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成虫を購入したくない虫

2018.01.30 (Tue)
成虫を購入したくない虫がいます。
・エレファスゾウカブト
・オウゴンオニクワガタ


とりあえず、興味があっても成虫に手を出したくないところは、
いまのところこんな種類です。

どんな質感なんだろうなぁ、と気になる虫は成虫を買いたくなくて、
幼虫を購入して新鮮な驚きを感じたいと思います。

エレファスゾウカブトは2015年に幼虫を頂きましたが、
残念ながら羽化不全でした。
神々しい形状の蛹には心が躍ったので・・・・
今年こそは完品を、と大切に育てています。

幼虫購入です。
IMG_8836.jpg

2016年1月孵化で、現在115g、そんなに重くはないです。
今日マット交換をしました。
毛のびっしり生えた新成虫を手に取りたいので、
成虫が安価になっても成虫は買うまいとしています。
まだデカくなりそうです、羽化は今年の秋くらいかな?と思います。
すげー太ももと、ハムスターみたいな質感を手に取るのが楽しみです。

前回は掘って失敗したので、
今回は掘らないで我慢しようと思います。

オウゴンオニも、黄金色は羽化して手に取った瞬間に感じたいので、
手を出したいと思いつつ成虫は買いたくありません。
オウゴンオニは手を出そう出そうと思いつつまだ手が出ていない領域です。
どこかで箸休め的に育ててみたいクワガタです。

こんな感じで、ホペイの脇で、少しずつ色々な虫もやっていきたいと思います。
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バズーカ顎

2018.01.23 (Tue)
【初代TRS】
P6240666.jpg
この兄弟♀×GX50で、TRS寄りのTRS50が2017年に出来ました。
一番太い蛹は、手術を失敗して潰しました。
深夜に叫びながらトイレに流しました(笑)
29gの幼虫だったので、7mmに行っていたかもしれません。
欲を欠いて、細部の修正を行おうとしたのが失敗でした。
つまり、TRS50は最も良い個体が羽化せずに終わってしまった2017年となっています。

いずれにしても、TRSとGX50の組み合わせは、
我が家においては総じてTRSの見た目となりました。
その太かった蛹もシルエットはTRS寄りでした。
GX50っぽい個体や、中間的な個体は出ませんでした。

K+350とTRS50を交配しまくる2018年になりそうです。
特に期待しているのはこの腹部の質感とエッジ消滅の内歯です。

IMG_5016あaaa
K+350のテッカテカの腹部もイイんですが、
健康なのか危ういのかが良く分からなくなります。

TRS50のメスは3♀も使用します。
K+350×TRS50を3ライン作るということです。
まぁ、はずれが出るのは出るでしょうが・・・
ハズレばっかりではないと思います。
これで、新しいK+350を組み立てようという魂胆です。

K+350は初代TP:Eのえぐい個体によく似ています。
DSCF0008.jpg
不眠で羽化を確認した、2009年度のTP:E-X系統。
GXもK+もこれがいなかったら存在していないと思うと、
太さだけではないなぁ・・・・と思います。

しかし、思えばこの個体が生まれた2009年から、
TP:Eの形状をそのままに、太さだけアップしようと試行錯誤を繰り返しまくっていますが、
2015年までかかっていることを思うと、6年間もTP:Eを太くしようとし続けたわけですね、
我ながらよく頑張ったものだと思います。
また、この個体の画像を探していると、過去の色んな個体の画像が出てきました。
中には、今見てブリードを継続しなかったことが悔やまれるものも少なくありません。

エリトラの長さが微妙に異なるものが出ることが有るのは血統的個性でしたが、
そのエリトラについては2017年羽化においてほぼ修正が完了しました。
しかし、羽化直後の腹部がでろーんとなることについては、
まだ100%の改善が出来ていません。

こう考えると、親選別って恐ろしいですよね。
9年前の不良因子を未だに引きずるわけですので。。
とはいえ、それ以外にそれ以上の個体がいなかったわけですから、
制約がある中で考えやりくりするのが飼育の醍醐味でもあります。

GX50

2018.01.22 (Mon)
2015年度羽化のGX50の、フォルム最上個体の画像が出てきました。
我が家で使ったものは怪物系とバランス系の中間・・・・
のびしろと、他の個体に無い各部の太さを持った個体でした。
しかし、顎幅ではベスト個体はこちらでした。

【GX50-P】
P6260672.jpg
頭部は28mmを超え、顎幅は6.7mmという個体でした。

P6260670.jpg
素晴らしいバランス個体でした。

この個体の子孫のメスに、GX50-Gを交配するのが、
2018年のブリードの核の一つです。
最上級SSランクとして管理をしていきたいラインです。

また、このような怪物も2015年には誕生しました。
【GX50-K】
IMG_29211.jpg
きちんと仕上がった個体としては最上級の頭幅を持っていました。
頭幅29.4mmであった個体です。
この個体の子孫の♀にも、GX50-Gを掛けていきます。

P個体とK個体を比較した時に、
現在目指している個体に近いのはK個体の頭部です。
とりあえず頭幅が30mmに届くまでは、K個体のような頭部爆発個体の
方向に偏らせていきたいと感じています。
しかし、その後どのような形状に向けてブラッシュアップをしていくかとなると、
P個体の方に寄せていきたいものです。




久しぶりに成虫を手に取る

2018.01.21 (Sun)
全ての成虫を越冬させていますので、
成虫を手に取ることが無くなっている今日この頃です。

むやみに起こしたくはないんですが、
それでもやっぱり昨年羽化の上級個体はたまに手に取りたくなります。

IMG_8762.jpg
薄暗くなってからの撮影なのでややボケていますが、
やはり頭部優りの素敵なフォルムでした。
GX50-Gです。

IMG_8794.jpg
頭部の両端がボコッと隆起した好きな頭の形状です。
この頭を拝みたかったんですよね。

IMG_8801.jpg
羽化後時間が経ち、顎は残念ながら7mmを割りました。
現在右6.96、左6.98です。頭部は29.15mmでした。
スペックはやや絞られましたが、腹部は半端なく絞られており、
逆三角形度は一層際立っています。
顎の厚みは意外と減らず、厚み5.2mm程です。

今年もこういうのが出てくれればいいのですが・・・。



今年のジャンプアップ組

2018.01.18 (Thu)
毎年ジャンプアップ組がいます。
25gを仮に割ったとしても、ジャンプアップするような資質が感じられる
幼虫達はきちんと残し、育ててみるようにしています。
過去にはジャンプアップせずそのまま行ったものも多かったのですが、
最近はジャンプアップ資質をより見抜けるようになったのか、
「これはジャンプアップしそうだぞ」と印をつけたものは良い食い上げを
見せてくれています。

IMG_8753.jpg
若干食いが荒いですが、瓶を齧った形跡も無く、
また瓶越しに幼虫の肌を観察してもダニが寄っている様子も無いので、
ただ単純にガツガツしているだけだと思います。
このライン、総じて2本目以降このような食い方をしています。
というか、前半がつがつと食い広げて、後半そこを二度食いする・・・
ような個体が多いですね。
シャレにならない顎の個体を使っているので、逆に体重が乗らないことも
予想しましたが、予想からやや反し、やたら体重を乗せるラインになっています。

IMG_8758.jpg
右側、体の大半を見せている幼虫なんて、もはや26gには見えません。
瓶越しに見るとデカく見えるんですが、
デカく見えるというより瓶が狭く見えるのでデカいんでしょう。

IMG_8759.jpg
基本的に顕著なガツガツ食いを見せてくれているのは、
GX48A系と、MKW系です。

GX48Aは顎6.8mm~6.9mmの親、
MKW系は顎7.0~7.1mmを親に使っていますので、
超極太顎狙いの育成が非常に良好です。

その下段を見ると、30g~34gがずらり・・・・
うわぁあああ、今年は一層掘らないといけないぞ!?
掘って、蛹化するまでハラハラする・・・・
そういう時期がどんどんと近づいてきています。

多分、GX48A系、GX50系、MKW系には、
3本目菌糸を必要とするものが少なくないと思われます。
1ヶ月で瓶を1/3は食ってくるので、
早めに1400㏄を注文しておいて、飼育室になじませておかねばなぁ・・・
と感じました。
今月末頃に注文して、2月に受け取り、そこから寝かせて、
3月の不意の交換にも適応できるようにしておく必要がありそうです。
ストック菌糸は、現状30あれば十分かな、と感じています。

新春プレ企画第二弾当選発表

2018.01.14 (Sun)
ちょっと早いですが、
明日早起きなのでプレ企画を締め切りました。

意外とご応募が少ないかな?
と思っていたんですが、後半で増えて光栄に感じました。

GX48、K+350は、まだ系統と呼んでおり、
血統と呼んではいません。
固定目的のインラインが浅いからです。
背景となっている血統は同じであるため、
我が家の核になっているラインを系統分離交配しながら積み上げています。
よって、累代は浅いもののばらつきはさほどありません。
インラインによる同形質発現率は、一般的な血統ものと同じ位です。

とはいえ、GX48、GX50、K+350も2代目となりました。
固定率は更に良好になっていると考えられます。

さて、当選発表です。
今回も、ランダム関数を組み、10回F9を押して数値を変え、
降順に並べ替え当選者を決めさせていただきました。

今回当選されたのは・・・・・



























ATさん!
おめでとうございます!



我が家の成虫が、
ブリードに貢献してくれればいいなぁ、と思います。
ご連絡いただければと思います。

寒すぎる・・・・

2018.01.14 (Sun)
かなり久しぶりに釣りに行ってみました。
2時間程度の軽い釣行、超寒い・・・・・・・!!
厳寒期の釣りは身体にも心にも堪えますね~~~~。。
アタリも無く心と体が折れ終了。
釣りは大好きですが、釣りフリークでは無いので、
多少は暖かくなるまではもう行きたくないです。
今度は2月の後半くらいにしてみようかな。

12月10日前後に交換をしたボトルは総じて安定しています。
現在室温が16℃、これから更に下げていきます。

今期のボトル2本目の状況ですが、
特筆すべきはGX48A-S47として管理しているものです。
前回のプレ企画でメスを1頭出してみたものです。
管理名が長いので、羽化個体を見ながら、
結果が良ければ別管理名に変えたいところです。
IMG_8754.jpg
この系統は、多産でオスもそれなりに数がいるんですが、
2本目の食い上げが予想以上です。低温でも構わずガツガツ食ってくる感じです。

IMG_8753.jpg
同様の傾向は、GX48A-KW系にも見られております。
KWは安定して体重を乗せるので、多少軽くてもどうせ乗ってくるだろうと間引いていません。
案の定がつがつと食いあがってきています。
KWって、食い方が雑なんですよね・・・・体重が乗るのでいいんですが、
もう少し粘土質の糞で固めてくれないと、3本目が必要になるものが多そうです。
このような、体重が20g後半で安定している生育状況、
及び燃費は悪いが体重を乗せるまで食い続ける性質は、
GX48A-S47を見るに、GX48Aから来ているのかもしれないですね。

IMG_8749.jpg
この異形っぷりはお気に入り過ぎるので、どうしてもKWには期待をしてしまいます。
76mmで頭は28.4mm、顎も6.8mmと数値はまぁまぁですが、重量感と存在感は大変秀逸です。
このような異質な個性を保ったまま、更に顎を太くしていきたいものです。

IMG_8755.jpg
軒並み30gアップが出ているラインですが、やはり食い方が違います。
今回はサンプルで1本撮影していますが、どれも似たような食い方で、
低温にもかかわらず着実に粘土質の糞で固めながら食いあげてきています。
体重が乗っても、フォルムがイマイチであれば本末転倒なんですが、
まずはこの冬の時期はこういう順調な様子で満足しておきたいと思います。
GX50系は、大抵爆発的に体重を乗せてくれるんですが、
GX50-Gのように体重を乗せないケースもあります。
そういうケースは、還元率が良い場合が多いと感じています。
紹介しませんでしたが、2017年羽化のGX50-HDも体重の乗りが大変よく、
30g超級もおりました。不全であったのではなく、重かったものが軒並み極細、
フォルムも全然カッコよくないものであったため残念ながらブログには登場しませんでした。
まぁ、率の問題なので、重たいものももう少し多ければ太いのも出たのだと思います。

IMG_8756.jpg
最後になりましたが、これが我が家でのオオクワ系のこの時期の普通の育ち方です。
殆ど食わず、一か所に居つく感じです。
順昌とかも、こんな感じですね。
しっかりと熟成期間を設け、還元率が良い状態に持っていきたいです。
ちなみに、2017年度は、GX50-Gなどは、25g、77mm、頭28.8mm、顎6mm中盤、
とかであったため、同様の育ち方をすればこの幼虫も十分に期待ができると思います。

400への道

2018.01.13 (Sat)
さてまた本日もブリード予定管理表を弄りまくっていました。
とはいえ、全く休みが無く激務続きなので、早起きしての作業です。
2019年度ブリードの予定も随分と固まってきました。
かなり、納得のいく交配予定になってきています。

2019年度のメインは間違いなくGX50です。
軌道に乗ったGX50G(Gigas)を、ブラッシュアップする方向です。
また、それにさらにGX50を掛けて3代目の再爆発を狙うラインも用意しています。

K+350、TRS50もブリードの核を担ってくるようになります。
K+350では、徹底的に異端な怪物個体、
そして、TRS50はまだまだ底の見えないTRSの底を見たいラインになっていきます。

GX48については、完全フォルム狙いの、
サラブレッド血統的な位置を担ってもらうようになっています。
現ホペイの王道の形状を狙っていくラインになってきます。

また、先日ブリード仲間より、一足先にGX48A-KWの結果を
教えて頂きました。現状、不全回避血統としての位置づけは、
間違っていないようです。驚愕の極太が出てきたときに、
なんとかしてくれる安定化血統として磨いていきたいところです。
エリトラは美しく、やや大き目を狙い、
爆顎系の安定羽化を狙えるような、一線を超えるカギになってもらいます。

TRS48Aは超優良ラインですが、
一旦保留をしておいて、2018年度の羽化で危なっかしいものに掛け、
持ち前の極太性、内歯のボリューム、内歯の立ち上がり、
そして健全な大型化を活かして行く予定です。

ここで忘れられないのが順昌です。
今年も昨年以上の順昌の♂が羽化してきますが、
やはり運と縁で作り上げたNLは4ライン究極管理体制で行います。
北峰を超えた順昌を狙いたいところです。

こうして交配計画を練っていくと、
およそ400のブリード計画になることが分かりました。
アチェもやりますしね。

そうして、今は中々きつそうながら、
もう十分であろう、という交配計画を作る事が出来ました。

が、多分この計画も4月には一度崩壊するのだと思っています。
4月に蛹化が始まると、
うわぁ・・・失敗ラインだ・・・・・というのもあるでしょうし、
やったぜ!というラインもある・・・・・いや、あって欲しい!
このポジティブな方角に転がった暁には、
また交配計画を見直し、いやいや待てよ・・・・なんてなったりします。

本当に、羽化が待ち遠しいです。
11月から1月までは凄い速度でした。
釣りに明け暮れ、体を削り毎日を過ごしました。
日々が飛ぶように過ぎていきました。
この頃は、飽和したらしく、釣りにも寒さを敬遠していっていませんし、
マイマイカブリ採集にも行っていません。
新しい親の導入にも心が躍っておらず、
毎日が牛歩で過ぎていっているようです。

ここから4月までの3ヶ月は途方もなく長く感じます。
今日は、正直数頭は温かいところに置き、
10ヶ月羽化を狙ってみようかなぁ、とも思いました。
しかし・・・・・やはりベストな管理をしたい。
ということで、何とか張るまでを堪え忍びたいと思います。

期待しているのは、先日プレ企画で登場した、
現在管理名GX48A-S47です。
これが、とんでもなく良く食いあがっています。
12月9日頃に交換して、もう半分を粘土質の糞で食いあげているような、
これまでにない生育の良さです。
26gクラスで合ったものの中から、10%ほどは、
30g超級にジャンプアップしてくると思います。

K+350プロジェクト

2018.01.12 (Fri)
GX50、GX50-G、GX48A、GX48A-KW、TRS50と・・・・・
良い個体を確保できた2017年度でしたが・・・・・
その中でも、やはり毎回手に取ってしまうお気に入りはいて・・・
その中でも、後で手に取らないと他が細く見える個体がいて・・・
そういう中でも、圧倒的な重量感・存在感・個性を持っているのが、
K+350です。

顎幅はあと0.3mm、頭幅はあと0.5mm、360°完ぺきとは言わない、
でも、350度は満足いく個体であってほしい。
そういう北ラベル、K+350です。
我が家のラインの中では、かなり意味を持って付けたラインです。
+3と+5をしたい、そういう意味でK+350と名付けました。

1111112222222.jpg
心躍った羽化直後の様子です。

このK+350は、もう結構限界なところまで来ています。
仕上がりについては臨界点でしょう。
特に、K+350-Aは、90%の不全と10%未満の完品で良いとしたラインです。
その内、2頭がド健全に羽化し、そのうち1頭が怪物でした。
幼虫時体重は33gでした。

羽化した瞬間の嬉しさを反芻したくて、
羽化直後の様子の画像をアップしてみます。
やはり、あの時のあの感動を思い返せます。

このK+350に、更なる無理をしてもらう・・・・・
という計画を立て、ようやく目途が立ちました。
そうはいっても、100%の不全になっては元も子もありませんから、

①羽化率が高くなるライン

②羽化率がやや高くなり、顎に立体感が出そうなライン


この2つは鉄板で抑えています。
当然、メスは仕上がりを徹底重視した美しいものを使います。
ちょっとでもエリトラ皴がある、エリトラ先の長さが違う、
ゴツイ、そういうメスは使いません。

で、問題はK+350がこの先に行けるかどうかです。
ホペイという世界ではまだまだの個体ではありますが・・・・
このラインということであれば臨界点に至っていると感じます。

2ヶ月悩み・・・・・
やはり、K+350には更なる挑戦をしてもらうことにしました。
本当に、危なっかしい♀を使い、
顎幅7.5mmを狙うラインを作ろうと思います。

メスは何と、不全メスを使用します。
我が家では初めての試みです。


2ライン作り、オスを最低20頭は確保します。
その内、2頭が完品で凄ければいい。
そういう血統作りを行います。

その後は、完品のオスにド完品んメスを掛け合わせ、
安定性を狙っていくことになりますが、
この1本があればいい!っていうラインを作るために、
断腸の思いで2018年度もK+350に更なる挑戦をしてもらおうと思っています。

インラインで5代やりたい!
そういう水準に至ってもらうために、投資還元率は大変悪いでしょうが、
ヤバい交配に挑戦します。
多分、2019年の初夏は泣いています。
でも、うれし泣きもあるかもしれません。
大袈裟では無く1%の革命に賭け、K+350の新計画を立ち上げようと思います。

上手くいったときには、
K+360という風に、系統名を変えてみたいなぁ、
なんて思っています。


蛹の均等性について

2018.01.11 (Thu)
1月8日のプレ企画は続行中です。


今年の憂い、それが蛹の均等性管理です。

突然ですが、極太は、不全しやすい・・・・っておかしくないですか?
極太を多くやられた方からするとあたりまえじゃん!という感じになるんでしょうが、
それは結果論であって、極太が不全する理由にはなりません。

例えば、極太は頭を持ち上げられない。
これは分かります。
本当に極太になってくると、外骨格自体が他のものよりも分厚いんじゃないか、
と思わせるような(多分実際そうですね)質感と、顎のパイプのような厚み、
そして、頭部までが厚みを伴ってきます。
これが羽化をするとなると、当然頭部を持ち上げるのは大変でしょう。

それでも尚、極太だからといって不全が多いのは妙です。
神様が作ったDNAで体を構築していますので、確かに人為的な親選別はして
いるとしても、極太の不全は率が高すぎます。
この違和感には数年向かい合ってきました。
それでも、確かに極太は不全をするんです。
とても前に飼育していた能勢なんて、太めレベルで軒並み不全でした。

極太の不全に対して一層の疑惑を持ったのは、
TP:Eと並行して作った自分の無名の顎太血統の不全率が低かったということからです。
顎のみに焦点を当てていた全盛期は、幅7mm、厚5.5mmが生まれていますが、
これは完品で仕上がっています。
また、この極太血統を使って第一の仕上げに入った代のK+350の不全率は
一般的な極太血統と比較するとそれでもずっと低い不全率でした。

また、これについてはまたどこかで詳しく書きたいものですが、
実は私が「すっげぇええええ太い!」と思った蛹は、
期待とは全く違った形をしていたんです。
しゃれにならん!と思った蛹はK+350の蛹でした。
IMG_0727 (3)222
掘って、うわぁあああすっげぇええ!!!となりました。
この蛹は、極太を狙っていたにも関わらず私の予想とは違っていたんです。
すげぇええ!!となった理由も、従って太さではありません。
これは、面積に取られて幅数値はそこそこでしたが、それでも見たことない蛹形状でした。
この蛹は、全く修正をしていない状態でこれです。
そう、超絶左右対称ド均等フォルムなんです。

私の予想していたウルトラ極太とは
IMG_0685aaa.jpg
これを凄くした感じ?
顎が重くて、閉じられないようなフォルム、こういうのが超極太になってくるんだ、
と思っていました。
しかし、不全を回避しながら時間をかけて作った系統から出た
極太は、上の蛹のように極めて均整がとれたものであったのです。
今年のGX50-Gの7mmに達したものも、蛹の時はどちらかというとおとなしい?
形状でした。それが、羽化してみると凄く太い!

2017年度は試行の成果が実を結び、羽化できる極太蛹と、
羽化が難しいであろう極太蛹を見分けられるようになってきました。
上のK+350が蛹になった時には、頼む!無事に羽化してくれ!!
と、神頼みレベルで思ったものです。
そして、無事に羽化しているのを見て雄たけびを上げたものです。

しかし、本日2018年、この画像を久しぶりに引っ張り出してきてみると、
「うん、まぁ、無事に羽化する形状だな」と思うのです。
それは、何がそう思わせるのかというと・・・・やはり・・・・!!

細部まで見たときに確かにある均等性です。

悪い例を載せておきます。
IMG_050311.jpg
どうです?素晴らしい極太ですよね。
羽化後の顎幅は6.6mm、体調は74mmでした。
しかし、この蛹にはぱっと見最低5か所のおかしいところがあるんです。
こういうのが、極太蛹の不全の原因の内の一つのようです。
それも、かなり大きな要素であると感じています。

しかも人工蛹室でも、このような現象は当たり前に起こります。
何故ならこのような不均等な蛹は・・・・・・
前蛹の段階から歪んでいるからなのです。
真っすぐ伸びられず、バナナように歪んだ前蛹になるのです。
いや、正確に言えば、縦に前蛹が分厚いことにより、前蛹が背中の中心を
垂直真下にして寝転がる事が出来ない
のです。

前蛹の段階から、厚みのあるもの、顎の方に膨らむものは、
そういった不全のリスクを持っていることが多いようです。

ではどうするか。
ということで、2017年度は、前蛹の段階から・・・・
特に蛹に変態する直前は、ティッシュをボトルと人工蛹室の間に挟みながら、
前蛹が背中の中心を鉛直真下に向けて寝るように仕向け
ました。
また、他にもいろいろ工夫をして、蛹化直前の前蛹がとにかく真っすぐ寝るように
してみました。結果的に、その工夫を行った後の蛹は極太であろうが、
更に不全の率は減りました。

なんだ、簡単なことじゃん?
いえいえ、そうではないんですよねぇ。。。

ベストなタイミングで前蛹を掘り出し、常に人工蛹室の水分を安定させ、
1~2か月間に渡り変態のタイミングを全てのオスに対して確認するようにして、
そうして必要な時に適切な処置を取る・・・・。
それが、社会の色々と両立できるのは稀です。

知ってしまったから、苦悩が増えるんです。
羽化に立ち会えば、途中で個体が死んでも2分以内なら蘇生できるようなりました。
羽がぐちゃぐちゃになっても、ゼロから作り直す技術を持ちました。
最悪、動き出してからそのまま皮を剥ぎ、呼吸管を抜き取り、羽を正しくたたみ、
エリトラを伸ばさせるように誘導し、腹部に圧力をかけて呼吸を助ける。
そうして、硬直し完全に動かなくなったものさえ羽化まで持ち込めるんです。

ですから、蛹が羽化できないって、基本的には無いんです。
だから、期待の蛹の羽化に立ち会えない時ほど憤りを感じそぞろになることはありません。
頭30.8mmも、立ち会えれば種にできていたでしょう。そういう無駄な怒りを感じてしまう。
それでも羽化の時期だけでした。2017年度までは・・・・。
今年は蛹化の時期からそれが起こるんです。
耐えられるかなぁ。。。

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