2017年傑作選⑩

2017.06.30 (Fri)
順昌が続いていますが、これで傑作順昌は最後になりそうです。
他を圧倒する個体です。感覚的大きさ、太さ、厚さ、迫力、全てで、
ここまで紹介のものを、手に取ると圧倒します。

順昌NL
75mmジャスト程度、頭28.5mm以上、両顎最短6.8mm程度
くっそ・・・・顎7mm割った・・・!
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73C系によく見られた肌質です。
とても大きな円弧の顎で、顎の主張が凄いです。

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画像では真上から見ることが多いですが、手に取るといろんな角度から見ます。
この個体は、横見においても大変満足させてくれる雰囲気です。
太っているという印象を持たせず、しかし厚い。

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腹部は薄く、胸部・頭部・顎が分厚いので前のめり姿勢に見えます。

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内歯付近の肉付きがよく、顎が重たそうに見えます。

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頭も扁平形状でデカいので、
多分頭から上については個体自身も重いと感じていると思います。

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思いきり入った顎先と、上方にエッジをごまかしながら立ち上がる内歯がいいと思います。
エッジは、この程度曖昧で有った方が好きです。

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顎半開きです。工具みたいな開き方をします。
開き方は、GX48Aとかと似ています。
顎先が真横に開くノギス開き。

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物凄い所有感です。
重さも含めて今期の順昌として殿堂入りです。

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こういう写真、極太国産がはやり始めたときによく見ましたが、
オオクワガタの顎は美しいなぁと改めて思います。

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極厚には至っていませんが、ちょうど満足できる位のボリュームです。

来年はULSPの第二弾が登場予定です。
順昌も毎年楽しみになる度合が大きくなってきました。
今期は3ラインも作っています。

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2017年傑作選⑨

2017.06.29 (Thu)
第9弾は、順昌NLです。
非常に美しく、数値も中々良い個体です。

順昌NL
76.5mm、頭27.7mm、顎6.5mm程度
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とんでもなく顎が長い個体です。
顎先は入りませんが、ザ・順昌っていう感じがお気に入りです。

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やはりこの角度から見る順昌はいいなぁ、と思います。
非常に美しい。スポーツカー的なカッコよさを感じる。

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1発目の羽化個体でも顕著でしたが、内歯が非常に長いです。
内歯のスタートは手前気味ですが、長い内歯が前方まで伸びます。

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この個体は内歯の立ち上がりも非常に良好です。
内歯が立ちあがり、体積を持つと、なんとも美しいと感じます。

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大顎がものすごく長く、しかも開幅が大変広いので、
威嚇姿勢を撮らせるとシカクワガタみたいになります。

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美しい仕上がりと、中々のバランスの中で、実は顎数値は相当あります。
顎の厚みもしっかりしており、顎が全く脆弱に見えない良い個体だと思います。

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顎が長い個体よりは顎が短い個体の方が好みなんですが、
この水準に入ってくると、長い顎もたまらなく美しいと感じます。
前回のK+350は長い顎でえげつなかったので、
長い顎同士ながら対照的だな、と思います。

2017年傑作選⑧

2017.06.28 (Wed)
最後の最後まで仕上げを行っていたので、
中々撮影ができませんでした。
早くこの固まった様子を撮りたい・・・・そうして今日になりました。

K+350A
77mm、頭29.2mm、左7.1mm 右7.0mm
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ロケットですが、有無を言わさぬ面積・うねり・水かきの発達です。
思いきり立ち上がり、前方を向く内歯が非常に素敵です。
K+350系に強く見られる細らない形状で、
水かき周辺で測っても6.4mm位の幅があります。

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張り出し・基部の部分が機械のようです。

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長く、先まで分厚い顎はバズーカのようです。

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腹部はとても短いですが、横幅もあるので、
滅茶苦茶に広い胸部とバランスをとっています。
頭部も29.2mmとバランスを取れるギリギリ寸法であり、
胸部から上が4㎝以上もある思いきり頭寄りの、バランス良好個体です。

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まだ羽化後なので腹部が少し浮いていますが、
ビタッと収納される見込みです。

このフォルムは、かつて我が家で磨いたTP:EのX系統にそっくりです。
X系統のボディーを厚く幅広にし、顎を滅茶苦茶太くした、そういう感じです。

国産オオクワガタの85mmクラスの迫力を有していると思います。
ボトルを開けると、怪物だなぁ、という雰囲気です。
GX50-Gと並べても怪物性を思い切り主張してくれます。
今期のお気に入りTOP5には入りそうです!





2017年傑作選⑦

2017.06.27 (Tue)
引き続き順昌のご紹介です。

順昌NL
75.5mm、頭28.73mm、顎6.5mm
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物凄い縦横比率のマッチョ個体で、腹部が羽化後思いきり引き締まりました。

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上下に圧縮したようなタイプで、懐かしい雰囲気です。
が、縦にも分厚く重たさが満点です。

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バランス良し、と言えるギリギリの水準のボディーで、
胸部より上の面積が極めて広い個体です。

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ムキムキです。

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今日は曇天でそこまでいい写りではありませんが、
表面はそれなりに品格のある肌質です。

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眼下突起の発達が顕著で、四角いハンマー型頭部。
手に取ると、「重い個体」を思い切り満喫させてくれます。

国産-能勢

2017.06.27 (Tue)
ホペイフリークですが、国産も毎年少数入魂しています。
Hopei binoですから、全然浮気ではありません(笑)

昨年は入魂して本家から購入の華王をやろうと思っていました。
ところが、♂の種が弱すぎて得体のしれない小さい幼虫ばかり。
そこで、これは秘密ですが、今期大成功のライン全般に行った、
特殊交配を施しています。

ちなみに、親はしょぼいですよ~~~

親:華王
72mm、頭25.4mm、顎5.3mm
2016062901085053da.jpg
うける(笑)

ですが、この♂に期待したのは、兄弟で良いものが出ており、
濃血、かつ本家と血がそれなりに離れているということでした。
とはいえ、本家購入の♂の種も何とか含めたい。
考えに考え、悩みに悩み、特殊交配を試みました。

50Gでも同様のことをやっています。
その結果が良いので、新しい交配法として導入を真剣に行っていきたいところです。
いつか公開するかもしれません。

さて、3♂しか育てませんでした(爆)
上記交配法が成功で無かったら思いきりしょぼいのが出そうですので、
テストということで。

で、かなりいい蛹が出て、2/3が極太。
しかし、極太国産は怖いですよね~・・・パカが。
で、真剣に監督するつもりだったんですが、多忙で放置しました。

さてさて、棚の奥にしまっていたのをすっかり忘れており、
そろそろ色づいているんじゃないの?
と見てみると、なんと羽化直後でした。
自力羽化で完品です。セ――――フ!

華王A
およそ73mm、頭およそ27.1mm、顎6mm中盤程度?
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すげー!!やるじゃん、華王!高嶺の花だけありますね、実力は本物か?

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厚みもたまらぬことになっています。
小さめなので、物凄い厚みなのかは疑問なところですが、
丸太タイプです。

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実に、いい!
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そして、やはりホペイとはかなり違った形ですね。

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ぐわっと広い胸に、しっかり丸い腹部、
そして丸みを帯びた体積のある顎・・・・
国産に求めている形です。
自然光の中でも早く撮影をしたいものです。


2017年傑作選⑥

2017.06.26 (Mon)
2017年度の傑作選。
前回の順昌は1100㏄でショボレベルだと思い、
顎を歪ませてしまいました。
2連続で極太を後天的に歪ませたのでショックが大きく・・・・・
そんな時に、これはキタ!!と思わせてくれた蛹が居りました。

先の個体同様、顎が顔面からはみ出す勢いの張り出し円弧個体です。

順昌NL
74.5mm、頭27.3mm、顎6.4mmではノギス通らず
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兎に角腹部がコンパクトであり、腹部よりも頭部・胸部の部分の方が断然長い個体です。
実物は顎はほぼ「円」であり、威嚇時の張り出しも凄いことになります。

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頭を振り回して歩く様子がとても可愛い。
撮影時もしみじみいいなぁと思ってしまいました。

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品格も素晴らしく、きめ細かい肌が美しい個体です。

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顎先もビタッと合わさる仕上がり。

うわぁああああ、飛ばしたくないぃいいい!!!

一時譲渡約束でしたが、
手に取ればとるほど良い、となる個体で・・・
しかも、固まるにつれてカッコよくなったパターンです。
この湾曲で顎6.4mm超えは来年出せる自信もありません。
それで、色々変な汗を流しながら苦悩し、一時は譲渡をキャンセルしてもらった個体でした。
それでもこの個体を好いて頂き、譲渡することを決意しました。
しばらく、見るのもやめようと棚の奥にしまっていました。

このままでは、ちゃんと写真を撮らずに飛ばしてしまいそうなので、
本日再登場して頂きました。

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2018年度においては、どちらかというとサイボーグ系が出そうです。
こういうタイプも出てほしいなあ。


2017年傑作選⑤

2017.06.25 (Sun)
2017年度の羽化・一点物は全てお譲り約束が固まりました。
もう、基本的には残っていません。少しホッとしています。

本日ご紹介するのは、今期の殿堂入り順昌です。

順昌NL
72mm、頭27.4mm、左顎7.09mm、右顎6.89mm
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驚異的逆三角形、モンスター顎個体です。

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肌質が、光沢の強いエレガントなタイプで、
相当の所有感を感じさせてくれます。
蛹時の顎厚は極太国産にも負けないようなレベルでしたが、
ので、バズーカのような顎が頭部についているイメージです。

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身体全体が厚いので、手に取っている充実感が凄いです。

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内歯の立ち上がりも良好です。

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TRS50

2017.06.24 (Sat)
TRS50について質問等を多く頂く1,2日でした。
TRS50は一度更新したきりでしたので、現在の様子を載せてみます。
少なくとも我が家のTRS系は、形を変えまくります。
変態の時ではなく、羽化後から形が変わっていき、数値も変化します。
しかも、大抵は良い方向に行きます。
この個体も例外ではなく、頭部数値・顎幅数値がアップ、縦横比率が良くなり、
体格が締まってきています。それでも、まだ柔らかい状態です。

TRS50
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光を強く当てると顎面積が良く分かります。

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顎幅比率が今期羽化の個体の中で群を抜いています。

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体積のある顎です。

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内歯がぐわっと立ち上がるため、顎の前方の方にも厚みを感じます。

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腹部がうす~~~い個体になりそうです。

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非常にエレガントなクワガタだと思います。
ガッチガチに固まるのがとても楽しみです。



K+350

2017.06.23 (Fri)
綺麗に仕上がったK+350は非常にカッコいいです。
顎が強健な雰囲気で、ボディーもヒラタクワガタのようです。
ザラザラの表面も渋いです。

K+350-A
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TP:EのX系統のパワーアップ版・・・・という感じです。

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うねりながら上方に立ちあがる内歯が健在です。

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すっばらしい仕上がりです。
腹部もびたっと収まっており、顎先もぴたりです。
細らない顎形状もあって、十分な存在感を感じます。

最近沢山お問い合わせを頂き・・・・
死にそうになりました(笑)
沢山の方に興味を持っていただき本当に光栄です。

このK+350はお譲り可能です。
K+350A、K+350B、K+350Cの♀を付け、
K+350フルブリードセットで出せます。

2017年傑作選③

2017.06.22 (Thu)
2017年度、インラインの傑作です。
GX48Aです。もっとも入魂したラインの内の一つで、
「2代目の憂鬱」になっています。
GX48Aも、GX50も、インラインものは2代目として落ち着いてしまっており、
ド級の怪物が誕生していません。ここでブリードをストップしないで継続すれば、
来期か、その次では再度怪物が量産できそうです。堪え忍びどころですね。

そんな中でも、GX48Aは2頭の個体がインパクトにおいて親越えをしました。
1頭はお譲り済みです、入魂譲渡、4♀で飛ばしました。

さて、手元に残したベスト個体ですが・・・
GX48A
75mm、頭28.2mm、両顎均等に6.7mm
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兎に角画像が撮りやすい、どう撮ってもカッコよく映るので、
真正面から映ったか、だけで写真選別がOKです。

親画像です。
GX48A
74mm、頭28.0mm、左顎6.9mm、右顎6.5mm
IMG_8953a.jpg
親ではそれでもやや長方形であった胸部が、
やや小さくなり、より逆台形になりました。
親ではやや丸みを帯びていた腹部が、よりレモン型になりました。
親個体の方が内歯体積がありますが、子の方が内歯が前方を向いており、
かつ立ち上がりがいいので形状は良好です。
しかしまぁ~~~似ていますね(笑)!
胸部のディンプルが無かったら、識別が出来なそうです。
その親個体から、どこもすこーーーしずつ良くした、
そうして総合的に凄く良くなった個体です。

また、親時代は頭部中央がくぼんでいましたが、
今期においては、GX48A系は頭部中心部が盛り上がるものが出現しており、
これが頭部の存在感を際立たせてくれています。

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相変わらず暴力的な威嚇姿勢です。

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親個体と比較し、より内歯が先端の方に付いており、
急激に上方に立ちあがる形状です。
顎先までビタッと合わさるド完品で、手に取ると常に幸せになれます。

2017年傑作選②

2017.06.20 (Tue)
まずは今期の悔しい羽パカから。
内羽の切除等は行っておりませんが、修正し切れませんでした。

K+350-A
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この個体、内歯付近の体積が凄くあり、顎が全く細らない長方形の形状です。
この顎で完品が欲しかった・・・・・!

K+350-A
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こちらも同様の形状です。
この顎形状で完品を狙ったんですが、中々難しいですね。
次の繁殖においては絶対に達成したい目標です。

この2個体を育てて頂けることになりました。
不全とはいえ、可愛い個体なので嬉しいです。

さて、傑作選の第二弾ですが、GX48A-KWに飾ってもらおうと思います。
GX48A-KWは安定感が抜群なので、K+350とクロスを行い、
K+350の不安解消にもしていこうと過剰にメスをストックしています(笑)
♀も粒ぞろいで、デカいです。

オスも非常に良く、整った形が良く出ました。
アウト1代目ですが、濃血同士の交配なので大きなばらつきはありません。
それでもそれなりにはばらついています。
良い個体が結構いるんですが、トップがずば抜け過ぎていて他が霞みます。

GX48A-KW
顎だけ計測、7.25mm基部
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体長や頭部を測っていないんですね。忘れたわけではなくて、
測るのが怖いのです。お気に入りなので、
「あ、こんなもん?」っていう感覚を持ちたくないんですね(笑)

何時間でも手に乗せていられる個体です。
シルエットとしては好みにより受け付けない方も多いんじゃないかと思います。
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顎の開き方が特徴的で、扇形のような軌道を描かず、
顎先端が左右にぐわっと広がる感じです。
物凄い威嚇姿勢になるので、それを撮影したかったんですが、
凶暴なタイプではないらしく、ほどほどにしか顎を開いてくれませんでした。
これで、まだ7割開き、という感じです。

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【顎数値について】
顎基部が爆発的に太く、そこから先にシャープになっていきます。
異常に張り出しているおかげで、基部が正三角形みたいになって数値を稼いでいます。
GX系としては珍しく、水かきの発達が甘いです。
すげーーー絶対7mmある!!・・・っていう個体ではないですが、
手に取るとものすごい基部・・・と感じます。
今日計測してみて、7.25を割らなかったので改めて驚きました。
下手をするとGX50-Gよりも数値はあるのかもしれないです。

エッジが消滅しており、
内歯がどの辺から立ち上がっているのかがよく分からない形状です。
顎は鉛筆程ではないにしろ、逆台形ほどでもありません。
桃でもない。形容しがたい形をしています。
かつ、下方にうねっています。
顎先が入っていないのに、内歯が飛んで見えます。

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頭部が盛り上がっており、特に普通両端が盛り上がるところが、
真ん中らへんが盛り上がっています。
胸部が締まっており、ぽってりとした腹部がついています。
ヒョウタン型に見えます。

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裏側も個性的で、微毛がものすごく発達しています。
国産カブトムシの♀のような感じです。

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正直、狙っていた形と全く違う し、
ホペイに想像してきた形とも全然違う個体です。

画像だと、それでも2次元になるので特異性が緩和されますが、
実物は相当な個体です。
色々、あんなホペイが欲しいなぁ、こんなホペイもいいなぁ、と思ってきましたが、
完全にそういう思考の圏外の個体です。

・爆発的な巨頭でもない
・顎は先端に向かい細る
・顎先が入らない
・水かきの発達が無い
・エッジが無い
・胸部が似合わないくらい締まっている
・腹部がぽってりとしている
・ボディーが厚い

と、文句を付けまくれる個体なんですが、
・頭部が総じて盛り上がっている
・顎基部が異常に太い
・顎先がピンのようにとがりながら完全にぴったりと合わさる
・水かきの部分が長く、内歯の内側まで伸びる
・エッジ消失の為、内歯が上方に立ちあがる
・思いきりヒョウタン型をしている
・腹部に抜群の安定感、そしてかわいらしさ
・ボディーだけでなく、胸部・頭部・顎まで分厚く圧倒的な体積を感じる

と、それぞれに妙なスペックを備えて覆してきます。
結局、一部を見ると色々文句が言えるんですが、
全体を見ると、
デカい腹部だから良かった、水かきが出ていたらそれはそれでイマイチ・・・
と、自分としては個体そのものに大きな減点が出来ません。
定石の反対を揃えまくって生まれてきたような異端児だと思います。

それが、このデカい頭を振り回しながら歩くので、
もう可愛くて仕方ないペットなんですね。
一般受けする形ではないでしょうが、今期の羽化個体の中では間違いなく
TOP3には入れる個体です。

シャレにならないのが羽化した⑫

2017.06.19 (Mon)
まさかの?12弾目に行けました、「シャレにならない」シリーズ。
とはいえ、もう蛹自体が残っていないので、これで今年度のホペイの
羽化のお楽しみは一区切り・・・というところです。
もう蛹が残っていないので。。。
で、華王の蛹が二つおまけのお楽しみで残っている、というところです。

2017年度最後の蛹化、
そして最後の羽化を飾ってくれたのはTRS50でした。

TRS50
IMG_4290あ
幼虫時28gでしたが、全部顎に行きました、っていう感じです。
物凄い顎で羽化してきました。全く顎やせしませんでした。

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自力完品羽化でした。
結果オーライだからいいものの、仮眠のつもりで合わせた目覚まし時計は、
今回も鳴りませんでした。

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凄い小さい腹部に、更に小さい胸が乗っていて、
そこそこ大きな頭に、完全に不揃いな顎が付いている、という感じです。
顎の形状も1発目よりやや湾曲しており好みです。
固まるのがとても楽しみです。

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既に光沢が見られています。

IMG_4288あ
厚みも健在です。

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気になる腹部の皴も問題なく、
ぺったんこのうす~い腹になりそうです。

GX48A-KW種用ストック

2017.06.19 (Mon)
仕上がりの良さというか、バランスの整い具合とか、
エレガントさというかで、あまり記事に上がらなかった個体です。

GX48A-KW
74mm、頭26.9mm、顎6.4mm
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随所にGX48Aの気配を感じるものの、
総じてセブン系・・・・という雰囲気です。
特に顎の形状や、体のバランス等は元親の関羽にそっくりです。

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顎形状がとても美しく、太く「見える」個体です。
ケースをパカっと開けてマットの中に鎮座させると、
「優良個体です」と語ってくれる雰囲気です。
GX50なんかは、マットを掘って個体が姿を現すと、
ゴツイです、っていう雰囲気なんですが、
こいつは「ホペイです」っていう感じで数値を知っていてもワクワクします。

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腹部がやや大きめです。
GX48A-KWは腹部が大きめの個体が多く、
幅広で短い印象です。
これが胸部や頭部に優ってしまうとイマイチなんですが、
そういうわけでもない・・・というサイズです。

これを実はすごく買っています。
結局、超太い個体が出たときに100%の喜びを感じられないのは、
「不全するのかなぁ」があるからです。
50Gとかは異常であり、激太・巨頭であるほど不全の率は上がるのが普通だと思います。
48A-KWからは7mmクラスも出ていますが、
この腹部の安定感があるため、全く不全が怖くありません。

また、今期腹部については相当注意深く観察しました。
一度自分の固定観念を捨てて見てみると・・・

ショボ・ハネ個体は、一様に腹部が綺麗。
皴とかが無く、つるっとした腹部をしています。
危なっかしいものになってくると皴が寄ってきて、
これが迫力に変わりいいんですが・・・皴寄り腹部はとても小さいことが多く、
エリトラが足りない!と感じることが有ります。

中には、極太で腹部が美しいものが少しいます。
K+350-Cなんかは滅茶苦茶太いですが腹部はキレイで、
細個体と同じような感じです。
48A系は、このような腹部の強みを持っていると感じています。
結局48A-B、48A-KWから不全は出ていません。
GX誕生の頃より、48Aの仕上がりの良さは群を抜いていました。

その背景は、48A系にしたときに高確率で引き継がれる、
腹部のふと短さではないかと感じています。
腹部が超絶に締まったものでも、一定の幅を持っています。

頭28mm超え、顎6.5mm超えを量産できましたが・・・
それでもこの個体は上位に食い込む優良個体だと思います。
今日は曇天で個体の持つ美麗な雰囲気が映りませんでした。
また写真を撮りたい1頭です。


GX48C

2017.06.18 (Sun)
より強力な起爆剤としての方向に向かっているGX48C、
その内来週飛んでいく予定の個体です。

GX48C
73mm、頭27.2mm、顎5.9mm
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物凄いやすり肌です。
顎は閉じるときれいな逆台形になります。


2017年傑作選① GX50-G編

2017.06.17 (Sat)
2017年度の最高傑作の選出が終わりました。

今週の後半絶不調でした。
アクシデントが続いてしまいました。。
気分を持ち上げるために傑作の測定と撮影を行いました。

GX50-G
76mm、頭28.3mm、両顎7.2mm最短
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顎が何ミリの個体に「見えるか」という点においては最高の顎迫力の個体です。

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重量感がものすごい個体です。

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顎厚も5mmを超えており、この厚みは初代極太7mmと同じ雰囲気です。
ここで厚みが発現したかぁ、というところです。

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「パテで増量しました」タイプ。

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次はシャレにならないシリーズの発端。
びっくりのGX50-G第一弾。

GX50-G
72.5mm、頭27.7mm、両顎7.0mm均等
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驚異のパテで増量しました個体。

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顎を開いても細さが顔を表さない極太です。

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顎の広さは横見で一層際立ちます。

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この体長にして、両顎厚み5mmを超える為、
非常に顎が重そうです。

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顎が異常に太く、腹部の締まった抜群個体です。
こういう個体の方が好み、という方も少なくなさそうです。









まだ続きます。
今度は、お気に入り度トップクラスの個体。
99%がGX50です、という顔をしています。

GX50-G
75mm、頭28.8mm、顎6.5mm
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顎幅率は他個体にやや負けますが、圧倒的な縦横比率、
及び頭部面積が魅力です。
GX50そのままの形状をしています。

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顎開きであっても、顎閉じであっても、
遠慮なく逆三角形度を披露してくれます。

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また、この個体は他個体と比較し、
顎がやや控えめな分エッジがきちんと出ています。
エッジの出る個体の良さも伝えてくれます。

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結局GX50のインラインあっての個体です。
GX50は、相手方系統を尊重します。
そのスペックを爆発的に増やす傾向が血統自体に見られます。
湾曲タイプであっても、円弧タイプであっても、丸顎タイプであっても、極太であっても、
はたまた美形であってもそういう個体のまま数値を向上させます。
その中でも、しっかりとGX50が主張をしてくれた、
そういう意味でもお気に入りです。









お気に入りはペットにするとして・・・・・
種確定の個体がこちら。
フォルムと潜在能力のみに照準を当て、種として考えたときの、
トップ水準個体です。


GX50-G
71mm、頭26.9mm、両顎6.6mm
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異常な顎幅率です。
そして、短歯湾曲が多いGX50-Gにおいても、群を抜いて短歯で湾曲が強い個体です。

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顎が短すぎる為、顎を開かせると一層太さが際立ちます。

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横から見るとコロンとしており非常に可愛い。
必要最低限交配させ、ペットとしても大切にしたい個体です。
重量感は足りませんが、おかげで可愛さが増したという個体です。

IMG_4112a.jpg
強湾曲、画像加工レベルの顎、そして、TTの良個体のような湾曲。
絶対に種!という個体です。







そして最後を飾るのはGX50-Gの最高傑作。
この個体が翌朝、羽をピタッと閉じていたあの瞬間は、
今後もずっと瞼に焼き付いたままだと思います。

GX50-G
75mm、頭29.2mm、両顎7.2mmド最短
IMG_3914.jpg
超絶フォルムです。筆舌に尽くしがたい。
顎は上の個体と同じくらいで、頭部が大きいため控えめに?見えますが、
巨頭ホペイフリークとしてはこっちの方が断然素敵に感じます。

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頭部に至っても圧倒的な厚みであり、
腹部も薄く小さな個体です。

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反則レベルのシルエットだと思います。



これから、傑作選を載せていきます。
インラインに対しては厳しいので、一級品のみの紹介になる場合もあると思います。
GX48A、GX50ですが、こういった、凄い個体ではなく・・・・
血統自体の個性に魅力を感じて頂き、多数お問い合わせを頂きました。
特にメスのお問い合わせが多かったのが嬉しいです。
自分の血統の個性のまま爆発させたい、なんていうお話が多かったです。
やっぱり、一番かわいいのは自分の個体ですよね。

ということで、GX50のメスは残り2頭、
GX48Aのメスは無くなりました。
今度は、順昌を撮影したいな、と思います。

今期はあまり入魂撮影を行っていませんが、
GX50、GX48Aも数値を合わせて公開したいと思います。
固まった個体の撮影・・・・これまたブリードの楽しさの一つですね。

測ってみたら凄かった & GX48AとK+の経過

2017.06.15 (Thu)
岩石のような順昌NLです。

順昌NL
IMG_3692あ
73Cの色が強く出ていますが、とにかく圧倒的重量感にびっくりした個体です。
昨日数値を測ってみました。
それほどガッチガチには測っていませんが、
6月14日現在、76mm、頭28.7mm、顎左6.6mm、右6.5mmという、
素晴らしい数値でした。
顎先までビタッと合わさる仕上がりで、手に取って十分幸せになれる個体です。
また、蛹の時にご紹介した眼下突起は健在で、コレのお陰で頭部が四角に見えます。




昨日はGX48Aをご紹介していますが、
まだ頭が座っていない状態でしたので、もう一度複数枚写真を・・・

GX48A-B
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GX48Aは完品率が非常に高く、かつ顎がとにかく瘦せずに太く出ます。

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ノギスのような開き方をする個体が多いのも特徴です。

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2代目になり、初代の荒削り感が緩和されてきました。
バランスも良くなってきています。

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GX50同様、アウトで相手方を立てるような触媒的要素を血統的性質として確認できていますが、
顎についてはやや我がままであり、
顎幅・張り出し・逆台形的形状は割と強く引き継がれます。


やっぱり固まってからじゃないと、
本当のカッコよさは出てこないですね。
羽化が進むと同時に、計測できる程度に固まってきた個体も多いので、
少しずつ黒くなった姿を数値と合わせて更新していきます。

TRS48A 種用個体
76.5mm、頭28.25mm、顎左6.5mm、右6.4mm
IMG_3742あ
逆台形のお手本のような形状。
48AとTRSの良い所取りをしたような感じです。

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気持ち腹部が大きいですが、それに負けない程度に締まった胸部、
デカい頭部、張り出しが強い顎でカバーしています。
大きく、所有感があります。
顎が外れる勢いで開くのはGX系の特徴です。
基本顎閉じ画像が多いですが、GX系は顎を開くとかなり凶暴な感じです。

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上品な肌質と、太い内歯はTRS譲りです。
上の48Aと比較しても、内歯のボリュームが相当増しています。



最後に、先日のK+がかなり見れる感じになってきました。
現在最後の仕上げ中で若干お見苦しい画像ですが・・・

K+350-A
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胸がTP:E譲りで馬鹿でかいんですが、
形状が長方形ではなく、頭部の方に向かって下方に巻き込むような形をしており、
これにより胸がデカいことによる不格好さを緩和、
むしろ胸がでかいことによりカッコイイ、という方向に転がっています。

頭部29.3mm、顎は7mmでは全く通りません。
このままがちっと測ると顎元を凹ませてしまうので、
しっかり固まってから顎最短は測ってみたいところです。

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これをホペイと呼んでいいものか・・・
どっちかというと、顎だけ形を変えた前胸肥大のマリンドッケみたいな感じです。
頭部から胸部に向かっての「厚みのバランス」が取れており、
胸部肥大でも良いというヒラタタイプのボディーに仕上がっています。
そして、腹部は収納される見込みです。

K+350ですが、極端に言えば、
10♂やって、1♂すっごいド完品を得ることができ、
他の9頭が全てダメというそういう血統になってきています。

一番凄いものは一番健全であるという面白い現象が起きており、
K+350-Cのもの凄い個体も腹部も超健全です。

K+350の最高スペック&フォルム個体は全て最大体重から出ています。
これは幼虫時の体重が33gでした。
そして、体重が乗った順に健全です。
重いほど、デカいほど、太いほど健全という感じです。
形状でTOP3を並べたときに、TOP3で不健全なものがいません。
ちなみに、現在のNo.3はもうじき飛んでいきます。
そして、今夜完品であれば新たなNo.3が誕生する予定です。

K+350系は、健全なものが思いきり大きく太くデカくなる、という印象です。
27g級は、思いきり太くても羽パカとか腹部が入らないとかばっかり。
健全な♂を使って、仕上がりの良いおとなしいメスに掛け、
不全連発でも1ライン1年でとんでもないのが1頭ゲットできればいい、
という究極の自己満足ラインだと思います。

数頭から選別して、他はオークションで菌糸代を
・・・・という方向には全く貢献してくれないと思います。

シャレにならないのが羽化した⑪

2017.06.14 (Wed)
昨日はTTの羽化がありました。
大成功だと思います、一番期待の蛹は一番期待の形っぽい感じで羽化しています。
とはいえ、TT17の親の血が強く出ていますので、顎はとても細い。
固まって、バランス等も見れるようになってからしみじみ楽しめる個体だと思います。

昨日はもう1頭の羽化がありました。
昨年最大の期待を込めたラインの一つ、GX48A-Bです。
ここから、2頭の傑作と思われる蛹が出ています。
この2頭の傑作の内、1頭は蛹化時期以前よりお話をしていた方にお送りします。

とはいえ、GX48AはこれまたGX50のような、
アウトでパワーを発揮する貴重な系統です。
純系を絶やすわけにはいかないので・・・・
もう1頭の羽化はかなりクリティカルな重要性を持っていました。
もう1頭は、顎先がより内を向いた逆台形に近い形をしていました。
ただし、もう1頭よりは形状が安定しており落ち着いた雰囲気でした。
そこそこのバランス個体で羽化してくれればよいかな、位に思っていました。


GX48A-B
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やってくれました。
ぶっ飛んだ形状でした。
初代よりも更に磨き上げられた雰囲気になってきています。

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突然上方にぐっと持ち上がり、前方に飛んで見える内歯は、
GXとK+の個性だと思います。難なく完品羽化もさすが48Aといったところです。

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頭部が膨れ、デカイ。
GX48A-KWにもこの頭部が引き継がれ始めています。
まさかの十一弾目に行けました。


シャレにならないのが羽化した⑩

2017.06.13 (Tue)
遂にシャレにならないシリーズも第10弾、
最低10個体もえげつないフォルムのものを手にすることが出来ました。
なんて贅沢な年なんでしょう。

今期は頭が30mmあるものは生まれそうにありません。
昨日は、これまた極めつけの蛹が羽化予定でした。
起きるとちょうど羽化の途中でした。K+350Aなので不安でしたが・・・

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後半のK+350は健全に羽化をしてきていますので、
こいつもこのように順調な進行。

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後は最後羽を閉じれるかどうか・・・・!

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やりました、成功です!
内ばねに水ぶくれが出来たりしないかがわずかに気になりますが・・・

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問題なく仕上がりました。
それにしても、凄くとがった腹部です。。
すでにK+系のエリトラリンクルスも発現してきています。

さて、昨日は仕事だったので、
頭を持ち上げ始めるところまでしか確認ができませんでした。

IMG_3454あ
巨大頭部が持ち上がってくる迫力。

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ずおおおお!

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モービーディックと名付けたい。


そして、帰宅すると取りあえずは落ち着いていました。
内羽が収まるかが心配でしたが、朝ちゃんと収まっていました。
腹部も意外と問題なさそうで、良く排水しています。

幼虫時33g、超巨大蛹の怪物です。
頭は現在29.2mm程、顎面積が凄く7mmは割らなそうです。

K+350-A
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ストレートで長く、顎先が入らないK+350の個性ですが、
水かきが非常に強く発達し、顎の太さが変わらない個性と、
内歯がうねるように前方に伸びる個性でストレートタイプとしての良さを
十分に伝えてくれます。

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凄い重量感。
そして、ディンプルが少ないので逆に異様さが際立ってしまいます。

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入らない顎先に対して内歯が前方に吹っ飛べる個性は最高に素敵だと思います。
固まると、腹部が少し浮くかもしれませんが、種として、
また越冬については全く問題ない個体になりそうです。
この小さすぎ短すぎる腹部を何とかするために、すでにアウトも思考中。
ストレートタイプのガツガツゴツゴツ顎を踏襲しながら、
デカさ・安定性を磨いていきます。
そのために、このような尖りまくった個体は大切に親としていきたいと思います。

ちなみに・・・・
「不全で数値があるものはどんな感じですか?」
と結構聞かれたので、ハネ品レベルをアップしてみます。

K+350-A
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顎ずれ、羽パカ、修正し切れず。
しかし、この顎で完品だったら超カッコいいと思うんだよなぁ。。。

K+350-A
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顎ずれ、ハネ修正済、腹部全く収まらず。
これで小さくて良かったんだよなぁ、上半身はカッコいいんですけどね、
上半身だけイイのは好きじゃないんです。
やっぱり、完品であってこそだと思います。

K+350-A
K+350-A
IMG_3542あ
放置してたら羽化してました。
仕上がりもいいし、悪く無いかも。
2群でも良かったかなぁ。

これらの個体は、お譲りできますし、
K+350-Aのメスは大量にいるので、ゴツイヤバいのを付けられますが、
全くお勧めできません。
次世代では、凄い個体の凄い羽化不全を量産すると思います。
その中の3%位が凄い個体で完品で出るのかな、と思います。


シャレにならない個体シリーズは、
多分今年は今回のK+350でおしまいです。
もう、モンスターは控えていない・・・・・・と思います。
TRS50と、GX48Aがもしかすると凄くカッコよく羽化するかもしれません。
顎幅率、縦横比率、フォルムでは一級品が出る可能性が複数残っていますが、
モンスタークラスはもう残っていません。

次はTT系を更新する予定です。
TT系は難しいです。

TT17-HD
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過剰にバンドエイドを貼っていますが、自力完品羽化です。
そして、ポーズをとるので奇跡の写りです。
実物は普通。
腹部が羽化時でろんでろんに見えて怖かったので保険を打ちましたが、
2日ですんなり収まってしまいました。K+に見習ってほしい。
ポーズを撮るので奇跡の写りですが、実物は顎幅・顎体積はTTとしてはあるものの、
顎先が入らないので、カッコよくないです。
ただ、数値とかカッコよさが足りなくても、張り出し系が上手くまとめてくれています。
あれもまた凄くいい血統だと思います。

TT17-HD
IMG_3546あ
凄くいい・・・・とは思うんですが、顎皴が寄ってしまったのでハネ。
顎先が入っていますし、張り出してガツガツっと曲がっている。
まず、顎先は入らないとダメですね、カッコよく見えない。
それから、顎の厚みがかなり違っていて、これは太くないですが、
そこそこ厚いので所有感はあります。

TT17-HD
IMG_3557あ
これは結構いいんじゃないでしょうか。
張り出し系が凄くいい仕事をしてくれました、
質感等はTTのもの、張り出しが張り出し系統譲り、
結果的に結構栓抜き的な形になってくれました。
バランスも整っています。

TT17-HD
IMG_3569あ
丸いんですが凄い細いし頭も小さい。
で、腹がデカい。これは・・・・イマイチだなぁ。。


TT17-HD
IMG_3564あ
何か懐かしい!!
顎は凄く細いですし、頭も小さめなんですが、
とっても丸い。TT2Aとかって、最初こんな形だったような??
仕上がりが滅茶苦茶きれいです。

とまぁ、こんな感じでTT系をいくつか載せてみましたが、
これら、蛹の頃には期待値は同じでした。
羽化してみたら、これはもう少し顎先が、顎の厚みが、頭部が、重なりが・・・
と様々あと一歩なんですよね。

今回ご紹介の2枚目、3枚目は結構いいと思うんですが、
それでも、前回紹介のTT程のインパクトはないかもしれない。
3枚目は固まると質感によっては前回のものを超えるかも。
そんなTT系の蛹も今日羽化予定のものが最後になりそうで、
そして今日羽化予定のものが今のところ一番期待の蛹ではあります。
あと、1つ前蛹があったので、あれがどんな蛹に仕上がってくるかも気になります。





圧倒的に-シャレにならないのが羽化した⑨

2017.06.11 (Sun)
昨日の羽化個体です。
サイズ・頭幅・顎幅・縦横比率すべてが圧倒的、
今期の羽化個体の中でずば抜けてトップです。
しかも、羽化してからではないと分からない顎のつくり、
腹部の締まりについても秀逸です。

GX50-G
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頭は29mmを優に越してきます。

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77mmですが、重量感も抜群です。

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顎の厚みも素晴らしい、ボリューム満点です。

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うねった逆台形の味わい深い顎です。

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生きて動いているのが奇跡、
自力完品については奇跡中の奇跡だと思います。
顎は8mmには届きそうにないですが、凄い数値に開いても通りません。

この1頭が今期の最大の期待でした。
本当に無事に羽化してくれて良かったです。



さて、来年の交配をやや遅ればせながら順調に進めています。
TRS48
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純系ではありませんが、奇跡の血統の一つだと思います、TRS。

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羽化後形や数値が微妙に変化していく癖が面白く、
この変化は後食を開始するころまで続きます。

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頭が膨れ、胸部・腹部が締まり、顎の輪郭がはっきりしてきた感じです。
完全に黒くなるまでまだまだ変化がありそうで楽しみです。
そろそろ特有のツヤも出始めました。

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こういう個体の作出も含め、ブリードを行っていっています。
凄い労力が必要でくたくたになりました。

手前の産卵セットもそうですが、奥の緑のラックは全て今季羽化の♀。
最上のセットを組めるようにしています。
今期はメスも入魂なのでどれもデカいです。

一応の2017年度の交配はこのような感じです。
【現在交配状況】※系統名仮
①極太1×GS・・・M-44(最も美しい♀)
②極太1×GX・・・M-45(最も逆三角形な♀)
③極太1×GS・・・M-48(最も顎が太い♀)
④GX48A×GS・・・・・・・・・・・・・・・48A-47(最も仕上がりの良い♀)
⑤極太2×PTR・・・・・・・・・・・・・・・PTR77(ド級の張り出し台形顎狙い)
⑥異形個体×GTS・・・・・・・・・・・・GTS70(湾曲極太狙い)
⑦異形個体×TT18MB4・・・・・・・・MB470(湾曲極太狙い)
⑧極太1×GX48A-KW・・・・・・・・・M48AKW1(仕上がりの良いデカ♀)
⑨極太1×GX48A-KW・・・・・・・・・M48AKW2(ゴツイデカ♀)
⑩詳細秘密の入魂怪物狙い・・・GX50-NZ1
⑪詳細秘密の入魂怪物狙い・・・GX50-NZ2
⑫詳細秘密の入魂怪物狙い・・・GX50-LB
⑬順昌RTN×ULSP・・・・・・・・・・・ULSP-新
⑭順昌RTN×ULSP・・・・・・・・・・・ULSP改
⑮順昌RTN×NL・・・・・・・・・・・・・順昌NZ
⑯怪物肝川×50mm・・・・・・・・・・肝川SP1
⑰怪物肝川×50mm・・・・・・・・・・肝川SP2
⑱怪物肝川×45mm・・・・・・・・・・肝川SPC
⑲異形個体×TT24TM・・・・・・・・24TM70

凄い数ですが、順昌ULSPが毎度のことやや生み渋っている様子。
肝川が意外と産むペースが遅い。
GX48A-KWのメスは早期羽化の為、1メスは産卵中、もう1メスは産まないかもしれない。
TT系が産まない可能性あり。
GX50が最後のものにかかり切らなかった畏れあり。

ということで、例年と同じくらいの数になる見込みです。
ちょっと保険も兼ねて多めにセットしており、
本命ラインを最優先に採卵し、本命がOKであれば他は撤退、
なんていう風に考えています。


2017年度最高個体(予告編)

2017.06.10 (Sat)
今期100%の極太巨頭率をたたき出した驚異のGX50-G。
素晴らしい個体だけが生まれるという奇跡のラインとなりました。

どれも顎が太く頭が大きいのですが、
特に顎が顕著に太く出た2頭は凄いスペックです。
1頭は複数回登場していますので、今日はもう1頭の方を・・・

GX50-G
72mm、顎6.7mm最短
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写真加工の領域に踏み込んだ無茶な形状をしています。
特に顎の体積が凄いことになっています。
その上に、顎の形状が好みそのものの形となっており、
短く、湾曲しており逆台形のシルエットです。

IMG_3257a.jpg
顎を開くと、顎基部の太さがもうシャレにならない個体です。
特にお気に入りの1頭となっており、お気に入り過ぎて全く触っていませんでした。

この個体は72mmですので、小ぶりです。
この蛹が出たときには、「おっ!!」と思うと同時に、
「この形状ででかかったら」と思ったのも事実です。

奇跡は起こるもので、この蛹であったころと全く同じと言っても過言ではない
超極太の蛹が、最大体重の幼虫から出ました。
IMG_10451あ
極太・巨頭の量産となった贅沢な2017年度においても、
ボトル越しに他を圧倒していた蛹です。

蛹時の顎幅は9mmを超えており、ほとんど1㎝ではないかというものでした。
特に基部がシャレにならないほど張り出しており、
張り出しているのが分からないくらい膨れていました。

もう、この個体のせいでどれだけ胃に穴が空きそうになったことか・・・・。

そのストレスは毎日付きまとい、遂に一昨日色づくまでになりました。

GX50-Gは変化が極めて速いラインであると感じています。
内部形成が早く、早めに色づきます。
また、排水も早く早めに黒くなります。
ものすごく健全なんだと思います。

これは日曜日にゆっくり羽化に立ち会えるぞ!!
という予想に反し、
昨日の深夜0時頃にはもう羽化まで秒読みというところでした。

しかし、連勤が続いており、
これにガチンコで立ち会ったら明日の勤務に支障が・・・・・

とりあえず仮眠をとることにしました。
2時間はあるだろうと見て、3時にアラームを合わせ、
絶対に起きられるように耳元に置いて就寝。

さわやかな朝日と鳥の鳴き声が。
しまったぁあああああ!!!

こんなに物理的に高速に起きたことはありませんでした。

ボトルに走っていくと、
IMG_3235あ
うわぁあああやったぁあああああ!!


この瞬間は一生記憶に残ると思います。


どう考えても神に愛された年であるとしか思えません。
羽化率が奇跡的過ぎる。
まだ頭を起こしていないので、この奇跡の個体の更新は明日になりそうです。


幸せにしてくれる個体  飛んでいく個体

2017.06.09 (Fri)
今期幸せ度マックスの個体と、
飛んでいく個体の一部をご紹介です。

まず幸せにしてくれる個体がこちらです。
もちろん、他にもお気に入りが沢山いるんですが・・・・

GX50-G
75.5mm、頭28.99mm、顎6.45mm
※現在数値
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頭部が過剰発達したたまらない個体です。

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顎は異常に太いという個体では無いですが、形状がカッコいいので十分です。

IMG_3150あ

IMG_3153あ

IMG_3126あ
何回手に取っても幸せな個体。
仕上がりも超健全で、TP:E元祖X系統の癖の、
ごくわずかなエリトラ長さ違いがありますが、
自力羽化、固まるのも早く、腹部の収納も早かった個体です。





今期は早期からご要望を多く頂くことができました、
ホペイに興味を持っていただけるようになりとてもうれしく思います。
もう計測可能なので数値も公開していきます。
今期は思えば羽化時にほとんど数値を公開していませんでした。
数値を測るのが面倒で・・・・不眠で見守った後の緻密な計測が辛かったという背景もあります。
以下、お譲り約束済み個体です。

GX48A-B
73.5mm、顎6.4mm、頭28.2mm
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今期のGX48A-Bの最高傑作のうちの1つ。

IMG_3202a.jpg
圧倒的異形です。超圧縮タイプです。
GX48A-KWの異質個体に似ています。



順昌NL
72mm、頭26.5mm、顎左6.6mm、右6.3mm
IMG_3158あ
まぁ反則な顎をしています。
不全は全て後天的なので、完品を見てみたいものです。
我が家でもこの類の順昌を継続します。



K+350-C
70.3mm、26.8mm、5.9~6.0mm
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個体のインパクトも良いのですが、仕上がるまでの健全さも抜群。
親として安心できるK+350です。




順昌NL
75mm、頭27.3mm、顎約6.5mm
IMG_3183あ
ほぼ完全円形顎。



どの個体も1点物で、凄くいいと思います。
できることなら手元に置いておきたい。あんまり放出すると、寂しくなるんですよね。
2015年度は結局最低限しか手元に残さなかったら、眺める楽しみが半減してしまいました。
それで、今期は少し多めに手元に残すようにしています。
順昌NLはもう出したくないですね(笑)
他の個体達の測定もしてみたいな、と思いました。

TRS48A

2017.06.08 (Thu)
今期複数の知人より注目を頂いているTRS系・・・・
昨日出発前に、TRS48Aの羽化が秒読みという所でした。
素晴らしい逆台形の蛹であったものです。

IMG_0839あ
逆台形ということであれば理想的な形の蛹でした。
問題は、これが無事に羽化できるか、羽化したらカッコイイか、
ということでした。

期待の蛹だけあり不安を抱えたまま出発、
帰宅し一番に確認をすると、無事に羽化をして、ちょうど頭を持ち上げ始める頃でした。
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とにかく、毎回この瞬間にはホッと溜息をついてしまいます。
さて、その個体が今朝になって撮影できる感じになっていました。

TRS48A
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素晴らしいシルエットをしています。
ちゃんと張り出しているので、顎がやや浮いたようなアンバランスさが感じられず、
きちんとまとまった印象を感じさせてくれる逆台形です。
張り出し、広くカーブした円弧から顎先がすっと入る綺麗な形です。

TRSの筒状の体積を感じさせてくれる顎と、
立ち上がった水牛タイプの内歯を踏襲しており、
その内歯付近の質感に、
GX48Aの岩石のような固そうな雰囲気がアクセントとして入っていいます。
良い所取りをしつつ、8割TRSという血統尊重型アウト個体です。
GX48AやGX50は血自体に価値が高いと感じており、
アウトした相手方の形質を盛り立てる触媒的効果を強く感じます。

IMG_3100あ
奥の顎に注目すると分かりやすいのですが、
途中からぐっと立ち上がる形状です。

IMG_3098あ
こうして光が強いところで撮影すると、
TRSそのものの隆起をしています。
頭部の形や、締まった胸部もそっくりです。
これから赤くなるにつれて腹部が思いきり細くなることが予想されます。
TRS系は、もれなく硬化と並行して腹部が急速に細くなるので…。
そうすると、逆三角形度合が更に際立った頭部寄りの個体に変貌していきそうです。
IMG_3097[1]




IMG_3101あ
頭幅も28mmは楽に超えてくる個体です。
仕上がりは75mm前後という感じです。




欲しかった形・・・!!

2017.06.07 (Wed)
今期はとんでも極太とか、とんでも頭部が沢山出ました。
更に重量級の所有感抜群モノも含めると、
かなりのインパクト個体を作出できたと思います。

一方、太くなくても良いという系統もありました。
TT17HDです。ガクガクッとした湾曲と、独特の肌質を出したかったラインで、
尋常じゃない顎の血を入れていないものです。
当然顎は細いんですが・・・

TT17HD
73mm、頭26.6mm
IMG_3040a.jpg
これこれ、これが欲しかったんだよ!

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頭部が非常に変わった形状をしています。
頭を下げて写しているように見えますが、頭はどちらかというと上げています。
頭部と胸部の付け根の頭が収まるツルツル部分がやけに広いんです。
・・・それよりも頭部の前方の膨らみが素敵。
とても、膨らんでいる。おかげて頭部が非常に広く見える。

IMG_3046a.jpg
この肌質を撮りたいがためにかなり入魂して写真を撮りました。
50枚くらい撮ったのかなぁ。
それでも、TT系らしくひょっこひょこ個体なので奇跡の画像ではないですが、
肌質については実物そのものに写せた自信があります。

IMG_3048a.jpg
肌のザラザラの粒が大きいようなTT系の肌。
そして、光沢がある高級感。
顎は5mm台で昨今のホペイと比較すると極細かもしれませんが、
所有感が十分で、太い個体を撮った時よりも幸せ度が大きい場合もあります。
また、腹部や胸部がよくまとまっており、バランスが絶品。
顎先もびたっと合わさり、顎皴も無い仕上がりの良さです。
そこに「張り出し系統」がエレガントさというアクセントを与えてくれたという感じで、
大成功だと思います。

TT17HD系はそれこそ自己満足血統として、
手に取ってニヤニヤしたいものです。

今期は、実は、3ラインもTT系を導入しています。
TT18、TT24、TT32と導入していて、
我が家の極太円弧超逆三角形の危なっかしいとしか思えない♂に掛けていますが・・・・・
そして、太くてこのような雰囲気をもったらどんなに素敵なんだろうと思いますが・・・
逆に、太くしたら似合わないんじゃないかな?とも思ってしまいました。

今日はもう一つ蛹を掘ってみましたが、
羽化してカッコイイか分かりませんが、これまた面白い湾曲をしていました。
どちらかというと、手に取って可愛いタイプだと思います。
ただ、このタイプ、顎先が入ることがカッコよさの最低条件ですね。
他の個体も見ましたが、顎先が入らないものは、カッコ悪いです。

K+350

2017.06.07 (Wed)
K+350Aの後半組が羽化しています。
現在3頭後半組が羽化しており、これらが全て完品となっています。

K+350A
IMG_2998あ
直線的で同じ太さを維持するタイプのカッコいい顎です。
太さは6mmジャスト位?あんまり太くは見えません。
A,B,Cフルセットで10♀位付けてオークションに出そうかな・・・。




今日昨日と、♀の掘り出しを少しずつ行っていました。
今期は相当な量のメスがストックできています。
しかも、最後まで頑張って瓶交換を行ったので、
どの♀もがっちりして大きいです。
大きいので選別も容易です。種ストックレベルを選別する事が出来ました。
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その中で、オスも確認してみて目に留まった個体が居りました。

GX48A-KW
IMG_2996あ
物凄い美しさ・・・・・!!
ペット個体として最良だと思います。
怪物タイプでは無いですが、幅広です。
美しく大きな♀と、怪物タイプの♀を付けて、トリオで出品も面白いかも。


最後に、K+350Cの傑作が固まりました。
K+350のおおもと、みんなのホペイに投稿したものはこんな感じでした。
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十分素敵だったんですが・・・・

K+350C
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今期のものはしっかりと親越えをしてくれたと思います。

岩石タイプ2頭とGX50-Gの計測

2017.06.06 (Tue)
GX50-Aラインがやらかしてくれました。
現在、およその寸法になりますが、
72mm程度、頭部28mm台中盤。

2015年度の衝撃の71mm頭28.0mmの再来です。
おでこの突起も含め同個体の撮りまわしのようです。

GX50-A
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ちょっとはみ出た腹部が危うい感じです。
これがきちんと収納されることが見込まれれば、
シャレにならない個体に格上げしようと思います。
2015年度の超蟹個体は、管理不備によりマットからガスを発生させ、
ド完品であったにも関わらず落としてしまいました。
間違いなく、2年前の種親トップクラスでした。
今期は怪物が沢山出ているため、ややインパクトに劣りますが、
それでも十分な妖怪個体だと思います。

IMG_2921あ
申し分無い渋さです。




それから、
昨日は順昌の羽化がありました。
顎の形がまずまず・・・・・かなぁ・・・・っていうところだったので、
期待していませんでした。
羽化すると、胸部が大きかったので、まぁそんなに凄くないかな、
と置いておきました。

そして本日。

順昌NL
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物凄い重量感。

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デカイ胸部に、負けないデカイ頭が付いていて、そこに順昌らしいデカイ腹部が付いている。
77mm程度、頭部は28mm後半です。

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すっごい重量感。巨大、という表現が77mmなのに当てはまってしまいます。









さて、GX50-Gのモンスターが固まりました。
保険バンドエイドをはがし、マット管理する前に、
キレイな個体の撮影と測定を行いました。

GX50-G
75mm、頭28.5mm、左顎7.20mmでノギス通らず、右顎7.25mmでノギス通らず
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身体の継ぎ目がしっかりしており、圧縮タイプです。

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太く、厚く、重く、ガチっと擬死行為を行うので、凄い所有感です。

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顎の厚みも凄いので、エッジも消失してしまっています。
もう二度とこんなのは出せない気がする。

ぐちゃぐちゃ不全修正講座

2017.06.05 (Mon)
今期は我が家のホペイが顎幅のインフレを起こしています。
現在7mm水準のストックが8頭います、滅茶苦茶です。
あることを考え、交配したことが功をなしていると思いますが、
それは来期同じ結果がでたら紹介したいと思います。

数値のインフレはアウトラインで起きています。
インラインは、「2代目の憂鬱」に入っています。
私がこれまで3代目をあまりやらなかった理由ですね・・・・
2代目は何故か落ち着いてしまう。
でも、色々やってみてインラインを保持しておく重要性を再認識できました。
なので、今期ド級の怪物を出していないGX48A、GX50については、
大切にちゃんとインラインを紡いでいきたいな、と思います。

数値のインフレに話を戻しまして、
数値が爆発しているということは・・・・そう、
「ものすごい個体」or「ものすごくダメな個体」の極化現象も起きています。
GX50-Gは魔の血統で良形率100%という例外なので除きますが、
TRS50は信じられないくらい太いか、信じられないくらい細いのどちらか、
順昌も異常な数値を出すor信じられないくらいカッコ悪くて細くて長い、
のどちらかです。
インラインで唯一7mm突破をしたK+350ですが、
インラインなのでそこそこ太め?なのはいるとして、
やはり滅茶苦茶カッコイイor凄くダサいのどちらかです。

さて、タイトルの本題に入りたいと思います。
あれは今から18年程前のことでした。
当時私はヒラタクワガタの60mm弱のものを取って英雄気分でした(笑)
ノコギリクワガタよりもデカイ黒いクワガタがいるんだぜ!!

そんな時分、近くのショップにとんでもないものが現れました。
サキシマヒラタクワガタ・ツシマヒラタクワガタ・そしてオオクワガタでした。
何万円もしました。しかし、その値段以上に、このような大きなクワガタが
JAPANにいるのか!?という強烈な印象を受けました。
まず、サキシマヒラタクワガタの65mmに英雄気分を粉砕されました。
ツシマヒラタクワガタの75mmに敗北以外の何物でもない感情を植え付けられました(笑)
そして、オオクワガタの圧倒的な風格に、自分の住んでいるエリアの狭さを痛感しました。

頑張ってお小遣いをためて、オオクワガタの幼虫を購入しました。
そして、針葉樹マットで50mmのオオクワガタのオスを羽化させました。
凄く小さかったですが、ガッカリはしなかったです。
なんてキレイなクワガタムシなんだろう、と思いました。

それからほどなくして、外国産のオオクワガタが入ってきました。
当然、砕かれた英雄気分を取り戻すために欲したのはオオヒラタでした。
まず、一番でかくなるパラワンオオヒラタの幼虫を2頭購入しました。
55g程の幼虫になったんですが、アクシデントで2頭とも★になりました。
翌年、セレベスオオヒラタの幼虫を購入しました。
これが72mmで羽化しました、感激しました。
でも、世の中には80mmを超えるオオヒラタがいるんだ!と、まだまだだなぁと思いました。
翌年、マレーオオヒラタの幼虫を購入しました。
入魂して育てました。お小遣いは全て当時の特別な菌糸瓶に使いました。
シャレにならない蛹になりました。そして、不全になりました。
92mmでした。泣けないほどの悲しみを感じました。

そして外国に引っ越しました。
たまにWEBを見ながら、クワガタやりたいな、と思っていました。
数年気持ちを煮詰めて、日本に帰ってきました。
目指すはオオクワガタ・・・・ではなくホペイでした。
内歯と外歯が重なる・・・
デカくなればなるほど内歯が前を向くんだって、へーーー!!
という時代を経ていますから、重なるってどんだけ??
という気分でした。

近くのショップでホペイを見せてもらいました。
そして、江西省井岡山のホペイを羽化させました。
これが当たりでした、多分これじゃなかったら、
その個体で無かったらホペイフリークになっていなかったと思います。
内歯が非常に美しく重なる太い個体でした。
なんってエレガントなんだ!!!

そこからホペイのブリードに足を踏み出しました。
しかし、また悲劇がやってきました、不全です。
マレーオオヒラタの悲劇を思いだしました。
なんて理不尽なんだ。。。
これはどうしようもないのかな?

私のおかしいところは(笑)、どうしようもないと思わなかったところだと思います。
人間だって手術をするんだから、皮を脱がす程度なんてことないはず。

そして、失敗をしまくりながら立ち会えば、
蛹時の形成さえされていれば年を越せる個体を仕上げられる!
というところまで来ました。

さて、言語化できない細かな機微が無数にあるので、
真似をしない方がいいと思いますが・・・・
私はダメな蛹をちゃんと固まらせます。
そして、不全対策の練習にしています。
一つの命なので、真剣に取り組んでいます。
今日は、K+350のダメな蛹がちょうど羽化の状態でした。
そして、ぐちゃぐちゃになって止まっていました。

あぁ~~~~凹むなぁ~~~~ではなく、
こういうケースは、よし、また訓練ができる!!となります。

さて、紹介していきます。
IMG_2794あ
ここからスタートです。そもそも反転が出来ていない。
個体は動きを止めています。

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大切なのは、普通は表から脱がすと思いますが、
裏から脱がしていくことです。
脚から少しずつ皮を取っていきます。
気を付けるのは、白い呼吸管を切らないことです。

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個体が動き出すと、手のひらに触れている羽が歪みますが、
これは全く気にしなくて大丈夫です。
それよりも、気にしなければならないのは傷をつけない・・・・
正確に言えば、どこも本体を破かないということです。
ちょっとでも破いたら、体液が大量流出してアウトです。
まるで囲んだ足が、内ばねを傷つけやすいので、内ばねは後ろに垂れ下がらせる勢いでOKです。

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連続羽化写真なんかだと、背中から脱げていくように見えていますが、
実際は裏側から脱げていきます。
なので、裏側を全部取り払っていくと、背中が勝手に抜け、
結果的にお尻に皮が残ります。
この皮を引っ張らず、このように重力で落とさせます。
そうすると、白い管が切れずにするりと抜けていきます。

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次にすぐに背中の修復に入りたくなりますが、
必ずやらなければいけないのは口にティッシュを当てあふれた体液を吸い出してやることです。
動けない状態で羽化のポンピングを続けたので、
口からは体液が流出し、顎付け根が濡れていることが殆どです。
ティッシュを当てておくと、この段階だとスムーズに吸い取られていきます。
これを怠ると、体を乾かし始めたときに体液が腐り雑菌が入り、
突然死します。

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はい、背中を出しました。
当然ぐちゃぐちゃですね。
やっぱり気を付けるのは内ばねを破かないという1点です。

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この時に大切なのは、エリトラをすぐに縫合しないということです。
まず内ばねをこのように織り込みます。
織り込みすぎ・・・・位がちょうどいいです。
そうしないと、鞘羽を伸ばす段階で内ばねが中で膨らみ、
行き所がなくなりエリトラが崩壊し結局不全と同じになります。
ちなみに、右・左どちらを上にするかですが、どちらでも問題ないです。

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このように内ばねを真っ先に揃えます。
黄色い矢印は内ばねを動かした奇跡ですが・・・
青い矢印が大切で、ぴったり先端が合わさっている状態ではなく、
行き過ぎている位がちょうどです。
体液で羽を伸ばすときにちょうどに揃うからです。

IMG_2808ああ
次にエリトラを内側に寄せていきますが、
付け根が前胸背板の内側に入るようにしなければなりません。
エリトラがこの三角形の上に乗るとアウトです。

IMG_2811あ
また、エリトラが肩にきちんと重なっていることも重要です。
重なっていないと、エリトラが浮いた状態になり、不全と同じになってしまいます。
肩を巻くようにしてやります。

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片方ずつ寄せるのが簡単です。両方いっぺんにやろうとすると、落としてしまったりします。
また、さっきは左羽をよせていたじゃないか、という方は鋭い。
この段階になると元気に動いています。そして、膨らみ始めています。
エリトラも流動的に動きますので、とにかく個体がやりたいようにやらせてあげます。
右を伸ばしていそうだな、と感じたら右を寄せてやると上手くいきます。
つまり、さっきは画像撮影の為に左を寄せてパシャッとやりましたが、
個体が右羽を寄せ始めたのすぐに切り替えて上げた、ということです。

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このように、とにかくやや強引にここまできたら羽をくっつけるように抑えます。
翅の合わせ目は、天然の接着剤?のようなものがあるらしく、
一度くっつくと取れにくい仕組みになっています。
上から、くっつけると離れなくなっていきます。
それでいて、上下には羽が動けるため収縮は問題なく進みます。

IMG_2817あ
上手くいなかい時は、肩をぐっと押してやるとくっつきやすいです。
また、内ばねについては全く気にする必要がありません。
破れだけに気を付けていけばOK、最初に、内側をちゃんと整えているからです。
最初に内ばねを整えておかないと、エリトラの隙間から伸びた羽があふれます。

IMG_2818あ
ここまでは一定繊細な作業でしたが、
ここからはかなり強引です。
エリトラが三角形になってもいいので、とにかくくっつけます。
エリトラが上に盛り上がってもいいので、とにかくくっつけるようにします。
くっつくと離れなくなり、その後自分でちゃんと横に広げきれいになります。
ここで一定強引にやっておかないと、V字開きになります

IMG_2819あ
まだ少し空いてますが、この辺まで来たら大丈夫です。
ここまで来たらOKとして、欲をかかない方が賢明です。
この後翌日開いていたとしても、1mm程度の開きなので、
バンドエイドで何とかなっちゃいます。
無理をすると、個体を痛めたり疲労させたりします。

また、ここまで言及していませんでしたが、
絶対に動かしたり伸ばしたりしてはいけない部分が2か所あります。
胸と腹部の継ぎ目、そして頭部です。
ここを動かすと、体液を再び吐き出して死んだり、
頭カクカク個体になります。

ではどうするかというと、
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このように持ちます。
中指に胸を乗せてやるとしっくりきます。
また、人差し指で頭部を抑えると安定し、個体も暴れません。
チョキで胸の固い部分を挟んでやる感じです。

IMG_2821あ

ほぼ大丈夫そうですね。
最後に、体液を吐き出していないかを確認します。
吐き出している場合は、先述の通りティッシュで吸い取ってやればOKです。

ここから、入魂個体の場合は人工蛹室に移します。
キレイな人工蛹室にします。
今回は、入魂でないので元の蛹室に戻しました。

IMG_2823.jpg
このブログを書くのに、1時間もかかりました。
頑張りすぎて背中が痛くなりました(笑)
そして、さっきの蛹室に戻した蛹を見に行くと、このようになっていました。
もう大丈夫ですね!
ちなみに、それでも内ばねの先が少し離れていると思います。
これが、内側に寄せすぎる勢いで内ばねを折っておく理由です。
真っすぐにすると両脇に内ばねが伸び、それを踏み、体液が流出します。

もとの蛹の様子も撮影しておけば良かったですね。
顎や足があらぬ方向を向いた滅茶苦茶蛹でした。
もう、つきっきりになってやることさえできれば、
あの時のあの悲しさを感じなくて大丈夫になりました。

最後に、
まず、当方の成虫について、このような作業を行ったものに関しては必ず言及をするようにしています。
この個体は無事に生存するでしょうが、
不全因子を持っています。それは、仮にお譲りする場合にはちゃんと知っていただくようにしています。
また、今回は不全修正をご紹介していますが、
「素人の修正の様子の紹介」程度にとらえていただければ幸いです。
まず、理科的用語で間違っているものがあるかもしれません。
呼吸管と呼ぶのかも知らず勝手にそう呼んでいるだけだという(笑)適当さですし。
そして、ここに紹介できないびみょ~~~な点が何個もあるので、
結局知るよりも、やってみないとできないことだと思います。
〇〇に注意します、とか、〇〇をしないようにします、とか書きましたが、
全部過去にそういう失敗をして個体を★にしている背景があります。
いきなり入魂個体でやってみて、失敗して、文句を投げないでくださいね。

最後に、それでもこれをやりたい!
という方は、無事に羽化するハネ品レベルを自分で剝いてみて・・・・
からがいいと思います。
更に、最後の補足が長くなりますが、
これができるようになると、本来羽化できない水準の完品を拝めるようになるという
夢いっぱいなことにもなりますが・・・・
羽化が始まったら寝れないという重大な病に侵されます。
例えば、今夜はこのブログをあげて寝る予定でした・・・・が、
書き終わりの頃に、入魂順昌が羽化を始めました。
もう寝れません・・・・何とかならなかった時に、何とかできるので。

これまでは自然のせいに出来ました。
自然はなんでも受け入れてくれる・・・大きなものだと思います。
それが無くなります。

これまでは、
「これは〇〇だから仕方なかった」「これは〇〇だからもともと無理だった」
そう言えたところが、
「自分が付いていれば・・・・・・」となります。

そして、不全の理由は自然ですが、つきっきりになれない理由は社会です。
自然も理不尽ですが社会も中々です。
「今日急に呼び出しくらったから・・・・・・」
↑GX50の頭30.8mmが完品でなかった理由です(リアル)
あの日は・・・・・・・(怒)続きは止めておきます(笑)

こういうのがへっちゃらです、っていう人は、
挑戦してみても面白いと思います。

再三になりますが、今期はプレ企画はやらない予定ですし、
最低ラインとしてGX50-Gと順昌NLは門外不出にする予定ですが、
もしも当方の成虫をお譲りする場合には、
この個体にはこのようなマイナス背景があります・・・・
というのはご説明しますのでご安心ください。


PS:
一昨日くらいにGX50の30gものが羽化しました。
IMG_2664あ
帰宅したら自力羽化でした。
ひじょ~~~~に仕上がりが良かったのと、
30gにしてはとっても小さく映ったので、
「なんだよ、大したことないじゃん、やっぱり二代目の憂鬱だな」
と放置しました(爆)


そして、今夜順昌の羽化を眺めているのが退屈だったので、
そういや、あれってどんな感じになったのかな?
(フォルムの確認すらしていない)と引き出しから出してきました。

ふぅ~~~ん、中々頭が張ってるじゃない。
で、計測。
72mm程度、頭28.6mmでは通らず

すっげーーーー!!

顎はシャレになってるけど、
縦横比率は親越えのシャレにならないド完品だ!!!
ということで、顎は太くないですが、シャレにならないシリーズに上げます、
やってくれるなぁ、親越えじゃないか!

シャレにならないのが羽化した⑧

2017.06.04 (Sun)
たまに言われますが、成虫の仕上がりには病的に潔癖です。
顎先の0.01mmずれも許せないので、バンドエイドで仕上げを行います。
そういうことで、この間のシャレにならない個体の紹介が遅れてしまいました。
この個体は、本当に縦横比率が抜群で、大好きな形状そのものです。
やや赤くなってからの撮影なので、およそ数値も測ることができました。

GX50-G
75mm程度、頭28.8mm程度
IMG_2682.jpg
蟹頭に、物凄く細い腹部が付いている・・・・!!
腹部の収納も早く安心です。

IMG_2683.jpg
危ない領域に足を踏み込んでいる個体です。

IMG_2684.jpg
顎も、エッジがはっきりしたもので高級感があります。
ですが、それを帳消しにする勢いの頭部です。



現在4頭の顎7mm楽楽超えを確保できています。
数値のインフレが起きており、かつどれもインパクトが凄いので、
全く数値に無頓着になってしまっていました。
ものすごく太く「見える」ものだけ測っていたというところです。

さて、順昌の数値を測ってみたんですが、
これが信じられない水準でした。


順昌NL
75mm、頭27.3mm、顎6.6mm両方均等
順昌①
もちろんこれから固まるにつれ数値がおとなしくなる部分もあるでしょうが、
顎は6.2mm位だと思っていました。



順昌NL
76mm、頭27.7mm、顎左7.0mmで通らず、右顎6.7mmで通らず
順昌②-2

どちらも全くそうは見えない

気になるので3回も測りましたがやはり現状は同数値。
よーく見てみると、顎の外側がパイプのように盛り上がっており、
これが数値を稼いでいるようです。
つまり、実物は顎の基部のエッジよりもかなり外側まで顎が膨らんでいるという感じです。
確かに、頭部に顎を付け加えたような不思議な印象はありました。
先日、発送予定の順昌を計測しましたが、その時も、
「6.5mmくらいじゃないですかね~~~」なんていいながら計測、
6.9mmを表示し、自分で誕生させておいて自分でびっくりしました。
その個体のサイズが73mm程度なので、デカくなった分数値を稼いでもいいのかも。
とすると、あの極太のものと、完璧君の数値はいったいどうなってしまうんだろう。。


お気に入りGX48A-KW

2017.06.04 (Sun)
正に異形です。
画像そのままの個体です。
異形、かつ仕上がりがパーフェクト過ぎるので、
固まるまで以降の画像更新をやめていました。


GX48A-KW
現在数値:76mm、顎左7.2mm、右7.0mmギリギリ、頭28mm台後半
IMG_2626あ
これが完全正面から写した画像です。
頭部を思い切り下げて写したように見えますが、その理由がこちら↓

IMG_2637あ
まず、顎が思いきり下方に湾曲しています。
国産ノコギリクワガタみたい、というより、国産ノコギリクワガタと同レベルの下方湾曲です。

IMG_2639あ
また、頭部が圧倒的に上方に盛り上がっています。
物凄い分厚さの頭部です。
そして、顎のエッジが完全に消滅してしまっています。

IMG_2640あ
扁平形状の頭部で、両脇と真ん中が膨らんだ形状です。
ディンプルが無く美しいですが、手に取った印象はいくら縦横比率が凄い個体を見てきても、
こいつは圧倒的に異形である、という感覚です。
また、実は顎の湾曲は強い方で、順昌の普通形状程度には湾曲しています。
その外歯の形状に対して空気を読まず前方にぶっ飛ぶ内羽のお陰で、
直線タイプの形状に見えてしまいます。
でも、どちらも似合っている。

IMG_2655あ
顎が張り出しまくっているので、威嚇姿勢がとてつもなく。
特に威嚇姿勢というより、「威嚇姿勢に至るまでの顎を開く動作」が機械のようです。
ノギスを開いたような動きをします。
扇形を描きながら開いていくというより、平行真横に広がるという開き方をします。
GX50-Gは確かにとてつもない横綱ホペイになっていますが、
怪物性ということであれば並べて全く負けない個体です。

IMG_2642あ
これが限界まで頭を持ち上げさせた様子です。
顎&頭部・胸部・腹部と、ボン・キュッ・ボンそのもののヒョウタン型です。

いくら手に取ってもまた手に取りたくなってしまう個体です。
見たことが無い、そういう形状です。


シャレにならないのが羽化した⑦

2017.06.03 (Sat)
怖かったK+350ですが、とにかくCラインは上手くいっています。
現状謎の不全が1頭いましたが、他は問題なく自力で仕上がっています。
ブリードルームに行き、ハネ個体リストを見ると、羽化している。
そんな感じです。

そして、K+350Cラインで最も期待を寄せた蛹が羽化をしました。
IMG_2499あ
前回からの続きですが、エリトラが長めなのを確認し、まず少し安心。

IMG_2501あ
ぐいぐいと羽を閉じていく力強さにも少し安心。

IMG_2502あ
そして完全に閉じそうな兆しが見えホッと一息。
K+350は継続して問題なさそうです。

さて、翌日にはこのような状態になっていました。
IMG_2503あ
武骨な顎の形状のK+なので、顎を開き全貌が見えるまでは安置しておりました。

そろそろ見れる感じになってきたので・・・・
K+350-C
IMG_2597.jpg
素晴らしい。

IMG_2588.jpg
顎基部付近の面積が凄いことになっています。

IMG_2583.jpg
およそ78mm、頭28mm後半程度の個体となりそうです。
親をそのままスペックアップした感じで、
ディンプルが改善されたような印象です。
厚みも有り、重く、デカく、太いずっしりとした個体です。


Wマジか・・・!?

2017.06.03 (Sat)
今日は二つの驚きがありました。
それよりも前に今朝の憂鬱から語らせてください。

現状極太率・及び羽化率100%のGX50-G。
このGX50-Gの中にももちろん優劣が存在します。
まず、先日羽化したものは上位個体でした。

そして、今日羽化予定のものは、
顎幅率については先の個体よりもわずかに劣るかと思われましたが、
体重を乗せ巨大になったものでした。
しかし、朝よく見てみると、両鞘羽の形状がぐわっと曲がってしまっている
ことが分かりました。足を巻き込む形で膨らんだ状態でした。
これはつきっきりしかないな・・・・。

しかし、出社の時刻が刻々と迫ってきます。
もう中脚を浮かせているわけですが、ここからが長い。
そして支度をし、いざ出発・・・・というところで反転しました。
なんということだ!

当然つきっきりになってやることはできません。
しかも、頭部においては29mmに迫るであろうサイズ、
顎についても、6.7mm程度はあるのではないかという幅。
これが無事に羽化できるわけがない。

そぞろになるどころか、もう完全に諦めモード。
仕事中も浮足立った気分にならず、
むしろ仕事に行って忘れられて良かった、というレベルでした。

さて、帰宅すると今日はK+350Aのラッシュでした。
不全覚悟の系統、とは紹介してきましたが、
覚悟を超えた不全でした。

不全が出てもいいから、すっげぇのを!
と思ったんですが、甘かった。
僕にはその不全に耐えうる精神力が無かった

で、帰宅したらの話ですが、
当然並んでいる瓶にはハネパカっている個体が並ぶわけです。
これでGX50Gが羽化できるわけがない。

しかし・・・・
今期は本当にブリードの神様に愛されています。
なんと、なんと、なんと、自力完品羽化でした。
IMG_2562あ



やったぜ!!!

期待しなかっただけに、喜びが3倍増です。
期待どころか、あきらめていただけに、喜びが3乗増しです。

それでも、怖すぎるので、
2段バンドエイド仮止めを行っています。
実際いらないと思うんですけど、
やっておけば良かった、という後悔が一番しんどい。

さて、この個体、もう頭部を起こしています。
ヤバいです。。。
シャレにならないシリーズに間違いなく入りますので、
K+350Cの次にご紹介する予定です。




また、今期は国産が無いよなあ・・・・
あれ?華王やってたっけ??

そういうことでした。
華王はとても沢山生みました。
しかし、モチベーションは完全にホペイよりの1年でした。
さらに、体重の乗りの差が大きく、かなりを間引きました。
その中で、25gを超えてきた2頭を大事に飼育していました。
9月頃の遅めの採卵だったので、蛹化があと倒しになり、
こうして紹介が出来ずにいたのです。

今日ボトルに耳を当ててみると、ゴロンゴロンと言っています。
ただ、以前にブログでご紹介したオスは子を残せていません。
信頼できる方よりオスを購入し交配しましたが、
メスは本家で優秀だとして、♂はカッコよくも太くもありませんでした。

なので、「国産的なフォルムをたのしむかぁ~~~」
と気軽に掘りました。

華王A
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すげぇえええ!!

ホペイとはかなり違った雰囲気です、当たり前ですが・・・

IMG_2577あ
ぱんっぱんだ・・・・!!

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ムッキムキモリモリ!!

いやいやいや、華王やるじゃないですか。
流石に高級血統だけある!!
これが羽化したら、メスは多いので十分に楽しめそうです。

それにしても、華王の蛹とGX50-Gの蛹には通じるところを感じます。
それは、とてつもなくポンプが強そう、ということです。
更に、左右が思いきり対象であり、全く修正や手を加える必要が無いということです。
こういう変態時の強みが、極太血統を成り立たせる見えない秘訣なのかもしれません。

さて、明日くらいにはK+350Cが紹介できるかな??

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