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福建省順昌 CBF1 NL

2018.02.24 (Sat)
NL1.jpg
2017年度の奇跡、GX50-Gと並ぶ大看板となっています。
共に新しい交配法を試行し誕生した系統ですが、
蛹化まで完全な失敗と思っていたラインです。
デジカメで撮影をして頂いた画像ですが・・・・・
本個体の怪物性がしっかりと映ったように思います。
どうしてもi-phoneだと立体感が写りにくいのですが、
作り物のような体積が上手く映ったものだと思います。

2018年度、今年度の交配で、GX50-Gと肩を並べてメインラインとなっていきます。
NL3.jpg
2番手は譲渡済みですが、3番手を種用ストックとしています。
上の怪物個体と比較すると怪物性には劣りますが、
スペックは大変良好で、頭も28mm中盤、顎も6mm後半です。

このラインの特徴として、内歯が非常に長いということが挙げられます。
また、顎が頭幅よりも外側にはみ出すように湾曲します。
そういう傾向を持った個体が3頭出現しました。
内歯の長さについてはもれなく長いです。
これまでの我が家の順昌では見られなく、
このラインで急に発現した特徴です。

73CのF10レベルと、76U-LimitedのF10レベルをアウト交配しており、
良系統が非常に血の遠いものとなっているため、
このような形状であっても手が傷だらけになるほどの爪の強健さで、
落ちる気配がありません。
それでも、交配まで非常に心配であり、気の抜けないラインです。

問題は、蛹時の顎の厚みがとてつもないため、
この水準になってきたときには蛹化補助が必要であろう点です。
このような激太は2頭出現していますが、1頭は瓶底蛹化で
顎が垂れ、もう1頭がこいつですが、これは瓶中ほどに作られた
美しい蛹室で蛹化、それでも顎は垂れました。
が、修正後は顎先ピタリとして羽化しています。
人工蛹室で管理していれば、より美しく仕上がったと思います。

もちろん、トップ画像のレベルであれば、
蛹化補助を付けてでも完品で羽化できるのであれば十分なのですが、
GX50-Gのように自力パンプアップをし、7mmクラスでも均等に
蛹が仕上がることは望めません。

その代わり、蛹化さえ上手く行わせてあげれば、
完品で羽化してくる羽化力を持っています。

北峰の超極太系には、蛹化が上手くいっても、
羽化が不安なものがありますが、
このラインは蛹化が上手くいけば後は放置で問題ありません。
エリトラもカッコいいレベルのギリギリで大きいため、
腹部が小さすぎて収納できない不安も少ないです。

2018年度は4メスも用意しており、
4ラインもれなくトップ個体のオスから採ります。
2017年度のトップ個体のような形質の発現率は1/5程度でしたが、
2019年度の羽化においては発現率が高まるのではないかと思っています。

あれもこれもやりたくないので、2012年頃から、
順昌は76U系、73C系に絞っています。

76U系からは、ULSPという成功ラインが、
73C系からは、CULBという成功ラインが誕生しています。
しかし、ULSPについては羽化後が弱い傾向があり、
自殖弱体化が感じられるようになりました。
73C系からはサイボーグレベルの所有感抜群なものは出るものの、
怪物級は誕生しませんでした。

ただ、色々試しながら、73Cという血と、76Uという血の使い方が、
なんとなくわかってきた節もあります。

さて、順昌ですが、今年羽化分ももちろん抱えています。
今年は失敗の担保も含め、過去最多のオスが羽化する予定です。
累代が進んでも尚とんでもないショボ個体を量産することが有る
順昌なので、半分以上は低レベルで羽化してくるかな、と
思っていますが、一定はそれなりのレベルのものが出てくると期待しています。

ちなみに、今期の順昌の体重の乗りは、
昨年ほど抜群ではありません。
数頭28gや29g水準がいて・・・あとは24g前後、
例年の順昌の平均的な数値であり、
一線を超えた重さのものが少なめ、という感じです。

とはいえ、1枚目画像の個体の幼虫時体重は23g、
恐ろしい還元率なので・・・・
順昌は24gあれば十分という感覚なんですよね。

以前の間引き幼虫放出祭り(笑)においても、
順昌は1頭も出していません。
さて、どうなるやら、間もなく3月。

一昨日はノロウイルスにやられてのたうち回っていて、
今まだ筋肉痛が残っていますが、
この合間に、やや食いが荒くなった瓶を2本交換しました。
順昌ではなく、北峰の瓶交換でしたが、
どれも1,2gのダウンでした。

3月が近づいてくると、毎年我が家の幼虫の体重は微減します。
6月初齢投入→9月27g→12月33g→3月30g→蛹化
こんな感じがベストかな、と思っています。
現状・・・・・まだ大幅ダウンの幼虫や、
大暴れで落ち着かない幼虫もいません。

このまま行ければ勝ち・・・となりそうです。
またストック菌糸を頼んでおいた方がよさそうだなぁ。。

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スマトラオオヒラタ蛹

2018.02.19 (Mon)
全くネタがありません。
ネガティブなネタすらありません・・・・。
菌糸瓶は全て完璧に安定しており、美しい外観です。

2月も後半に差し掛かりました。
昨日はこれまた冷え込みがきつかったですが、
徐々に気温も上がってくるものだと思います。

昨年の3月は何とブログを書いたのは3日だけ。
しかもその3日がマイマイカブリと釣りネタでした。
4月になると急に蛹の記事がめだつようになるので、
おそらく3月には蛹室が多数あったものと思います。
あと1か月で変化が見られると思うと、楽しみです。

昨年はGX50-GやGX48A-KW、NL誕生の年で結果的には良かったですが、
3月の記事の少なさを見るにこの頃は退屈に疲れていて、
4月の蛹を見てモチベーションが思いきりあがったのだと思います。

思えば、2017年の10月なんてモチベーションが恐ろしく下がっていたので、
ブログが2件しかアップできていません。
ただ、更に過去にさかのぼると、3月は割とブログが上がっています。
3月は割と面白い時期のようです。

私にとって危なっかしいのは、9,10,11月付近のようです。
ここまで何とか毎月記事があるようにはできていますが、
9,10,11月のどこかには毎年記事が2件なんていうところがあったりします。
蛹化ラッシュでテンションと不安が爆発し、
羽化ラッシュで体力と神経をすり減らし、
羽化後固まった個体で盛り上がり・・・・・・そして秋にダウンするのだと思います。
今年も上手くいったら、秋口にホペイ見たくない病になるんでしょうか。
そうならないように、小出しに羽化個体を紹介していくようにしても面白いのかな、
とか思います。

さて、
IMG_8982.jpg
そんな中、
相当前にアップしたスマトラオオヒラタ・アチェの蛹が色づいてきました。

寒いのでものすごい時間をかけての変化です。
この感じだと、羽化までまだ1週間くらいかかるかもしれません。
蛹の長さが70mm台と小さな個体ですが、
寒いおとなしいこの時期に変化を楽しめそうです。

巨頭ペット個体

2018.02.13 (Tue)
GX50-Gの巨頭ペット個体を久しぶりに手に取りました。

IMG_8941.jpg

IMG_8933.jpg

IMG_8938.jpg

IMG_8949.jpg
頭部のモリモリ感が中々写せない。
やっぱりデジカメ買うべきかなぁ。。

暴れ予見瓶交換

2018.02.11 (Sun)
忙しすぎて久しぶりの休みです。
折角のお休みなのに、疲労困憊で何もする気が起きません。
菌糸瓶の状態チェックと、危なっかしい瓶の交換、
そしてストック菌糸瓶のメンテナンスを行いました。

この時期、昨年・一昨年のこの時期はどうだったかと気になります。
ブログを作って良かったと思うことの一つです。
過去の記事を見返し、なるほど、そんなことを考えていたのか、
とか、なるほど、そんな行動を取っていたのか、だの、
ほほぅ、この時期に変態が始まったのか、とかが分かります。
タイトル通りの使い方になっているな・・・と思います。

我が家の3本の柱は以下のような系統です。
・GX50
・GX48A
・K+350


今期はアウトだけの繁殖になっているものの、
上記3系統の枝葉を作っているという感じで、
完全に新しいラインは3ライン程度です。

・GX50系・・・毎年最大体重を出してくる傾向があり、爆発すると素晴らしい。
・GX48A・・・体重の乗りが安定して良く、形状もレベルが安定して高い。
・K+350・・・GX50に次ぐ体重を記録し、顎の面積がトップクラス


現在こんな感じの方向に向かっていますが・・・
2017年度のブリードにおいては、新たにGX48A-KWを使用しています。

・GX48A-KW・・・GX48Aの体重の乗りが更に良くなった印象

特に、GX48A系、GX48A-KW系の食い上げが素晴らしく、
体重増加速度は速いながら生育はゆっくりめで、
暴れによる体重減も少ない安心系統の方向に向かっているように感じます。
不全率は元々非常に低いGX48A系でしたが、KWになってから、
更に安定感が増したように感じます。
この寒い中でも、GX48A系、GX48A-KW系はしっかりと食ってくるので、
交換をした方が良いような瓶が複数ありました。

交換をした方が良い・・・
相変わらずの神経質ブリードをしているので、
やや食いが荒くなったな・・・・と感じたものは早めに交換してしまい、
瓶もサイズアップして1400に移しています。

この行動については・・・
先日念のために交換をした瓶を改めて掘り出すわけにはいかないので、
体重保持につながっているのか、体重が実はショックで減っているのかが
分かりませんが・・・

IMG_8891.jpg
これが今週交換したボトル5本すべての画像です。
瓶下方に幼虫の徘徊痕が残っていますが、すでに菌糸が回っており、
茶色い部分が露出した瓶は1本もありません。
つまり、幼虫は円滑に3本目に落ち着いていることになります。
ですから、成功であると一応は思っています。

本日も、25g程度の中量級の食いが荒くなったものの交換を行いました。
ちょっと幼虫が空洞を広げたかな?とか、
瓶半ばにいたものが下方に移ったな?とか、
そういう程度のもので、瓶は見た目美しく一般的には交換の水準に
全く至っていないような瓶の交換です。

IMG_8889a.jpg
ダニの付着等も全く無く、泥が体にこびりついているような様子もありません。
非常に美しい幼虫で、プリップリという表現がぴったりです。
まだ透明感があり、交換についてはギリギリ安全圏という感じです。
体重はアップしており、交換して良かったという1本です。

IMG_8890a.jpg
頭部がデカかったものですが、やはりデカくなっています。
全体的に太く、別格といった感じです。

これで、2月頭に10本菌糸瓶をストックし、7本使用、
残り3本という状況です。
注文数も、交換タイミングも良かったな、と感じています。
現状、どれも安定しており、妙に食痕が広いものもありませんので、
2週間ほどは放置しても何も問題は起きないような安心感があります。

種親チェック

2018.02.06 (Tue)
随分と長い間成虫を放置しています。
新鮮なマットにもぐったきり動いておらず、
越冬中なのでズボラ放置というわけではないんですが・・・・
特に入魂したい親は2か月に1回は見ておきたいものです。

今日確認したのはGX50-Gの1頭。
IMG_5901あ
そっと戻したので、この画像は夏に撮ったものの使いまわしです。

IMG_5879あ
数値も落ちておらず、パテで盛ったような顎が健在でした。
痛い位の脚の強さなのでしっかり種親として活躍してくれそうです。

IMG_5882あ
GX50-Gの中で一番数値を出す顎ももちろんなんですが・・・・

この個体については、これでもかというほどビタッと閉じた腹部と、
羽化後腹部が2日程度でおさまった健全さを親として評価しています。
それに数値が伴っているので、今夏にトップクラスの親として活躍する予定です。
この雄には、多少エリトラが危ない♀を掛けても問題なさそうです。

2月が何とでもなるギリギリ

2018.02.04 (Sun)
我が家の環境では、2月がネガティブなものを好転させられるギリギリの
時期であるイメージです。なので、2月は兎に角菌糸瓶の様子には
神経質すぎるくらいに反応しています。

今日は、食い上げ組の交換を行いました。
前回の交換が12月2日前後でしたから、2か月ちょっとでの交換です。
寒いので、菌糸瓶はどれも見た目は非常に美しい状態を保っています。
ここで、食いあげたものを交換してしまっています。

「食いあげた」といっても、秋季の食い上げのようなものはなく、
ちょっと食いが荒くなった?くらいな感じです。
粘土質の糞でべったりとしたから固めてきていたものが、
菌糸を砕くような感じで食い始めた・・・・なんていう程度の、
些細なものですが、このままガツガツ食う場合もあれば・・・・
暴れ始めることもあります。

暴れ始めて3月になり、あたたかくなり始めると手が付けられなくなるので、
2月の段階で贅沢に1400に交換しています。

菌糸瓶は2日間飼育室温で慣らしています。
やはり即交換はよろしくないですね。
慣らしてから交換するようになってから暴れが激減しました。

2014年までは、30gクラスが暴れ、交換し、交換した瓶をボロボロにし、
また交換し、また暴れ、結局幼虫は25gくらいまでダイエットし、
疲れ果てた幼虫が観念して蛹室を作る・・・・なんていうケースがあったんですが、
ぐっとこらえて菌糸瓶を慣らしてから交換するようになってから、
そういうケースが無くなりました。

とはいえ、本日そのような「予兆」が見られたものは、
5頭だけでした。1400㏄のストックが5本浮いたので安心でもあります。

どれも、26g級の中量級の幼虫達です。
これらが一番数が多いので、一番色々な動きを見せてくれます。

IMG_8868.jpg
今日の5本の内で嬉しかったのはこの1頭。
24g幼虫でしたが、ジャンプアップの気配があったのでストックしたものでした。
超極太狙いのラインになります。

今日の5頭は、どれも微増か維持でした。

今期は新しい系統ばかり作っています。
頭を狙っているラインは2つで、後は顎を狙っているラインです。
顎を狙っているラインが相当に体重を乗せています。
29g以上の幼虫は過去最多だと思います。
幼虫の瓶交換の時はテンションが上がっていたんですが・・・・

そういえば、30g超級から激太顎って少なかったよなぁ・・・
とも思います。
30g超級で顎が凄かったのは、思い返せばK+350くらい?
もちろん、ゴツイもの、太い物は出ているんですが、
超極太となると・・・・27gくらいから毎年出ているように感じます。

色々不安が錯綜する時期ですが・・・・
3月に入れば今度は期待が膨らむ変化の時期になります。
忙殺される毎日の中で、ひたすら退屈な幼虫を眺める冬も、
ラストスパートになってきています。
2月はまだ体重を減らしてしまった幼虫も、我が家の寒い環境では
成長の余地を残しているので改善が図れます。

ずらっと並んだおよそ100頭のオス瓶・・・・
これがこの綺麗なまま春を迎えてくれて、
円滑に4月蛹室を作ってくれればいいのですが・・・・。

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