきとーに付けたGXという名前に・・・・相当愛着がわいてきていて、
H30とかいう味わい深い系統名よりも、
GX50という意味のあさーい、適当ネーミングの方がいいかな、
なんて思ってしまうのです。

GXのネーミングは、
血統立ち上げ時に譲っていただいたHO8に、GOWASという名前が付いていたこと、
交配したTP:EがX系統であったことから、GXになっています。
ひねりも何もない。
Generation X(世代無限の可能性)なんていう意味では無いです(爆)
それに、50mmのメスをあてたから、GX50、雑なものです。

GX50-X-H30
18IMG_5407.jpg
顎幅7mm中盤を並べても、81mmクラスを並べられても、
全然意に介さない恐ろしい重量・体積の個体です。
この体積感が写らないのがなんとも・・・・。

77.5mm、頭30.1mm、顎7mm中盤、厚5mm中盤、
というところです。
念願の、頭30mmです。

しかし、これを1つのゴールと考えていいものだろうか
とも思います。

この個体の形状は、”素晴らしい優良形状!”という形ではなく、
”これは、これでいい”という形状で、余りにオリジナリティが強すぎる。

古き時代の流行の顎形状のようなシルエットですが、
そこに顎形状に対して全く空気を読まない、
バズーカみたいに前方に伸びた内歯が完全に円錐状に付いています。

頭は30mm有り、70mm台なので、
物凄い縦横比率と言っても良さそうな数値ですが、
胸も、腹も幅広いので、巨頭、逆三角形には見えません。
が、肥大した印象も無く、この顎にして、顎先ビタリです。
まだいけまっせ、という顔をしたなんじゃこいつという個体です。

頭30mmの目標を達成し、一層虚無感に襲われています。
これを、来年出せる気がしない。
来年は、形状重視の方向で出てきそうなので、
一層成虫の仕上がりには気をすり減らします。
そろそろ、産卵セットの♀も取り出さないといけないんだけどなぁ。。


TP:Eの面影

2018.07.08 (Sun)
今日はお休みなので、そこそこホペイいじりが出来ています。
釣りに行きたいんですが、体の節々が痛い。

TP:E
DSCF001411.jpg
2008年撮影の写真です。10年前です。
TP:Eに一目惚れしたときの個体で、もっとまともな画像もあったんですが、
この写りが一番当時感じたものを感じさせてくれる1枚です。

光が強く当たっているので、
頭部の隆起、角張り、四角さが分かりやすい画像です。
64mmでした。
これを手に取った時、このデカいのを出してやる!と、
かつて無い昂ぶりを感じたものです。
しかし道は険しく、また、顎が細いという怒涛の突っ込みも受け続け・・・・


そうして、TP:Eベースの系統はこうなりました↓
GX50-X
18IMG_5325.jpg
ちゃんと面影を残しています。肌のザラザラ下限も10年前の個体のままです。
体長74.5mm、頭28.8mm、顎7.0~7.1mm
もう顎が細いとは言われないでしょうが、ここまでちゃんとTP:Eの異形っぽさを
ちゃんと残せたことが嬉しい1頭です。

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過去のTP:Eに無かった爆裂顎スペックも搭載しました。


血統や思い出にとらわれることには疑問を感じることが有ります。
最も強烈な血統を、最も適切に交配する、
というのが血統作りの本質なんでしょうが・・・

そこに、
・それでも、この個体は高い値段で買ったから
・この個体は友人からもらったものだから
・この個体は自分のところのラインだから
・この血統には思い入れがあるから


というしがらみが絡んできて、
こういう感覚が血統錬成の阻害になるのではと思ったこともあります、
が、やはり、これ!という血統を温め、
いかなる背景であっても思い入れのある血統を大切にし、
恵まれない年も沢山経験し、
理屈よりも、我を通し作り上げていった個体には、
スペック以上の価値を感じられるものです。

これは、育て親にしか分からない感覚なので、
まさに、”自己満足”の至りだと思います。

これは、そういう個体です。
正直、カッコイイのかについてはもはや疑問ですが、
手に取った時の自己満足感は筆舌に尽くしがたいものがあります。


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オカシイ厚みの上半身、分厚そうな外骨格に対し、
薄い腹がついています。

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重そうな顎ですが、個体の筋力が強いため、
頭を下げるようなことがありません。

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程よくポーズを撮ってくれる個体で、
撮影時にふっと体を浮かせてくれるところが可愛すぎます。

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蛹時から一切手を加えていない個体ですが、
顎にはやや皴が見えます、
体積があるために、オオヒラタの顎皴現象が起きたのかもしれません。

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手にのっけて楽しい一匹です。

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こういう異端な個性は、
ちゃんと繋いでいきたいと思います。
次世代、形状のX、数値のVとなりそうな気がします。

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