2つの計画始動中

2016.02.26 (Fri)
多忙すぎる毎日で日々が飛ぶようにすぎて行きます。
その渦中においては時がゆっくり流れるくせに、振り返った時に
過ぎてしまった日々が増えてきているような気がします。
夏を振り返れば福岡マイマイ祭りがあり、冬を振り返ると
凍える九州マイマイ玉砕があり、ちょっと前を振り返ると愛知感動
のチュウブマイマイとの出会いがあり、それも1か月ほど前のこと
になってしまっています。

さて、そういう中でも気分をそぞろにしてくれる2つの楽しみがあります。
1つは福江遠征で、上手くいけばあの巨大マイマイを手にできるかもしれません。
もう、イメージトレーニングのし過ぎで頭がどうにかなりそうです。
玉砕の場合と、大成功の場合の2パターンが目まぐるしく頭の中を
巡っておりどうにもこうにも落ち着きません。

もう一つはホペイです。
何とか頭30.9mmは強健なまま越冬をしてくださっています。
長寿ではなさそうですので種として活躍してもらうつもりですが、
種がなかったらどうしようとかいう不安もあります。
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相変わらず色々ヤバい感じです。こいつの子どもは見たいですね~。

それと、今非常に注目している血統がこちら。
IMG_5053.jpg
美しすぎる!

IMG_5052 (002)
顎から腹部の先まで非常にキレイです。
顎も6mmはあって極太に見えない上品さがある個体です。
最近、ちょっと極太短顎をつくりたくなってしまいました。

11IMG_2126.jpg
こういうのが去年は欲しかったんですが・・・・

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今年はどっちかっていうと、こういうグワーーーーってやつを狙いに行きたいところです。
あぁ楽しみ!
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マイマイカブリの大きさ

2016.02.18 (Thu)
動きが早い虫ですし、私はとりわけ生き虫のマイマイカブリが大好きなもので、
死んでしまったらゴミ箱にポイです。生きている間にVIP待遇をして、
水槽内でテラリウムとして楽しんでいます。

ベランダに転がしていた、福岡からの移動段階で弱っていたマイマイカブリの
♂個体のミイラの写真を撮ってみました。

IMG_5024.jpg
顎先を最初のメモリにぴったり合わせています。
また、虫の形状上、頭の方から撮るといくらでも数値が伸びますので(ムクロ)、
ケツの方から斜めに撮影してみました。控えめに採ったつもりですが、
まあ正直に写っていると思います。

目測49mmかな?というところでしたが、
実際51~52mmくらいあるかもしれません。
最大個体ではないですが、やはり九州のマイマイカブリはでかいですね。

2014年の玉砕からーあるマイマイカブリを求めて

2016.02.08 (Mon)
今でも忘れない2014年の冬・・・・マイマイカブリを色々掘りつつ、
ある個体群に注目をしました。当然、モンロー・チチブ・ヒダカといった、
地元に近いマイマイカブリ群には注目をしました。

ボウソウはフォルムもかっこいいので採りたいと思いましたが、
それ以上に、愛知県の特定の個体に惹かれました。
ヒメマイマイカブリの胸部や腹部のドーム感といった体積、
そしてホンマイマイのサイズ、・・・
この二つを兼ねそろえた個体が特定の地域には生息しています。

ナゴヤマイマイ・チュウブマイマイと呼ばれるものがそれらです。
しかし、ナゴヤマイマイと言っても、チュウブマイマイと言っても、
本当にホンマイマイとヒメマイマイの両立をしている個体は、
そんなにいないように思います。
ホンマイマイの方が強く現れたり、ヒメマイマイの方が強く現れたり。

ホペイをやっていると当たり前ながら痛感することですが、顎の太い個体と、
サイズのデカい個体をかけたら顎が太くてデカくなるかというと、
簡単なことではありません。

「ここのは、こんな感じだな~」とか、
「こんな感じの個体群~なんだ」と楽しむ柔軟性が
ホペイというストイックな趣味によって消失しています。
福岡にての採集においても、
サイズ、色、形・・・この2点に拘ってしまいました。

福岡のT2さんに巨大マイマイをもらってしまいました。
T1さんはデカく美しいマイマイを先日送ってくださいました、
大変だったと思うと、一層貴重に思えます。

本州ではあれ以上は無理だと思います
(島に行かない限り、あるいは新産地を開拓しない限り)。

福岡のある山のマイマイカブリは、
青く美しく、ヒメマイマイにも負けない妖艶さです。
山口県のある地域のマイマイカブリは、
クワガタ顔負けの強健な脚部を有していました。

採集は半分は割りに合いません。
なので、「おおっ、こんななんだ!」ていう驚きを求めてしまうのです。
キタカブリくらい多摩川マイマイと違ってくれるので嬉しい喜びでした。
そのキタカブリも今年採集をしました。
そうなると、佐渡マイマイとかに焦点が当たってしまいますが、そ
れほどの休みが取れません。
南ボウソウいけば?っていうことになるんですが、
福岡&T山の玉砕で超絶難関に臨む勇気もありません。

ということで、去年玉砕した地域にリベンジに行ってきました。
ちなみに、地域の四季に対しての地形の変化、特色を考えると、
ここもそれなりの難関地域と考えられます。
割と、サクッと採れない地域ばっかりに臨んでしまいます。
素直に茨城とか、秩父で開拓した多産地に行けばいいんですけどね。
やったぜ!!!という感覚を求めちゃうんでしょうか。

そういうことで、前置きが長くなってしまいましたが愛知リベンジ編です。
狙いは、デカい・形状がヒメであるか、(ヒメ+ホン)÷2、
サイズは50アップを期待します。

IMG_4923.jpg
現地に到着するまでのそぞろな気分が辛いです。
その間に想像が美化される方向に膨らんでしまいます。
「まじかよ!50mm超えてるじゃん!!」とか思って何も取らないうちからにやにやして、
待ちきれなくなります。

私は車の運転が出来ませんので、すべて徒歩です。
本日の歩いた距離は3およそ35km、滅茶苦茶ですが、それだけやらないとなんです。
IMG_4924.jpg
当然堤防は駆け上がりますよね。

IMG_4925.jpg
なんて平和な景色なんでしょう。
日差しがポカポカして気持ちよさそうですよね。これが写真の怖いところです。
今日は手に持ったマフラーが地面と水平になるほどの突風でした。
その突風は川の水面を撫ですぎて流れを逆向きに錯覚させ、
そのせいで私は間違って海まで延々と歩きました。そして引き返しました。
交通費も出費は大きいですし、時間も大切です。すでに泣きそうになり、
あきらめそうになりました。しかしせめて現地に到着して掘ってから・・・・。

当地の増水減水の状況も調べて、2014年と同じ水系ながら、
場所を変えました。歩くルートも事前に3日もかけて練りました。

IMG_4926.jpg
ご覧になっていただき、この画像でおわかり頂ければ凄すぎるんですが、
乾燥した地域です。登山用の靴底の掘りが深いものを履いていても、
帰宅するころに靴はキレイなまま・・・・そのくらいパサパサな地域です。
もちろん、このような環境では掘りません。
もう少し上流の河畔林を狙います。

IMG_4928[1]
とてもきれいな川でした。水深があるところでも、底までみえ、ゴミも目立ちません。
この河川において、河畔林がいくつか点在し、それはそれは最高の環境でした。
直径が5cmを軽く超えるカタツムリが沢山出ました。
手つかずの地域で、樹洞、根帰り、洞内に粘土質のフレーク、湿度を保ったフレーク・・・・・
立ち枯れ、倒木が沢山ありました。かといって、ありすぎるということでもなく、
見た目理想、見ため攻めやすそうな環境でした。

しかし・・・・出ません。水没するから無理なのでしょうか。
メジャーな庄内川や木曽川にすべきなのか、
ここは無理なのか・・・・どんどん絶望感が増してきます。
しかし、カタツムリはいたのです。カブリもいるはずなのです。
が、ネガティブになってくると、ネガティブサイクルに入ります。
空っぽのカタツムリは見なかった・・・ということは、いないのかも・・・・・

そうして、4時間が過ぎました。
そもそも、ここで採ったという記録を見たことがありません。
やはりいないのか・・・・・
ここまで物件もイマイチであればそう思いきったでしょう。
ですが、やはり環境を見る限り条件は十分なのです。
その上でいないのでいないとなると、せっぱつまってきた思考は、
いつしか超プラス方向に動き始めます。
「ということは・・・生息密度が低いのだから、採れればでかい???」

更に頑張りましたが、足に限界が来ました。まっ平な地面を歩き続けたわけではないのです。
突風の河川敷を歩き続けたのです。
もう、膝の腱が強烈に痛み出し、歩くことも困難になってきました
そんなとき、最後の可能性と見られるポイントが現れました。
距離がありましたが、ご覧頂き、如何でしょう。
理想的に見えないでしょうか。
IMG_4929[1]




この河畔林を最後に、ギブアップをすることに決めました。
この撮影場所からここへたどり着くことも苦痛と感じるほど体に来ていました。
時刻は16:30、もう限界間際です。やはりここは厳しい。
降りてみると、やはり乾燥しています。

この地域には期待しました、しかし無理なものもあるのです。
採集は採集結果が全てということでもありません。
大井川の素晴らしい景色、福岡の密林、愛知の美しい川、秩父の山間・・・・。
その景色もまた採集なのです。

こんどは、庄内川や、木曽川、ないしは関西の実績河川で楽しみます。
悔しいなぁ、この地域、いるとしたらそれなりのフォルムのはずなんだけど・・・・・
そうして、今日の採集は終わったのでした・・・・・・・・。。
次、多産地で自信を養います


















となることを覚悟しました。
しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

少し小高くなったところがあり、ふわっと柔らかい土質に、
湿り気がある一角に気が付きました。
そこにある広葉樹の大木の内1本が真ん中から折れ、
泥のようなものが詰まっている物件を見つけました。

北向きであり、たまっている泥も柔らかいものでした。
高さは180cm位の位置であり理想、かつ、北向きでしっとりとした質感のフレークもあります。
これは、間違いなくいる、教科書通りすぎる!!!!
ということでこの一本に希望を委ね樹皮剥しと掘り出しを再開しました。
もう諦めているので、逆に丁寧です。

すると・・・・・・・
IMG_4930[1]
あっ

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおこおおおれえええはあああぁあぁ!!!!

IMG_4930[1]
このアーモンド型は!!!!

この瞬間を夢見ていました!!!

しかも、でかい!!
頭が出ていないので静止しておりゆっくり見れました。
採集状況のリアルな写真も落ち着いて撮れました。
また、この景色を眺めながら王手となっている状況を反芻することも出来ました。
落ち着いて見ても体積があるように感じます。
先日九州マイマイで55mmを割らないものを送っていただき、
現在採集品6頭の50mm楽々超えを水槽で飼っているのですが、
それらに目が慣れている状態でもデカい。

問題はフォルムがどうであるかですよね。
予想通り首は太いのか、、ヒメマイマイながらホンマイマイなのか、
色はどうなのか、まだ見えていないムクロはどうなっているのか、
そして何より完品なのか。

絶対に傷つけないように慎重に掘り出します。







!!
IMG_4931 (002)
でか!!首太っ!!!

かっこいい・・・・・家で測った53mmもありました。
愛知でしたら、特大級かと思います。
また、、同じ場所から当然追加を得れると思ったんですが、
同じところからはもう出ませんでした。
十分なスペースはあったので、やはり生息密度は低く単独越冬なのでしょうか。
他もダメでした。この1頭で終わりです。

嬉しいことにこの個体は擦れてもおらずド完品です。
これは運がよかったとしか言いようがありません
いつも難関レベルはこんな採集です。
何故か採れず、なぜか最後に採れ、ド完品新成虫。
結果論ですが、これに中毒性があるように思います。
集団越冬!ここはマイマイの楽園や!というのも中毒性を帯びますが、
この1頭に救われた、やったぜ!!というのも中々に病ませてくれます。
川と山の神様有難う御座います。十分満足です!!


オサ掘りをされる方は経験がおありと思いますが、
本当に採れないと割と掘り方が荒くなってしまってクラッシュしてしまったりします。
そういう中での完品でした。本当に大事に飼育します。



さてさて、ボンパは当然できませんので、
我が家で歯ブラシでしっかり身がいてあげた後のキレイな撮影がこれです。
自然光の下ではありません。

IMG_4935[1]
手のひらの半分以上あるので、一見ホンマイマイですが・・・・
あ、色は漆黒でした、胸部には青みを期待したんですが、
九州のマイマイの方が青みを帯びます。全体的にしっかり黒です。
腹部は藍色のホログラムです。

IMG_4939[1]
フォルムは完全にヒメマイマイなので、体高があり・・・・

IMG_4944[1]
胸幅があり、まっ黒で、デカく、ムクロの発達はイマイチ。
多摩川マイマイと変わらない、突起がちょこんとした可愛いものです。
この地域の個体1頭の分析なので、地域分析というよりは個体分析ですが、
しかし・・・・・ほんと満足です!
かなり期待に応えてくれるフォルムです。
こういうマイマイを飼いたかった!

IMG_4949.jpg



来期本気のコラボ

2016.02.05 (Fri)
来期本気でコラボをしてみようと思っているラインがあります。
とりあえず、愛想程度に組み合わせ・・・ではなく、数系統に分け、
がっちり行おうと考えております。

TRS74mm
IMG_4915.jpg

たまにはこういう写真もありでしょう。
主張のある頭部、長さも程よく長め、そして扁平気味な形状。
そして、ギュッと締まった前胸。さらに締まった腹部。
なにより、強烈な体積を感じさせる顎。

IMG_4909.jpg
如何でしょう、素晴らしい顎です。柔らかくエッジも丸みを帯びた顎ながら、
この顎に曖昧さは感じません、水牛のような逞しさを感じます。
自分じゃ出せないな~、と思います。

GX48-A
IMG_4919.jpg
上下から圧したようなフォルムをしており、頭は27.8mm程度ながら体長は72mm、
同じような写真では、似た雰囲気も感じます。
実物はまるで別物ながら、「方向性が似ている」と強く感じます。

IMG_4920.jpg
こちらは、TP:EとHO8の個性から、粗目のつや消しであり、顎がうねる特徴があります。
共に顎の体積がありますので、どちらも見劣りしません。

この2♂を中心に徹底クロスを行います。
GX48-Aは我が家の系統ですので、メスのストックもかなりおりますので、
上ランクのメスにTRSを掛けていきたいところです。
実に・・・・楽しみです。


順昌どうしようかな

2016.02.02 (Tue)
今季は順昌はやらないつもりでいますが・・・・♂親をみると、
交配をしたい気分にもなってしまいます。現在濃血の76U-Limitedが育っており、
それなりの頭数のメスも採れる予定です。この濃血76U-Limitedに、
2015年羽化のULSPを掛け、累代の弊害を解決しようと考えているところです。

ULSP、76mm、頭28.8mm
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非常に美しい個体です。大きいので見ごたえも有ります。
キレイな円弧顎を狙った系統でした。

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エッジもしっかりしていて、柔らかい印象の内歯も良い味を出していると思います。

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ばっちり順昌、っていう感じです。

IMG_4872.jpg
特にこの角度とか・・・73Cの面影を感じます。
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