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久々のクワネタ-見逃していた個体

2014.12.23 (Tue)
放置個体にエサやりのために、いくつかボトルを開けました、
その中で目に留まった個体が1頭。
SAGA47、オリジナルでありながら、昨年はSAGA48という怪物群にやや遅れをとった血統です。

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このように、顎を閉じている状態ですと、おとなしめで顎もあまり強調しませんが。。。

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威嚇姿勢をとると、非常に角張った顎が主張をします。

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サイズが控えめ(70mm前半)なので、強烈な迫力はありませんが、
一発目に見ると太い顎がかなりの主張です。
残念なことに頭部は及第の数値ではありませんが・・・・
顎の厚さなどもそれなりにあるので、十分なオーラです。
完品ですから、きれいです。この系統を1つお譲りしていますが、すごく喜んでいただいています。
ブリードを視野に入れていない方へのお譲りでした。

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今回は国産のご紹介ですが、このように立体感があり、かつ鋭さのある彫刻のような顎は、
ほかの昆虫では見られないクワガタの魅力と感じます。
顎がすごい昆虫は、カミキリムシや、ハンミョウ類など多数おりますが、
顎に奥ゆかさを感じられるのはdorcs hopei属ならではと感じます。
とりわけ、国産にはえもいえぬふくよかさがあり素敵な魅力と感じます。

我が家のホペイは良い意味で未だ沈黙を守っています。
来年の春ごろからは、羽化の心配で胃に穴が開きそうな毎日が続きそうです。

月末は、ヒメマイマイカブリから移行をして、
完全にホンマイマイカブリの位置にいる個体群の採集に行きます。
マイマイカブリは、県どころか、右岸左岸ですでに個性を異なるようにする魅力があります。
○○産は、○○までいかないと手にすることができない・・・・魅力的です。

ホペイ、オオクワは、購入はできますが・・・
うわっと思う個体は、作るしかないな、というところです。
ボランティアかお金稼ぎ的な販売の方は除き・・・・・
マイマイカブリ採集をしておもうことですが、やはり「良い」ものは市場に回りませんね。
我が家のたとえば・・・茨城県産のマイマイカブリですが、20頭ほど採集して「これは!」と思った個体が
4頭おりますが、これと同等の同産地のマイマイカブリを販売では見ません。
そういうものなんだなぁ、と思います。

以前、ブリード初めての方へオオクワ(SAGA系)をお譲りしたことがあります。
「オオクワって、金になるんですよね!」「いや、まぁ、もうあんまりですよ」
そんなやり取りをしましたが、やはり、その方も、自分で10頭ほど羽化させて・・・
「うーん、これはいくらって言われても渡したくないなあ」と翌年でした。
そういう個体に惹かれます、来年の夢にも、そういう個体がたくさんいます。
ああいうの、こういうの、いろいろ良い想像はしますが、
上手くいったときは、◎◎な想像を超えた自然の創造に直面します。
良い方に転ぶか、イマイチな方に転ぶかわかりませんが、楽しみがいっぱいです。
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ホペイネタがありませんが・・・

2014.12.21 (Sun)
最近はホペイネタがありませんが・・・
マイマイカブリにはホペイと同じくらい拘っています。
山地とかではなく、フォルムに関してです。
多頭数採ると、やはり同産地でも違いを感じる個体が多々います。
のみならず、採集地によっては数百メートル離れるともう別物になったりもしますので、
やはり虫は形だなーというところを採集ながら改めて感じてしまいます。

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先述した胸部の太い雄です。

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やや青みを感じる映りですが、実物は黒です。
黒ながら金属光沢をもつのでこのような写真になります。
胸部の頑丈さが感じられて、たいへんかっこいいと感じます。

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マイマイカブリには、腹部のでっぷりしたものを魅力に感じてきましたが、
北峰ホペイのような、しまった腹部にがっしりした脚部と胸部頭部は実に魅力的です。
この個体だけ単独しいくしてもいいな、とも思います。
雄にしては大型なので、迫力もきちんとあります。

リベンジのマイマイカブリ遠征 静岡編

2014.12.15 (Mon)
先週の愛知玉砕から1週間・・・仕事サイボーグのようになっていたのも、
或いは先週の敗北感を忘れる為だったのかもしれません。
「もう当面は採集・・・・・行くの止めよう。。」そんな境遇になった先週末でしたが、
やはり水曜日ぐらいになってくると気分はそぞろになってきて、
やっぱり採集に行きたい!となってしまいました。

とりあえず綺麗なマイマイではなく、デカイマイマイを掘りたいので、
今回は大型のヒメマイマイに焦点をあてました。
伊豆大島なんか最高なんでしょうが、時間も取れないので、
日帰り静岡に決めました。静岡の一部のデカイヒメマイマイを狙います。

ホンマイマイの楽しみは今度に取っておいて・・・
ヒメマイマイのボディーながら50mmを超える、ボリューミーな個体群を狙います。
さて、朝から新幹線に乗り、調べておいた現地に到着。

いつもローカルな電車に乗っている時に異様な緊張感と言うか、焦りを覚えてしまいます。
早く現地について採集をしたいという渇望と、幾度もイメージした捕獲の羨望、
そして、当然ながら付きまとう失敗の可能性が得も言えぬ感覚をもたらしてくれます。

さて、ようやく現地に到着したわけですが・・・・
到着して、既に敗北の予感を感じました。
まず、台風の爪痕が強く残っています。
おびただしい数の流木、倒木、根返り・・・・
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好条件のようにみえるかもしれませんが、流木はどれも白みを帯び残念な感じです。
そして、前回同様の暑さ。都内や、静岡駅の冷気が嘘のようです。
さらに、広大な護岸工事・・・・愛知の悪夢が再現されたようです。

近くの林を責めますが、やはり壊滅的です。
前回はそれでもオサムシが出たものの、今回はゴミムシすらでません。
ミミズと、ものすごい数のムカデ・・・。
「無理かも・・・・」不安を振り払うようにピッケルを振り回しますが、
いくら割ってもなにも出ません。素晴らしい立ち枯れ、素晴らしいゴミだまり・・・・
それらがあざ笑うかのように崩れて行きます。
出発時の自身も崩壊していきました。

肉体的にも押して遠征に乗り出したので、泣きそうな気分でした。
そうして河川敷をさすらって2時間・・・・。
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この柳は河川林のものではありません。
舗装された道のわきの柳です。しかし、この道の周囲100mくらいは、
工事の痕跡が唯一ありませんでした。そして、この柳には洞があり、非常に教科書的な環境を
作っていました。もしかしたら、ここなら台風からも工事からも逃れた個体がいるかもしれない!
儚い期待を胸に洞をスコップで掘ってみました。
帰るつもりでしたので、最後の1か所ということで、慎重に掘ります。

ドタっ、という音がして、洞の上部から、黒い塊が落ちました。
僅かに青光りしています。
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おお・・・・・、おおおお!!!!
加速的にこみ上げる嬉しさ。

黒いし、デカイです。脚部から、これまでのものとは違う力を感じます。
フセツも強く、爪の力もオサムシ類としてはかなりのものを感じます。
洞を覗くと、あと2つのお尻が見えます。
こちらも、慎重に(クワガタの蛹を取りだす時ぐらい慎重に)とりだすと、
大型の2♂でした。雄としてはかなり大きく、40mm後半はありそうです。
黒い!!しかし、胸部にはかなりの幅と厚みがあり素晴らしいかっこよさ!!

ここ以外にはもう可能性も無いですので、
「こういう場合、奥の方にでかい♀が頭をつっこんでたりするんだよな」と、
かなり固い奥の方を掘ります。
ぽこっと空洞ができ、デカイ黒いお尻が見えました。
こちらも慎重にひっぱりだすと、かなりデカイ!!
50mmは軽く超えていそうです。

泣きました。愛知の失敗で凹んでいたからか、
それとも何も食べず空腹の絶頂の中でついに恵まれたからか、
或いはメタクリルサンのシャワーを浴びて頭がおかしくなったからか分かりませんが、
最悪の環境で針の穴を通せた感は否めませんでした。
マイマイマンションを掘りあててうはうはするのも最高ですが、
徒労の果てに恵まれるということも採集の醍醐味かもしれません。
まだまだデカイのがいるのも知っていますが、野外で50mmの甲虫は相当な迫力に写ります。
雑虫にまぎれてボトッと洞の中、フレークの上にマイマイカブリが出た瞬間は、
中々のスリルで中毒性を帯びます。

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家にかえってから綺麗にして写真をとってみましたが、胸部は真っ黒です。
ちょっとホンマイマイっぽさもありますが、かさかさしているところを見ると、
「ヒメマイマイをデカクしたやつ」っていう表現がやはりぴったりです。
最初に捕獲した♀が50mmぎりぎり、♂は46mmと48mmくらい、
最後の雌は52mmくらい、かなりの大きさです。
特に嬉しいのは、これら4頭の1頭にも口髭・触角・フセツの欠損が無いド完品なことで、
いつもは10頭くらい取ると4頭くらいは微妙な不足がありリリースするので大いに幸運だったと思います。

今回のお気に入りはでっぷりデカイ♀はもちろんですが、
48mmの雄は体格が良く、特に胸部ががっしりしておりたまらないカッコよさです。

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前回の煙草はにがかったのですが、今回は旨すぎで気絶しそうになりました。

玉砕・愛知マイマイ散策

2014.12.11 (Thu)
ここまでの玉砕は初めてです・・・・・

先週の日曜日、心待ちにしてリサーチまで徹底した愛知遠征を強行しました。
朝二日酔いの中6時に出発し、浜松まで。
そこからローカルで3時間かけ、愛知県の山間部河川敷まで。
非常に美しい環境でした。そして、マイマイに最高な物件がそこらじゅうにありました。
倒木も探すまでも無くいたるところにあり、理想的なゴミだまりが多数あります。
これは開始数分で達成かな?そんな感じで川沿いに降り立ちました。

普段は動きやすいように手鍬だけもって歩き、
マイマイが出たところでケースを取りだします。
しかし、マイマイマンションと呼ばれる物件に当たった場合は即ケースをださなければいけません。
なので、「これは120%いる!」と思った時はケースを出してスタンバってから採掘にかかります。
今回はそのような場面が20回ほどありました。
しかし、出ません。とにかく、皆無と言っていいほどマイマイカブリが出てこないのです。

久しぶりの遠征と、抜群の環境に上がっていたのも有り、
冷静になって周囲を見渡してみてあることに気づきました。
樹木の枝の分かれ目のゴミだまりが異常に多いのです。
さらに考えながら見渡してみると、倒木も異常に多いのです。
それで気づきました、これは台風で流されてきたものだと。

それだけの物件が有りながら、アオゴミムシがわらわらというのもないのです。
1.5mくらいのところにまでゴミだまりが有ります。
倒木だけでなく、アシなどもそこらじゅうにつもっています。
今年の台風でやられてしまった河川にきてしまったようでした。

5時間歩けなくなるまで粘りましたがダメでした。
計画を立てて、遠征をして採れないのは過去にも記憶が有りません。
良き旅でしたが、心に刻まれる悔しさを有する旅でもありました。

で、どうなのかというと、また次回の採集に向けて一層の高揚を感じます。
こういうこともあれば・・・思わぬところでとてつもない大物に出会ったりするのも採集です。
あの瞬間のあの生体を手にした瞬間はたまらないものがあります。
今回はたまたま出会いがなかったのですが、次には叫ぶ程の出会いもまたあるのでしょう。

野外のコクワの45mmは相当大きく感じます。
野外のヒラタの55mmは相当な迫力に感じます。
クワガタ専門で考えると、まぁ、普通でしょ、ってなりますが、
甲虫という視野でみた時の50mm台は相当な大きさです。

関東でも、マイマイを掘っていると、
10mm~20mmのゴミムシと一緒に出てきます。
40mm台でも、デカイ昆虫が出てきた!という感覚を持ちます。
50mm台のマイマイが出た時なんて発狂ものです。

今回は狂えませんでしたが、
現在計画中の兵庫広島遠征では是非ともそういう感激を味わいたいものです。


ホンマイマイカブリが欲しくて仕方ない

2014.12.04 (Thu)
ホンマイマイカブリが欲しくて仕方ない・・・・・
黒い50mmを超えるマイマイのことばっかり考えてしまっています。

今年のホペイは絶好調です。
ホペイと言うよりは、菌糸瓶が絶好調です。
熱帯魚と同じ部屋においているのが良いみたいで、きのこが全く生えません。
こちらは交換後1カ月以上たった菌瓶のタワーです。
菌糸の状況も、菌糸瓶購入時とほぼかわりません。
この列には27g超えのみがおります。
暴れがないのはもちろん、交換時に菌糸瓶内を一周もぜずにすべて落ち着きました。
このような動きは初めてです、実にうまくいっております。
積み上げ過ぎて上まで写っていません。
この列は重量級なので、ヘビー級のみの選別です。
それがこれだけ居るので大変贅沢です。右の劣化した菌糸は♀菌糸瓶で、
もう蛹室をつくっているのでこのような状態です。
IMG_0083 (1)


たまにホペイを手にとりますが、やはりホペイという種はたまらん魅力を持っています。
手に撮った瞬間に満足を感じます。
我が家の奇跡の佐賀もたまらない重量感です。
これほど純血にこだわりつつ極太く分厚くなった系統は過去にないですし、
その血が数列に分かれているところも嬉しいところです。
この先20年は余裕で続けられそうです。

過去の素晴らしい血統でも、かならず半数がこの時期は暴れました。
今年予想通りにいけば、佐賀を上回る北峰が量産できます。
去年は素晴らしい順昌を抱えきれないくらい算出するのが夢でしたが、
これはめでたく叶いました。素晴らしい個体が沢山出ました。
そして、その大半を里親にだすという贅沢までできました。

クワガタに関しては努力ができます。
しかし、マイマイカブリに関しては採りにいくしかなくて・・・・それか毎日オークションを眺めるかです。
私の個人的な価値観では、50mmを超えるマイマイカブリには5000円は余裕で出せますし、
60mmに近づくものであれば一万円代でもかまいません。
えげつない話かもしれませんが、例えば関東の美しいマイマイを採りに行くためには交通費で6000円ほど
も払って行っています。巨大マイマイをテラリウムで飼育するという贅沢をかんがみると、
高価でもかまわないように思うのです。お譲りいただける方とかいましたら声をかけていただきたいところです。

しかし、それでも我慢ができないので、今週末くらいには関西までくらいは遠征したいと思っています。
手に取れるかはおいておいて、デカイマイマイを割り出したという歓喜狂喜喜々には酔いしれたいものです。

依然ホペイは退屈な時期が続きます。
この退屈な時期が長ければ長いほど良好な個体が生まれているので楽しみで仕方ありません。
動きが有る3,4月までカウントダウンが始まりました。
2014年のカウントダウンはどうでもいいのですが、蛹化に向かって動くカウントダウンは、
期待と恐怖でいっぱいです。期待があるから、ホペイはやめられません。
畏れがあるので、蛹化時期、羽化時期はスリリングでこれまたやみつきです。

さて、こちらは種にしようか悩んでいる佐賀神埼。
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76mmで頭部は27.4mmなので、私の基準は満たしていません。
ですが、凄く顎が主張しているので存在感が有ります。
縦横比率の凄い佐賀と比べても1ランク違ったオーラを放っています。

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顎も太いですし、立体感が有ります。
彎曲系で、顎先が内を向きますが、国産の個性を超えることもそこから下がることも無い綺麗な個体です。
若干胸部にディンプルはあります。

IMG_0095.jpg
写真を撮るのが下手なんですが、それでもがっつりした顎で、
開いた時の迫力は相当です。
これとSAGA48をかけ合わせようかな、とか思っています。

失敗のマリンドッケ後半

2014.12.02 (Tue)
初齢から800cc一本で蛹化してしまったマリンドッケトリフォスの経過ですが、
2段階に分かれて蛹化しています。前回ブログに載せた2頭はほぼ同時に蛹化しました。
今日ボトルをみると、残りの2頭が蛹化していました。
800cc一本ですから、小さいですが、それでも、800cc一本ということではそれなりの大きさには
なってくれました。菌糸瓶の相性はよさそうなので、ちゃんと交換してあげるべきでした。
marin2111.jpg
まずは1頭目、そこそこ太いように見えます。頭部は私の満足度からすると小さいです。
それでも、細めのスマトラ並の太さには感じるので、この個体はそれなりに羽化が楽しみです。

marin2112.jpg
こちらは、写真では細身に見えますが、大顎に体積を感じました。
それなりにモリモリした感じはあります。頭部は・・・・・まぁ、熟成してないので仕方ないです。
腹部が意外としまっています。
いつもそうですが、ヒラタ、オオクワ、ホペイ問わず、後半の羽化ものには太めのものがくるように感じます。

この時期は普段は蛹化がありませんので、小さくても、ブリード失敗でも、楽しみになります。
いつになっても、半透明瓶から蛹を掘り出す作業は楽しく感じます。
リスキーなところもありますが、慣れればそんなに大したことないので、ワクワクして掘っています。

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今年は北峰に力を入れているので、イメージトレーニングにL-327を手に撮ってみました。
基本的に我が家のホペイはショップ直接購入にしています。
胸部が少し大き過ぎで、腹部は綺麗なんですがややアンバランスです。
しかし、顎は大変美しい個体です。

そういえば、昨日我が家の張飛が落ちました。
累代も凄く重なっていたので不安でしたが、そういう不安を払しょくして沢山の子どもを残してくれた
健全な♂で、しかも3年以上元気に生きました。
昆虫にはあんまり感情移入はしませんが、張飛の★には寂しさを感じました。
いままでありがとうございました。


今年の北峰幼虫は過去ベストな感じで育っています。
いつもは9月以降は食わないのですが、ちゃんと食っていますし、
キノコも何故か生えません。菌糸ビンは、交換後1カ月になりますが良好に安定しています。
熱帯魚水槽と同じ部屋に置いているのがよいのかもしれません。
凄く期待してしまいます。
王道の北峰で、凄い個体出したいなー、お金を出しても変えない形がでたらいいなぁー、
と思っています。
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